2018/6/26 リーディングカフェ Vol.9『わが星』

仕事終わりに、東温市横河原駅近くの横河原ぷらっとhomeへ。
リーディングカフェ、戯曲を読む会。進行は東温市地域おこし協力隊の高山力造さん。月一開催で、もう8ヵ月続いてるんだって。もうそんなになるのか。ちなみに今回が初めての参加。

リーディングカフェ Vol.9『わが星』
2018/6/26 参加
横河原ぷらっとhome(愛媛県東温市)

わが星。劇団ままごとの柴幸男さんの戯曲。
この物語を通じた、出会いはどれも大切なものだらけで、この本を、その場その時に集まった人達で一緒に読む、時間を過ごせたことがとても嬉しくて。

映像では何度も観た作品だけど、戯曲を読む、声に出して読む、みんなで触れる。新しい見方に出会う。驚いて、飲み込んで、そしてまた好きになる。
台本は、台詞のリズムやタイミングが戯曲に盛り込まれているから、なかなか見ない文体で。笑
みんなで狼狽えたり、笑ったり、挑戦したり。それもまた楽しくて。

ここから、わが星。

時報の音。心臓の音、鼓動の音。
あなたとわたし、今ともしも、が入れ替わる。
少しずつ、少しずつ速くなる度、景色は走馬灯のように駆け抜けていく。後ろを見るか、前を見るか。
戸惑いながらも出来ない、の先に前に前に進んだ時、
選べなかったたくさんのみんな、あるいは、でももし、と唱えるいつかや今の自分達が光速を越えて、世界を越えて応援する。力強い願い達が、希望となって後押しをする。

たとえたどり着かなかったとしても、強く願った事はまた、IFの僕の希望になる。
速く速く、光となって進む端には犠牲になるもの、消えていくもの、滅んでいくものもたくさんあるけども、彼らの消えていく、生きている姿そのものの希望や願いも、きっと背負って、たった一瞬、あなたに会うために。

どこにでもある、でも奇跡のような家族の一時も含めて。
穏やかに、かつ強く、死ぬことまで含めた生きる姿を見つめていてくれる。
衛星。傍にいてくれる、ってことがこんなに嬉しくて力強いもの。

やっぱり、大好きな作品。
もうここ何年もずっと、共に居てくれている気はしてるのだけど、また改めて、触れられることを。

https://www.facebook.com/events/238546406952894/

たどり着かなかったとしても、とかの一文を書いてるのが自身のネガティブさやなーとか思ったりするのだけど、
またもしもの誰かへの、じゃなく自分自身への、希望にはしたい。だからこその願いの強さだろうから。書いとく。

リーディングカフェも良い時間でした。だいたい月一開催のようです。次は7/31。

ちなみに"わが星"、劇団ままごとの戯曲公開プロジェクトにて公開されています。読みたい方はぜひ。
http://www.mamagoto.org

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