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【Z公園】ゴイサギ、エナガ

2024年5月12日(日)☀️  23/17度 Z公園 9:00-13:30

新しい場所へ行ってきた。
普段は自転車で行ける距離で鳥見をしたりネイチャージャーナリングをすることにしている。その範囲よりも広く、見たことのない鳥を見てみたい気もするけど、無理をしないことにしていた。

けれど、ちょっとだけ新しい風が吹いてきた気がする。

縁あって、A会に所属する女性から探鳥会のお誘いを受けたので参加してきた。
普段は穴蔵のような場所で、何に使うかも分からない製品をせっせと作っている。家族経営で、以心伝心で仕事が成り立つため、発する言葉はほぼなく、スーパーのレジで「ありがとう」しか言わない日もあったりする。
一人で電車やバスに乗るのも久しぶりだった。
乗り換えを調べたり、前日からソワソワ。

スイレン

天気は終日晴れではなかったけど、雨は降らないようで良かった。
早めに家を出たので、集合の時間まで余裕があった。
ベンチに座りスケッチをしていたら、(新しく買ったペンをお試し)
Sさんから声をかけてくださり、初対面のご挨拶。
しばらくすると、探鳥会のメンバーが集合して、公園を一緒に歩きはじめた。

アサザ

敷地のほとんどが池の公園。池には黄色いアサザ(初見)や、よく見るスイレンも綺麗に咲いていた。センダンの花が満開で風に揺れているところがとても美しかった。
最初にいたのはコサギ。水路のようなところで魚を狙っていた。
シジュウカラは姿は見えないが、あちこちで囀っている。
それから男性がゴイサギ を見つけた。赤い目のゴイサギ の成鳥。頭部から白い飾り羽がニョキッと出ている。この時は一本だけしか見えなかった。
肉眼では見えなかったけど、写真にトンボが横切るのを見つめる姿が写っていて面白いと思った。

トンボに驚いたような様子をしたゴイサギ

子供たちが、浅い小川に入って、エビやヤゴ を捕まえていた。
ちょっと肌寒いような日でも子供たちは元気だな。

クロアゲハ や、アオスジアゲハ などがヒラヒラ舞っている。
アカボシゴマダラのような蝶が飛んでいるが、赤い斑点がない。調べたら春型と夏型があって、春型は白っぽくて赤い斑点がないそうだ。春とはいつまでが春なんだろう?

エナガ幼鳥

は!エナガの鳴き声がする。と思って声のする方を見上げると、じっと枝に止まったまま動かないエナガがいた。いっ時もじっとしていないエナガに混じって、あんなに動かないのは初めて見たので、心配になってしまった。
しばらくすると動き出した。赤い眼瞼輪の幼鳥だった。頭部の黒い筋は茶色っぽかった。

探鳥会に参加したのは初めてだった。
人と一緒に行動するのが苦手だから、今まで避けてきた。
考えてみたら、鳥が好きな人たちが一緒に鳥を見て回る、一緒に楽しいことを共有する、それだけのことなんだよなぁ。

0512NJ




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