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【T川台公園周辺】カルガモ親子、イカルチドリ、カワセミ

2024年6月15日(土)晴れのち曇り 29/21度 5:00-8:30

4:40自宅出発。
気温が高くなり、早朝だけの鳥見の季節がやってきた。
気持ち的には7:00には終了して帰る準備をしたい。

中洲への坂道を下ると、やはりカルガモの親子がいた。
ス〜っと母ガモを筆頭に5羽の子ガモたちが泳ぎ去っていく。
中洲を挟んで川の流れが緩やかになっている場所だ。
本流から流れ込んでくる辺りでは、コサギが魚を狙っている。

辺り一面にハルシャギグが咲いていた。
誰もいない時間に、黄色い花に囲まれて不思議な気持ちになる。
聞こえるのは、チョロチョロと水の音と、セッカの鳴き声。

対岸にはアオサギが川ではない方を向いていたのが面白かった。
なんとなくいつも魚を狙っているイメージだったので。

魚を狙わず、岸のほうを向いているアオサギ

小さな流れのそばには、イトトンボやクモ、キタテハがいた。
木陰にはチョウトンボもひらひらと舞っていた。

数メートル先に、イカルチドリの幼鳥がいた。
驚かせたのか、全然動かない。
気づいているだろうけど、草の陰から、スケッチした。
アンパンを食べたりしていたら、動き出した。
動き出したのでスコープを左右にずらして見た。
そして、よく見ると4羽いた。兄弟だろうか?ちょっと距離を空けて羽を繕ったり、時々あくびをしていた。(あくびなのか?)
そうなんだよな。ちゃんとそこにいるのに、見えていない。
鳥だけではない。注意を払わないと、私たちは何も見えないんだ。
逆に注意を払ったものだけを見たり、感じたりしている。

イカルチドリ(幼鳥)
池のようになっている水たまりでカワセミが魚を狙っている

下流へ向かう。
別の土手から川の方へ近づくと、さっきのカルガモ親子が見えた。
今度は距離があった。母ガモは警戒はしていたかもだけど、ちょっと子ガモたちを休憩させたり、流れの早いところを渡って、浅瀬に連れていったりした。
オスたち?が先に浅瀬で水に顔を入れて餌を探している。苔かな?(藻ですね)
子ガモたちも小さなくちばしをパクパク動かしながら移動していた。

右の子・・・

5羽の中に1羽だけ、おかしな動きをする子ガモがいた。
羽を繕う時には、水に後頭部をつけて仰向けになったり、
母ガモの後ろを皆でついていく時には、急に反対を向いて、来た方向へ戻って行き、他の兄弟を連れていってしまった。母ガモが後ろに子ガモがいないことに「ハッ」と気づいて、後から子ガモの方へ泳いで行った。
何かちょっと危なっかしい感じ。オオタカやヘビなどに狙われてしまわないかな。

右の子・・

カルガモに夢中になっていて、ふと気づいたら、小さな砂礫の所にイカルチドリが飛んできた。
水浴びをして、小さな昆虫を捕まえた。

河原で、「パタパタ」と飛ぶ音がするな見ると、バッタだった。鳥かと思うくらい大きな音がする。ピョーンと飛んできて私の服にとまった!
さっき見たのは黄緑だったけど、これは薄茶色い。なぜ?

帰りがけ、川沿いの手すりにペリットが落ちていた。
以前にカワセミがペリットを吐き出したの写真で確認したら真っ白だったけど、それは赤紫蘇のような色をしていた。木の実のようなものも入っている。大きさは私の人差し指の関節くらい。(3.5cmくらい)結構大きいので、カラスのペリットかな?

カルガモ親子を観察していたら面白くて、8:00を回ってしまった。

NJ0615



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