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平凡な街の鬱陶しい出来事④かまってちゃん考

男が何事もなく立ち話をしていた私達の横を通り過ぎたと云う事は、特にKさんの事は記憶していないのかも知れない。
何度も客として買物しに来るのならまだ可愛いかも知れない。店のスタッフに少しでも良く思われたいとか。
でも全く違うのだと云う。
寧ろ、腹立たしい事を言うのだそうだ。

私は(あれっ?また人の神経逆撫でする奴か?)と呆れた。気に入られたいんじゃないのかね?

Kさんは顔をしかめて、心底気分悪そうにある日起きた事を話し始めた。
また男はずけずけと大きい声で喋っていた。
男が言うには自分は生活保護で暮らしているのだと。そして知人のKさんや他の同僚が働くスーパーマーケットの中で言い放った言葉は、
『働くなんて馬鹿らしいね、そんな事しなくても金は貰えるのに。』
脳みそ、腐っているかも知れない…。
忙しく働く人達のいる所で、他の来店している客もいるのに、気に入った女性がその場にいたかどうかまでは知らないが、こんな事、言う??

私は(人が離れる事をする人種がいるんだな。)と思った。何だか皆がちょっと遠いのは気づくみたいだ。
だが、やはり誰かと話したいのだ。それは分かる。そこまではいいのだが、ここからがなぜか違う。
(おかしいな?距離感が遠いな?そうだな、もっと大きい声で言ってみよう、聞こえなかったのかも?)
(何回も言った方がいいかな、聞こえるように。)
違う、違う!😨
そうじゃないんだよね!
そしてしつこいのでどんどん嫌われるのかも知れないのだった。

いやいや、お疲れ様です!一難去ってまた一難。

また続きます(;゚∇゚)


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