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「知識ゼロからはじめてもライティングを仕事にできるのか?」#研究報告書

◆実験の目的と背景

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なぜ働き方を見直すのか

あるときから私は、「このまま会社員として一生を終えるのか」という漠然とした疑問を持つようになっていました。

そう思ったきっかけは3つあります。

・コロナ禍において、旅行業が一斉休業状態となり、ライフワークバランスを見つめなおす時間ができたこと
・約9年培ってきた仕事の能力は、世間に通用するのかという疑問を持ったこと
・時間ができ、副業を始めたことをきっかけに、「自分に対する評価」を得たいと思うようになったこと

そこで出会った企画が「研究員制度」でした。

研究員制度と出会った私

ちょうど、新しい働き方を探し始めた私にぴったりの研究員制度。

変わりたいと思っていたのは、自分だけではなかったようでした。

「会社員」「フリーランス」「専業主婦」等々、立場は違えど、”働く”ことへ積極的に向き合い、良い刺激を与えあえるチームに出会うことができました。

研究員制度の中で検証したかった事

研究員制度への参加するにあたり、私が決めた設定目標はこちら。

「会社員という枠を抜け出し、自分の力だけで、収入を得ることはできるのか」

会社員でなくなったとしても、自分の腕一つで、生活できる収入を得ることができるのか検証していくことを決意した瞬間でした。

研究員制度として設定された半年間、ひとりで生きていく力を身に付けることへ挑戦してきました。

◆検証したいと思っていたこと

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具体的な数字を基に検証しよう

2021年5月当初の私の状況は下記になります。
・ランサーズにおいて、獲得金額0円
・主に活躍したい分野は「ライティング」


学び方と最終目標を設定

【ライティングの学び方】
・udemy(オンライン講座)ライティング部門の受講
・ブートキャンプ(ランサーズで稼ぐ方法を学ぶオンラインツール)への参加

【月別目標】
5月 実験開始(オンライン講座受講)
6月 〃
7月 案件受注(1円以上~)を目標
8月 以降未定
9月
10月
11月 生活できる程度の収入16~18万円(新卒初任給手取り程度)

◆研究活動の概要

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実験開始当初想定の活動概要

6月
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
・ライティング基礎勉強(本、YouTube)

7月
・準備が整い次第実践してみる
・慣れてきたらコンペも視野に実践していく

以降、未定でした。

実際に行った活動概要(副業、転職活動含む)

6月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
・ランサーズ提案
【活動】
・他社副業サイトにて受注、確認ミスにより中断
・転職活動のため副業活動軽減
・他社サイトにてネーミング落選
・他社サイトにてExcel事務作業落選
・ランサーズにてネーミング落選

7月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
【活動】
・ランサーズ2件落選
・他社サイト5件落選
・7月25日他社サイトにてライティング受注
 (依頼内容:1記事あたり2,000〜6,000字提出×20記事納品)

8月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
【活動】
・7/25にスタートした案件;9記事納品完了
 (3日に1記事納品ペースで進める)

9月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
・ライティング部門の個別ティールーム
【活動】
・7/25にスタートした案件;15記事納品完了
 (4~5日に1記事納品ペースで進める)

10月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ブートキャンプ参加
・ライティング部門の個別ティールーム参加
【活動】
・7/25にスタートした案件;20記事納品完了
 (4~5日に1記事納品ペースで納品完了)

11月
【勉強】
・udemyにてライティングの勉強
・ライティング部門の個別ティールーム参加
【活動】
・ライティング案件、応募せず受注せず

以上が活動内容報告です。

◆結論と根拠・気づき

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結論

副業で、本業の収入を得ようとするには、相当の努力と時間のかけ方が必要ということがわかりました。

根拠

普通の収入と思えるくらい稼ぐには、研究員の皆さんの話を聞いていても、コンスタントに20件程度はこなされていますし、常に2~3件かかえてまわしていくような生活リズムにする必要があるためです。


気づき

研究員期間中に、たまたま出会ったのが、コスパの悪い案件であったとはいえ、クライアントとはとても良い関係が築けたと思っていますので、それはそれで納得しております。
しかし、いくらほかの案件に出会っていても、おそらく半年で納得のいく結果にはたどり着かなかっただろうなということに気づく結果となりました。

◆研究に関する考察・これから

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<考え方・価値観>

当たり前のことですが、案件を引き受けた以上、途中で投げ出すことはできません。
もちろん、適当な仕事を提出することもできません。
つまり、本腰を入れて仕事に向き合う時間を確保する必要があります。
「副」業と聞くと、敷居が低いイメージでしたが、片手間にするという意味ではないということを実感しました。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>

具体的な成果は、ライティング20記事を無事完成し、クライアントからも良い印象で終えることができたことです。

これが、本当に意味のあるものだったのかは、今でもわかりません。
しかし、こういった仕事をコツコツ積み上げていくことで、自分の実績になり、それが自分というブランドになるということなんだと思うようになりました。

udemy受講に関しては、副業であるライティングにばかりではなく、本業へも有効に活用することができると感じました。

◆全体振り返り

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〈感想〉

ライティングを、副業として、本収入を目指すためには、まだまだ努力も時間も足りないと感じる研究期間となりました。
家事に育児に追われ、11月頃からは、本業の旅行業での仕事も増え始め、時間を作っているつもりではありましたが、相当のパワーを消費するということも実感しています。

<検証したかった事>

・コロナ禍において、旅行業が一斉休業状態となり、ライフワークバランスを見つめなおす時間ができたこと
→副業で、ライフスタイルを確立できるまでには、まだまだ時間をかけてリズムを構築する必要がある

・約9年培ってきた仕事の能力は、世間に通用するのかという疑問を持ったこと
→これまで大切にしてきた「丁寧、スピーディー、正確」な仕事をすることは、どんな案件でも、評価いただくことができて、自信につながった。

・時間ができ、副業を始めたことをきっかけに、「自分に対する評価」を得たいと思うようになったこと
→「仕事がしやすい、さらに仕事を頼みたい」というお声がけは、大変嬉しい評価でした。

<結論>

結論、研究目的は達成できませんでしたが、これからも勉強する姿勢は継続し、努力を怠ることなく前向きに、時間を見つけては、積極的に副業に取り組んでいきたいと思っています。

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