格闘技と武道の違い

はじめに
空手と言っても数多くの流派や会派が存在しております。

その中で、私があなたにお伝えするのは「剛柔流(ごうじゅうりゅう)」と言う流派になります。先ずは自分がこれから学ぶ流派名を覚えましょう!
「剛柔流」です。
覚えて下さいね!

数多くの流派や会派がある中で、極端に大きく分類すると、空手は二極化しています。

1つは格闘技(競技)としての空手です。これが最もメジャーで、ほとんどの方が空手のイメージでこちらを思い浮かべます。
競技として競い合い、お互いを高めるのですが、競技が前提で訓練をするため、体の大きな人や力の強い人が断然有利ではあります。

もう一つは武道や護身術としての空手です。試合で競い合う事を目的としていない為、試合の稽古は行いません。
その分、空手本来の技を習得することがメインになります。
本来、空手とは、力の弱いものがどのように窮地を脱するのかの護身術であるため、体の小さな人や力の弱い人ほどこちらの分類を学ぶべきだと思います。

どちらも短所や長所がある為、どれが正しいとか、どれが凄いとか、どれが本物かなどの話をしている訳ではありません。
単純に「違う」と言うだけの話です。

私があなたにお伝えするのは後者の武道としての空手になります。
従がって、試合に関して私がお伝えする事はありません。

受講を進めていくと形の稽古も行う事がありますが、武道としての伝統空手の形をお伝えしますので、大会用の形では無い事をご理解頂けると幸いです。

空手という武道を、護身術を学びながら体を鍛え、心身共に健やかな日々を送る為にお役立て下さい。


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