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美容整形した話

こんにちは、
実家が全焼したサノです。

突然ですが、先日僕は
目を二重に美容整形しました。

僕は自分の顔をイケメンだと
思ったことはありませんが、
見た目が原因ですごく嫌な思いを
したこともありません。

イケメンを見るたびに
「イケメンの人生送ってみたいなぁ」と
人なみに思うことはあるものの、
30年以上この顔で生きてきたこともあり、
馴染みのある顔ではあったので、
わりと満足していました。

それでも今回、
整形してみようと思ったのには
いくつか理由があります。

1つ目は、想像以上に周囲で
整形している人が多かったことです。

どこまでを「整形」というのか、
人によって定義が異なると思いますが、
僕のように目を二重にすることは、
一般的にも「整形」と言えるでしょう。

僕の場合は、メスを入れていないので、
より細かく分類すると
「プチ整形」にあたります。

僕の友人は、年代なのか、属性なのか、
男女問わず、美意識の高い人が多いです。

ひょっとすると社会全体とは
乖離しているかもしれませんが、
僕の友人だけでいうと、少なく見積もっても
20%程度はなんらかの整形をしています。

骨を削ったり、メスを入れたりするような、
大規模な整形をしている人よりは、
注射などを含めた
プチ整形をする人の方が多いです。

さらに美容目的の歯の矯正、
歯のホワイトニング、眉のアートメイクなども
広義の整形とするならば、
友人の半数近くが整形していることになります。

そんな背景もあり、
比較的整形に対するハードルが低かったです。

2つ目は、自分自身が整形に偏見を
持っているかもしれないと感じたからです。

僕自身の整形に対するスタンスは、

「好きにしていいと思う、自分はしないけど。」

というスタンスでした。
多くの人にとっても、
違和感のないスタンスだと思います。

前述の通り、僕の周囲に整形する人は多く、
親友と呼べる間柄の友人たちからも過去に、
整形したことを報告されたことが
何度かありました。

その時もいつもと同じ
「いいね!」という思いでした。
そして、やはりいつもと同じ
「自分はしないけど」という思いでした。

この「いいね!」という気持ちと、
「自分はしないけど」という気持ちに
全く矛盾はありません。

しかしその時ふと僕の頭によぎったのが、
かたくなに「自分はしないけど」と思うのは、
「今の自分に満足しているから」だと
思っていたけれど、そもそも今の自分に
100%満足しているわけがないよな…。
実は0.001%くらい、本当に無意識だけど
「ちょっと整形を見下している」
可能性はないか?という考えでした。

もちろん、整形には健康上のリスクもあるし、
思い通りの容姿にならない可能性も
あるだろうから、そういった
あらゆる可能性を考えたうえで
「自分はしないけど」という結論を
僕は出しているのだろうと思います。
意識的には今でも全く
見下しているつもりはありません。

しかし仮にわずかでも、無意識でも、
自分が「ちょっと整形を見下している」から
「整形しない」のだとすると、
なんか嫌だな、とモヤモヤしました。

被害妄想ならぬ、加害妄想です。

「整形を見下す人」が嫌だ、というより、
「親友の整形を見下す自分」が嫌でした。

そこで、
「じゃあ僕も1回やってみるか」
と思うようになりました。

ここで「じゃあ1回やってみるか」
となるのは、僕の人間としての
エラーというか、ヘンテコな部分なので、
このnoteを見て、
安易にマネをしないでください。

3つ目は、
かっこいい自分を見てみたかったからです。

先述の通り、僕は今の顔にコンプレックスが
あるわけではないものの、
自分をイケメンだと思ったこともありません。

イケメンになれるものなら、なってみたいです。

僕のペンネームが
「実家が全焼したサノ」なのは、
全国のサノさんの中で「実家が全焼した」
という珍しい特徴を持つ、サノだからです。

もし僕の顔が横浜流星さんだったら
「顔がほぼ横浜流星のサノ」に
なっていたかもしれません。

というか、これからなるかもしれません。

二重整形する際は、
自分のなりたい二重を
お医者さんに説明するのですが、
僕はこれまで、服や髪形を
自分で選んでうまくいった試しがないので、

「自然な感じで、良い感じにお願いします。」

とお願いしました。

次、目を開く時には、
本当に横浜流星に
なっているかもしれない。
そう思いながら手術に臨みました。

手術は麻酔の時間も含め、30分程度でした。

ちなみに元の顔で、
最後に撮った写真がこちらです。

次に、整形後の顔がこちらです。

若干、目が大きくなった気もしますが、
そこには、まごうことなきサノがいました。

整形後に何度かTwitterで
顔写真を投稿しましたが、
6万人以上のフォロワーさんが
いるにもかかわらず、
誰一人触れられることがありませんでした。

これからも「実家が全焼したサノ」として
生きていこうと思います。

いただいたお金は、切ないことに使います。