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過激なエッチで身を滅ぼした話

こんにちは。

実家が全焼したサノと申します。

皆さんがエッチなことに
興味を持ったのはいつからでしょうか。

僕がエッチなことに興味を持ち、
エッチな動画を初めて見たのは
中学生の頃でした。

当時は携帯の通信費が
定額制でなかったため、
エッチな動画を見るのにも
細心の注意が必要でした。

つい動画を見すぎてしまい、
何十万円もの通信費を請求される
若者が後を絶ちませんでした。

だから当時の中学生は、
最短距離でお気に入りのエッチな動画まで
辿り着くスキルが求められていました。

最短距離でお気に入りの
エッチな動画にたどり着くには、
絶妙な検索ワードを
考え抜かなければなりません。

しかし僕は、
この検索ワードを考えるのが苦手でした。

例えば「エッチ」だけだと、
そんなにエッチではないものも
出てきてしまいます。

そんなリスクを回避するために、
僕なりに一生懸命考えた末に
思いついた検索ワードは
「エッチ 過激」でした。

過激なエッチなんて、
絶対にエッチに決まっています。

早速検索してみたところ、
ちゃんとエッチなサイトが出てきました。

しかし選り好みできる余裕はありません。
選べば選ぶほど、通信費が
高額になってしまうからです。

僕は中身を吟味しないまま、
最短距離でなんとか
動画をダウンロードしました。

よくダウンロードに見せかけた
偽サイトへの誘導もありますが、
今回はちゃんと本物の動画でした。

あとは、中身がきちんと
エッチであれば成功です。

ドキドキしながら僕は
動画の再生ボタンを押しました。

すると携帯に映しだされたのは、
和やかに会話をしている
欧米系外国人の老婆2人でした。

僕の作戦は失敗に終わりました。

その日は枕を濡らしながら就寝しました。

それからしばらく経ったある日、
僕は友人とのメールに熱中するあまり、
全く勉強をしなくなってしまったため、
おばに携帯を取り上げられてしまいました。

※当時の僕はおばの家で暮らしていました。

1週間の携帯使用禁止処分がくだり、
僕は落ち込みながら、
自分の部屋でラジオを聞く日々を
過ごしていました。

その時僕が聞いていたラジオは、
正確なタイトルを忘れてしまいましたが、
「エッチに聞こえる言葉選手権」
みたいなコーナーをやっていました。

お姉さんがセクシーな声で

「あぁん・・・千歯こき」

とか言っていました。

今考えると頭がおかしいのですが、
当時はそんなのですら
ドキドキしていたのを覚えています。

そんなラジオを聴いていると、
突然、おばがものすごい形相で
僕の部屋に入ってきました。

千歯こきのドキドキと、
おばが突然部屋に入ってきたドキドキで、
僕は何がなんだかわりませんでした。

すると僕のおばは、
取り上げた僕の携帯を見せつけて、
こう言いました。

「これなんや?」

携帯をのぞき込むと、
過去に僕がダウンロードしてきた
エッチな動画が再生されていました。

思春期の僕がエッチな動画を見ることは
何もおかしなことじゃないと思いますが、
おばに動画を見られた恥ずかしさから、
僕は反論する気力がありませんでした。

「エッチな動画・・・」

と赤面しながら答えるのが精一杯でした。

するとおばは、

「あんたも男の子やし、
こういうの見るのはわかるし、
私も止めようとは思わん。
でもこれはあかんやろ!!!!」

と言いながら、新たな動画を再生しました。

そこには、和やかに話していたはずの
外国人のおばあちゃん2人が、
全裸で1本のバイブを奪い合っている
光景がうつっていました。

おばは涙目になりながら、

「こんなもん、エロやない!…グロや!!!」

と僕に怒りました。

僕は一体何に怒られているんだと思いました。

そして外国人のおばあちゃんたちも
一体何をやっているんだと思いました。

沈黙の中、僕の部屋には
おばあちゃん2人の
醜いバイブの奪い合いと
喘ぎ声が響いていました。

もう20年近く前の話ですが、
「エッチ 過激」で検索するのは、
もう二度とやめようと心に誓いました。


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大吉です!いいことありますように
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■実家が全焼したことのある新橋のサラリーマンです。■毎日、切なかった出来事を投稿しています。 ■大学院で経営学を学びましたが、経営していたBARは潰れました。■親が始めたカフェの食べログの評価は2.9です。