家、買ってみた(家探し編)

先日家を購入しました。

その際、家探し、住宅ローンの選定など、自身で実際に行ってみて知識が深まったので、noteに書き留めておきたいなと思います。


家を買うことになった経緯

私が家を買おうと思った動機は、家賃よりも住宅ローン支払いの方が経済的にお得だ、という考えがあったからです。

【プラス条件】
・同一条件の家であれば、家賃以下の住宅ローン支払いで済む
・住宅ローン控除が適用可能
・売却が可能
【マイナス条件】
・仲介手数料・修繕積立金・固定資産税など賃貸ではかからない諸費用が発生する
【制約条件】
・プラスがマイナスを上回るためには、一定期間、同一の家に住み続ける必要有
・住宅ローン控除が適用可能な家に住む必要有
・極端に資産価値が目減りしない物件を選ぶ必要あり

上記の制約条件を満たしつつ、プラス条件、マイナス条件を勘案すると、家を買うことは賃貸よりも経済的にメリットがあると考えています。

そのため、賃貸に住みながらも常々、良い物件見つからないかなーと家探しはしている状態で、何度か問い合わせを行ったり、内見に行ったりしていました。

なかなかしっくりくる物件がなかったのですが、今回ようやくこれだと思う物件を見つけることができました。

検討にかけた労力はだいたい以下の通りです。

検討期間:2019年9月〜2020年5月
問合せ会社数:2社
内見物件数:計10件程度

1社ごとの検討期間はだいたい2週間ぐらいで、物件探しを止めるか買うかを2週間程度で決め、間の期間は不動産情報ポータルをたまにみて…というような形でした。

家探し1期目

最初の物件探し期間では、近所の大手不動産仲介会社さんに直接お問い合わせして、物件を紹介していただく、という探し方でした。

このような物件探し方にしようと考えたのは、以下の考えからでした

1.大手は紹介可能な物件が多い
2.不動産情報ポータルに掲載されない物件がある

まず、大手は紹介可能な物件が多い、という点です。

これは、大手の不動産の仲介取引の件数の多さから、紹介可能な物件が多いと考えています。

参考:
https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/toukei/201909/201909_3ryutsu.pdf

次に、不動産情報ポータルに掲載されない物件がある、という点です。

これは、不動産情報ポータルが、広告料を支払って掲載しているものであることから、掲載しなくても買い手がつく物件はわざわざ広告料を支払う必要がないため、こう考えています。

このような考えで不動産会社へ伺い、中古マンションを中心にいくつかの物件を見繕っていただきました。中古マンションは、新築マンションや戸建てと比較して資産価値の目減りが緩やかでお得だと考えていたためです。

この時検討していたエリアは、品川区、目黒区、大田区あたりのエリアです。現在住んでいるエリアの近くで愛着と土地勘があったからです。長年住むことになるので、愛着があり、勝手知ったる地域の方が探しやすかったです。

不動産会社にて10~20ぐらいの物件の紹介資料を拝見し、その場で価格、築年数、駅徒歩分数、間取り、広さ、周辺環境…などを確認し、私と妻とどちらも見てみたいと思った物件を5件ほど選び取り内見に向かいました。

空室のため、その場で内見に行けた物件もあれば、売主さんがまだ住んでいる物件は日程調整した上で内見、という物件もあったのですが、結果から言うと、コレは、と思う物件はありませんでした。

正確に言うと、私はこの中だったらコレかな、と言う物件はあったのですが、妻が納得していませんでした笑

妻曰く、「コレだったらわざわざ住み替えるほどではない」

また周囲の物件購入経験のある同僚に経験を聞いてみても、「それなりに長く住むことになるのだし、慎重に」という意見もあり、今回の家探しは中断することに。

総じて言うと、周囲の人の客観的かつ冷静な意見に助けられ、結果的にこの判断は正解だったと考えています。

家探し2期目

次に物件探し熱が再燃したのは、今住んでいる家にモノが増えだし、少し手狭になってきたことがきっかけでした。

もう少し広い家に住みたい欲が出てきたところで、不動産情報ポータルを閲覧しながら物件探しをしていたのですが、この時は、中古マンションにこだわらず、新築戸建、中古戸建も検索対象に含めて探していました。

すると、以前家探しをしていた時に見ていた、間取り・広さ・築年数に対して明らかに価格帯の安い物件が見つかりました。

新築戸建てを検索している時に見つけた物件なのですが、なぜこんなに安いのかよく理由が分からず、不動産会社に問い合わせて内見してみよう、という話になりました。

この時、内見をお願いした不動産会社は大手ではなく、中小の不動産仲介会社でした。

問い合わせてみた結果、「タウンハウス」という形態の物件であるために安かったことがわかりました。

タウンハウスとは、

簡単に言うと「隣の住戸と壁がつながっている戸建て風の住宅」

引用:
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_room/townhous/

とのことでした。

ここまで何件も物件を見てきたのですが、タウンハウス、という形態の物件があることは初耳で、価格的にも安いことがわかったので、他に5件ほどタウンハウス、新築・中古戸建の物件含め、紹介・内見させていただくことにしました。

この中小の不動産会社さんは、どうやらマンションよりも、戸建てのご紹介が得意であることと、工務店をグループ会社に持っているようで、土地の仲介+注文住宅も相談可能で、土地も紹介していただきました。

また、私たちが探していたようなエリアを得意としている、狭域の不動産会社さんだったようで、1社目とはまた違った新たな発見がありました。

最終的に、土地+注文住宅か新築のタウンハウスとで迷ったのですが、新築のタウンハウスに決めました

以下が購入の決め手でした。

・駅徒歩分数
・周辺環境
・間取り・広さ
・上記と価格のバランス

ただし、このようにバランスを判断できたのも、1社目でマンションを含む、様々な物件を実際に確認していたためだと思います。

最後、物件を購入することを決めた時には、大きな買い物をした、という不安はありつつも、これだけ探して選んだ物件であり、間違いのない買い物だ、という確信が妻にも私にもありました

物件探しを振り返ってのまとめ

振り返ってみると、物件探しにおいて、以下のことが重要だったなと思いました。

・自分以外の人の意見を参考にすること
・戸建・マンションなど形態にこだわらず広く見てものさしを作ること
・納得のいく物件は必ず見つかるので妥協せず探し続けること

以上、物件探し編でした。

次は住宅ローン編を記事にしようと思っています。




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