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【 #ポケカ 】さのたそ式デッキの作り方【初心者向け】

はじめのご挨拶

こんにちは、こんばんは。
どーも、さのすけです。

今回の記事では、普段のデッキレシピ紹介とは少し趣旨を変えて、僕なりのポケカデッキの作り方・意識していることをご紹介していきたいと思います。

「自分流のデッキを作りたいけどデッキの作り方がわからない・・・!」「他の人はどうやってデッキを考えているんだろう?」
といった気持ちを持っている方向けの記事になると思います。
ご興味のある方は最後までお付き合いいただければと思います。

※あくまでも個人的な考え方なので、「さのさんはこんな風に作っているのか~」みたいな感じにとらえていただけると幸いです。

追記:
※本記事の内容は、2021年7月現在のスタンダードレギュレーション(エキスパンションマーク「C」、「D」、「E」のカードが使用可能)をもとに記載しています。レギュレーション内容は年月の経過とともに移り変わっていきますのでご了承ください。

それでは、さのたそ式デッキの作り方へ行ってみましょう。


0.デッキを作る時のルールの確認

デッキを作るその前に、ポケモンカードにおけるデッキを作る時の、最低限覚えておかないといけないルールを確認しましょう。

・ポケカのデッキは60枚で構成する。
・たねポケモンを最低1枚以上入れる。
・同名のカードは4枚までデッキに入れられる
(※例外はあり)
・基本エネルギーは何枚でもデッキに入れられる
(※最大59枚)

同名のカードについてのルールで一部例外はありますが、本記事はあくまでデッキ作りに主軸を置きたいので、深くは言及しません。ご容赦ください。

これらのルールを踏まえたうえで、デッキ作りに参りましょう。


1.デッキ作り ~組み込むカードの種類の枚数~

ここでは、デッキづくりにおいて1つの目安となる、カードの種類の枚数について解説していきます。

まず、ポケモンカードには主に以下の3種類のカードが存在します。

1.ポケモン
2.トレーナーズ
3.エネルギー

デッキの作り方記事_1

60枚のデッキの中でもカードの種類の構成・配分を僕がどのくらいを目安にしているかご紹介します。早速ですが、ざっくりカードの配分を見てみましょう。

・ポケモン:15~18枚
・トレーナーズ:30~35枚
・エネルギー:10~13枚

1-1.ポケモンについて

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ポケモンのカードは大体15~18枚くらいを目安にデッキに入れるようにしています。
ポケモンの中でも「たねポケモン」という分類のカードがあります。対戦の時にバトル場に1枚必ず出すカードですが、このたねポケモンは多ければ多いほどいいと思います。というのも、対戦準備の時に、最初の手札になる7枚のカードを引いたときにたねポケモンがいない状態、いわゆるマリガンしてしまう確率を減らせるからです。

マリガンしてしまうと、マリガンした回数だけ相手の手札の枚数にアドバンテージを与えてしまうことがあります。相手にアドバンテージを与えないためにも、マリガンしてしまう確率を減らしておきたいですね。
といっても、「じゃあたねポケモンは何枚にすればいいんだー!!;;」となりますね。僕の場合ですが、たねポケモンが最低でも10枚以上になる様に心がけています(10枚未満の時もざらにあります・・・w)。

確率の話になりますが(計算については触れないのでご安心を!)、たねポケモン合計10枚の内、最低でも1枚以上最初の手札で引く確率は約74%です。決して高いとは言えないですが、それでもたねポケモンを引ける見込みは十分にある数字かなと思います。

基本的には、「たねポケモンの数 > 進化ポケモンの数」となる様にポケモンの枚数は調整しているかなというところです。


1-2.トレーナーズについて

トレーナーズのカードはその中でもさらに種類が分かれています。

1.トレーナーズ:グッズ
2.トレーナーズ:サポート
3.トレーナーズ:スタジアム

さらにその内訳は、以下のような枚数構成になることが多いです。

・グッズ:15~20枚
・サポート:11~14枚
・スタジアム:2~3枚

●グッズ

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グッズは主にポケモンをデッキからサーチするためのいわゆるボール系のカードを多めにしています。そのほか、バトル場とベンチを入れ替えるためのカード(ポケモンいれかえ、ふうせん等)、その他補助系のカード(エネルギーつけかえ、ふつうのつりざお等)、妨害系のカード(リセットスタンプ、クラッシュハンマー等)などを入れるかと思います。

ポケモンをサーチするためのカードは、最低でも8枚以上はほしいところです。ポケモンをサーチするということは、自分の場を整えることにほかなりません。いかに自分の場を早く整えるか勝利をつかむための鍵となると考えています。場が整わなければ、相手から一方的にポケモンを倒されてしまい、負けにつながってしまいます。
最近は場を整えるスピードがより速くなっているため、ボール系のカード8枚でも少ないなと感じているので、この種類のカードも少しでも多いほど良いと思います。

●サポート

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続いてサポートですが、その役割は主に山札からドローすることが主軸になることがほとんどかと思います。ドロー系のサポート(博士の研究、マリィ等)は8枚以上入れるようにしています。山札からドローすることもまた場を整えるためのカードを引くことにつながるので、非常に重要なカードです。

その他の役割として、相手のベンチポケモンをバトル場に出すカード(ボスの指令)は必須といっても過言ではないサポートだと思います。このカードはデッキに3枚はほしいところですが、僕の場合は序盤で多く引いてしまい、ドロー系のサポートが引けなかったり、博士の研究で全部トラッシュせざるを得ない状況になることが多いです。どうして。。。

●スタジアム

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最後にスタジアムですが、このカードは自分と対戦相手の両方に働く効果を持ちます。双方にメリットを及ぼすことが考えられるため、どのスタジアムを採用するかよく悩むことが多いです。ですが、基本的には自分の場を早く整えることを優先的に考えるため、対戦相手へのメリットは割り切ってしまったほうがスッキリします。


1-3.エネルギーについて

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ポケモンが技を使うために欠かせないカードがエネルギーです。

デッキに入れるエネルギーの枚数については本当に諸説ありますが、僕の感覚的な話として、事故が起こりにくい枚数が12枚前後かなというところです。

エネルギーも、基本エネルギー特殊エネルギーという2つの分類に分けることができます。
どちらをどのくらいの割合で採用するのかは、デッキ次第なところはありますが、例えば、サポート「溶接工」や「メロン」を使いたいデッキであれば、そのカードの効果に対応した基本エネルギーを多めに採用します。
「サポートの効果を使いたいけど、対応した基本エネルギーが手札・トラッシュにない!」といった事故が起こる確率を低くするためにも、効果に対応した基本エネルギーを多く採用することが良いかなと考えています。

他にも、「バシャーモVMAXでエネルギー加速したい!」といったときは、バシャーモVMAXの技「ダイブレイズ」はエネルギーの種類に指定がなく特殊エネルギーをベンチのポケモンにつけることも可能であるため、特殊エネルギー多めのデッキにすることが考えられます。

2.デッキ作り ~最低限入れておきたいカード~

デッキ作りにおいて、僕が最低限このカードは入れておきたいなと思うカードをご紹介します。デッキの種類によっては採用枚数が記載の数と前後することもあるため、その辺りはご容赦ください。

●ポケモン
ミュウ(特性:ベンチバリア):1枚
デデンネGX(特性:デデチェンジ):1~2枚
クロバットV(特性:ナイトアセット):1~2枚
マーシャドー(特性:リセットホール):1枚
●トレーナーズ
クイックボール:4枚(ほぼ必須)
レベルボール:2~4枚(非GX・非Vのデッキにはほぼ必須)
ポケモン通信:2枚
しんかのおこう:2枚(進化ポケモンのデッキはほぼ必須)
ポケモンいれかえ:2~3枚
ふうせん:2枚(僕自身はUターンボード派)
ツールスクラッパー:1枚

博士の研究:4枚
マリィ:2~4枚
ボスの指令:2~3枚
●エネルギー
キャプチャーエネルギー:1枚

僕がデッキに最低限入れるようにしているカードはこのような内容です。もちろん、ここに書いてある通りにならないことも多々あるので、あくまで目安としていただければと思います。

3.デッキ作り ~環境対策~

こちらの項では前項で挙げたカードが関わってくることがあります。環境デッキに対抗していくためにはどのような対策を取る必要が出てくるのか、ご紹介していきたいと思います。

●ミュウ(特性:ベンチバリア)

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このカードは主に、ベンチのポケモンに対して攻撃(ベンチ狙撃)してくるポケモンの対策として採用します。主にデデンネGXやクロバットVを守ります。
ただし、最近では「インテレオン(特性:クイックシューター)」と「チャーレムV」のコンボによって完全な対策にならないことがあります。このミュウと合わせて採用したいのが「おおきなおまもり」「隠密フード」です。おおきなおまもりは汎用性が非常に高いため、おすすめのカードです。

●隠密フード

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前の項目でも触れましたが、インテレオン(特性:クイックシューター)やジグザグマ(特性:かんしゃくヘッド)、ガラルマタドガス(特性:かがくへんかガス)など様々な妨害系の特性を持つポケモンから自分のポケモンを守ることができます。

特に、「蒼空ストリーム」・「摩天パーフェクト」が発売された現在の環境トップに君臨している連撃ウーラオスインテレオンのデッキに対抗する策として、採用したいカードの1枚かなと考えています。

●ウィークガードエネルギー

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現在、様々なタイプのデッキが環境デッキとして存在しています。
ポケモンには弱点があり、弱点タイプのポケモンから技のダメージを受けたときそのダメージは元の技のダメージの2倍となり受けてしまい、「弱点じゃなければきぜつしなかったのに!」ということが多々発生してくると思います。
そんな時、少しでも相手が有利な状況を打開するためにこのカードを1枚採用しておくと、弱点を突かれてしまう様な相手でも、きぜつを免れてサイドレースが有利になるかなと思います。

●ツールスクラッパー

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最近の環境デッキを見ていて感じたことが「ツールジャマー採用のデッキが多いなぁ」ということです。ツールジャマーは相手のポケモンの道具(ツールジャマー以外)の効果を無効化できるポケモンの道具ですが、ポケモンの逃げるエネルギーを減らすふうせんや、HPを上げるおおきなおまもりの効果を無効化されてしまうと不利になる場面が非常に多く、厄介な存在です。

お互いのバトルポケモンにツールジャマーがつけられている場合、ツールジャマーでツールジャマーの効果は無効化できないので対策にはなりません。

少し前まではツールスクラッパーはデッキに1枚採用ほぼ必ず採用されていましたが、最近は採用しているデッキは減っている傾向にある様です。その隙を突いてツールジャマーが増えてきているのかもしれませんが、相手のツールジャマーついでにふうせんも壊しておけると考えると、ツールスクラッパーは有効なカードだと考えています。

10月4日追記:ツールジャマーについて
ぼくが効果を勘違いしていたのですが、ツールジャマーで効果を無効化できるのはあくまで相手の"バトルポケモン"についている道具だけでした。


4.最後に

デッキを作る時に僕が意識していることをつらつらと述べてきましたが、いかがだったでしょうか。なんとなく"デッキの作り方"という部分については説明ではない気もしますが、最初に記述ように、「こういう考え方もあるのかー」程度に思っていただければと思います。

また、オリジナルデッキ作りの参考にしていただければすごくうれしいです。

最近、毎日何かしら新しそうなデッキを考えているんですが、その時にふと、「考えているときは最強のデッキでいられるから一番楽しいな」と思いました。負けていなければ最強みたいなちょっとあれな考え方ですが。。。w

デッキ作りは楽しいので、この記事を読んでくださった方にもその楽しさをわかってもらえる日が来ることを祈っています。

また、ご意見やご感想、ご提案などコメント頂けますとすごくすごくうれしいです!!!!!

それでは、長々と書いてしまいましたが、このあたりで終わりにしたいと思います。次回こそ、デッキレシピ紹介の移行作業の続きをやるぞー!

また次回!!

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