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さのたそ備忘録1【ポケカ】

はじめに

どーも、さのたそです。

今回は、11月23日(火)にポケカのトレーナーズリーグに初めて参加してきたので、その備忘録として本記事を書くことにしました。
その上で注意点があり、本記事では使用したデッキの紹介をしますが、現在そのデッキを温めていることもあり公開することに制限を設けたいため、有料記事にすることをご容赦いただければと思います。

トレーナーズリーグでの戦績は2勝2敗だったため、その点を踏まえて記事を購入するかどうかのご判断を頂ければと思います。
古い記事のため無料化しました。

本記事で扱うデッキの代表カードはこちら、

代表カード

ビクティニVMAXとスイクンVになります!
ここに、自分なりに考えた環境デッキへの対応や、デッキに組み込んだカードの取捨選択についてご紹介していきたいと思います。

本記事は大まかに以下の内容で構成します。

1.使用したデッキについて
2.環境読みと対策
3.採用候補に挙がったカード
4.トレーナーズリーグ勝敗結果の詳細
5.デッキの良かった点・課題点



1.使用したデッキについて

トレリで使用したデッキは、ビクティニVMAXとスイクンVを組み合わせたオリジナルのデッキです。レシピは以下の内容です。

画像1

ビクティニVMAXとスイクンVはどちらも、無色エネ+タイプのエネの2エネで技を打つことができます。そこに注目し、メロン・キバナ+手張りで技を打てるような構成にしました。

以前にもビクティニVMAXは、ミュウミュウビクティニVMAXデッキとして環境トップにいましたが、はくばバドレックスVMAXの登場で白馬スイクンデッキの数が増えてからは弱点を突かれてしまうという点があり、炎デッキ自体数が非常に減ってしまいました。

そんな逆境の中でも、

・ポケカ環境がポケモンV主体になってきている
・ビクティニVMAXはポケモンVに対してめっぽう強い
・エネの要求が軽い

という点を考慮し、このデッキを握ることにしました。

デッキを考え始めた時は、サポートカードを安定して手札に持ってくることを考え、特性「いざなうしらべ」のチルタリスの採用を考えました。しかし、その場合にポケモンVの攻撃を防げるポケモンに対して有効打がなくなってしまうため、いざなうしらべ軸は諦め、うらこうさく軸でデッキを組むことにしました。
インテレオンのアタッカーの役割にも重きを置きたいため、うらこうさくインテレオンの採用は2枚にしました。

エネルギーは手張りだけでも間に合うことが多いため、メロン2枚・キバナ1枚と採用枚数を抑えめにしています。

環境に多そうな水タイプの対策を厚めにすること考慮し、ウィークガードエネルギーは2枚採用しています。

HP70のメッソンを採用している理由は、クイックシューター3回で落ちないという点です。序盤はジメレオンへの進化ですぐにHPを増やせるため連撃のメッソンを立て、中盤以降でメッソンが欲しくなったときはHP70のメッソンを立てるようにしています。



2.環境読みと対策

第一に使用者が多いであろうデッキとして、ミュウVMAXデッキ・三神ザシアン/ガラルファイヤーデッキ・白馬スイクンデッキ・黒馬マホイップデッキを考えました。

基本の動きとして、

・対Vポケモン  ・・・ビクティニVMAXで1回の攻撃
・対VMAXポケモン・・・ビクティニVMAXで2回の攻撃
・対ビクティニが苦手なポケモン・・・スイクンVで攻撃

を想定しました。

次いで多いであろうクワガノンデッキは、マッチングしたことがないため、うまく立ち回れるかわかりません。またビクティニVMAXの1回の攻撃でクワガノンを倒せない点について、考える必要があります。考察については後述します。

以下は各デッキと戦ってみたときのメモです。

●対ミュウVMAXデッキ
ビクティニVMAXを立てることができれば有利に戦える相手。ゲノセクトVの特性を止めるorテンポを遅らせるために「頂への雪道」を採用。オドリドリを立てられた場合、スイクンVの打点をずらされてしまうため注意が必要。
ウィークガードエネルギーの採用率が高いため、ゲノセクトVの弱点を消されてしまうことを考慮する必要はあり。弱点が有効な場合、ビクティニVのフレアシュートでも倒せる。
格闘道場型の場合、スタジアム採用数が多いと思うため、雪道で完全に止まることは少なそうな印象。サイド差を作ると一気に逆転される可能性があるため、サイドの取り方を考える必要がある。

●対三神ザシアン/ガラルファイヤーデッキ
ザシアンVやガラルファイヤーVをあまり展開せず、三神単騎で突っ張られることが多いため、三神を倒すことを考慮する必要がある。ビクティニVMAXは三神に対して打点が出せないため、スイクンVでの攻撃を絡める必要が出てくる。オルタージェネシスGX後のアルティメットレイでビクティニVMAXが確定2発になってしまうため、マオ&スイレンを採用して相手の打点をずらすことを想定。

●対白馬スイクンデッキ
ビクティニVMAXが弱点を突かれるため、スイクンVを主体に戦う必要がある。ビクティニVMAXにウィークガードエネルギーが付けば競り勝てることもあるが、うねりの扇が入っていることが考えられるため安心感はない。ビクティニVMAXにウィークガードエネルギーを2枚つけることも想定してよい。弱点を考えなければ、デッキ全体の構成が似ているため、同じデッキパワーだと思う。

●対黒馬マホイップデッキ
ゲンガー&ミミッキュGXのホラーハウスGXでこちらのテンポを遅らせられた場合に注意が必要。当初、トキワの森を採用していたが、頂への雪道がすごくほしかった。

●対ゲンガーデッキ(ジュラルドンゲンガー/ドガスゲンガー)
いちげきエネルギーでの打点アップがくせもの。ゲンガーVのペインバーストでスイクンVが倒されてしまう火力になるため、タフネスマントは着けたい。いちげきエネルギーが3枚付いたキョダイマルノミは310点出るため、ビクティニVMAXもヒート炎エネルギーで耐久を上げておきたい。

●対連撃ニンフィアゼラオラ
ゼラオラが見えた時点でベンチバリアのミュウを立ててクロスフィストのベンチ狙撃をケア。バシャーモVMAXでエネ加速をするタイプだったため、バシャーモVをスイクンVで弱点を突いて倒せた。ポケモンVがほとんどのデッキだったのでビクティニで終始有利に戦えた。
オクタンを立てられる前のテッポウオの時点で倒せると、連撃の特殊エネルギーのサーチを遅らせることができるため、それも視野に入れると良かった。


以下はマッチングしたことがないデッキへの考察です。

●対クワガノン
クワガノンに進化された場合、ビクティニの攻撃1回で倒すことができないため、スイクンVで攻撃する必要がある。また、スイクンVが雷弱点のため、ウィークガードエネルギーをつける必要もある。サイドレースが不利になるため、こちらのスイクンV1匹につき、相手のクワガノンを2匹倒すことを要求される。
クワガノンをクイックシューター+弱点込みで倒すため、一撃のエビワラーの採用も考えたが闘エネを要求のため、踏みとどまっている。
ぶっちゃけてしまうと勝てるかどうかわからない。。。



3.採用候補に挙がったカード

●トキワの森
基本炎エネと基本水エネを潤滑に回せるようにするために当初採用していたカードです。しかし、対戦をしているうえでこちらの恩恵よりも相手への恩恵のほうが大きいような気がしたため、相手のV・GXの特性を止めることを優先して頂への雪道とエネルギー転送に変更しました。

●ビクティニV(ひろがるほのお)
炎エネが少ないため、上技のひろがるほのおを使う機会がほとんどないという点と、下技のエネバーストが相手依存でダメージを期待できないという点から、採用をしないことにしました。
ちなみに、こちらのビクティニVは逃げエネが2で、フレアシュートのビクティニVは逃げエネが1です。

●ガラルギャロップV
ビクティニVMAXが一撃で倒せないポケモンGXに対抗する手段として、ガラルギャロップVの技「リブラホーン」に注目しました。ただし、前述のクワガノンデッキ相手がやはり厳しいと思い、クイックシューターのインテレオンで打点調整することに変更しました。

●バイウールーV
クワガノンと三神に対抗する手段として考えましたが、無色3エネ要求でメロン・キバナでは1ターンで育たないという点から採用を断念しました。

●ツールジャマー
枠があればツールスクラッパーと両採用したいカードです。エネルギー転送に枠を譲ったため、採用を断念しました。枠があれば本当にほしいカードです。

●いちげきのエビワラー(クリーンヒット)
相手のバトルポケモンが進化ポケモンなら闘1エネで70点出せる闘タイプのポケモンです。クワガノンに対して弱点込みで140点、そこにクイックシューターを入れることで倒すことができます。
エネルギー相性が悪いという点と、対クワガノンだけのために採用するのかということを考えて、採用を見送りました。



4.トレーナーズリーグ勝敗結果の詳細

気になる(?)トレリの戦績は以下の通りでした。

1戦目 対 連撃ニンフィアゼラオラ 6-1 勝ち 先攻
2戦目 対 ゲンガージュラルドン  3-6 負け 先攻
3戦目 対 ドガスゲンガー     0-6 負け 後攻
4戦目 対 三神ザシアン      6-2 勝ち 先攻

●1戦目
相手のデッキがV主体の構成だったため、終始ほぼ有利に戦えました。
終盤、こちらがボスの指令を消費しきっていた状態で、相手がモミを使いニンフィアVMAXを全快させられたときは、時間切れの両者敗北を覚悟しましたが、その後も冷静にプレイを進めなんとか時間内にサイドを取りきることができました。この時ばかりはワタシラガVが欲しいと思いました。

●2戦目
ビクティニVが2枚サイド落ちしていたため、ビクティニVMAXを立てられずゲンガーV/VMAXのみで押し切られてしまいました。
先攻2ターン目でマリィを使ったのですが、その後事故り気味でした。しかし、うらこうさくを使うタイミングはあったため、ビクティニのサイド落ちで冷静さを欠いてしまっていたなと反省です。

●3戦目
ガラルマタドガスを立てられはしましたが、バトル場に出てくることがなかったにもかかわらず、うらこうさくできず、ベンチが育たずで負けてしまいました。

●4戦目
中盤以降はやはり三神単騎で突っ張られましたが、序盤に頂への雪道で相手のテンポを非常に遅らせられていたため、しっかりと倒しきることができました。

4戦中2勝2敗と、初めてのトレーナーズリーグにしてはぼちぼちな成績だと思いますが、まだまだ自分の実力とデッキを扱う練度が足りていないなと痛感しました。



5.デッキの良かった点・課題点

●良かった点

トキワの森の採用をやめ、頂への雪道に変えたことは非常に良かったと思います。ポケモンV・GXの特性で展開するデッキに対するパワーが大きくなったため、こちら有利の状態で進められる展開が増えました。

今回のトレリではありませんが、練習の時にHP70のメッソンを採用していたことにより、クイックシューターで倒されなかったということがありました。これは狙い通りだったので良かったと思います。

●課題点

課題はまだまだ多いです。
特殊エネルギーのサーチ手段がないため、ほしいときにウィークガードエネルギーを持ってこれません。

また、序盤でメロンを使いたいときに、水エネをサーチできてもトラッシュに落とせないということがありました。そんなときは溶接工が欲しいなぁと思ったので、溶接工も採用したハイブリット型にするのも良いかもしれません。

相手の手札に干渉したいけどメロンかキバナを使いたい、ということが多かったので、マリィはリセットスタンプに変えてしまっても良いかもしれないなと思いました。マリィがいい方向に動いた記憶がないかもしれない・・・

Cスタンのカードがスタン落ちした後はV/VMAXの環境になるため、ビクティニVMAXの出番なのですが、ウィークガードエネルギーがスタン落ちすることにもなるため、またしても水弱点の逆境状態になるのかなと心配しています。

あとベンチバリアのミュウがいなくなったあと、ベンチバリア的な効果の後継カードは出てくるのかという心配な点もありますね。



最後に

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございます。今回作ったデッキは今後も煮詰めていって使用していく予定です。
デッキの内容からすると、以前環境にいたFTB(溶接工バレット)のようなタイプのデッキだと思います。今後も、無色エネ+1エネで技が打てるポケモンVが出てきた場合に強化される(かもしれない)デッキですね。

ビクティニVMAXは攻撃ポテンシャルが非常に高いカードだと思うので、今後も活躍させていきたいなと思います。

今回のトレーナーズリーグや練習として行ったジムバトルで、ビクティニVMAXのテキスト見せてもらえますか?と言われることが多く、ここ半年以内にポケカを始めた人も多いんだなぁという印象を受けました。

パックが買えない状態が続いていたのに、ポケカユーザーは増えているんだなぁと驚きました。でも、ポケカを純粋に楽しむユーザーが増えて嬉しいですね。

最近ポケカのパックがまた買えるようになってきて、その嬉しさもあります。次のハイクラスパック「VMAXクライマックス」も発売がいよいよ迫ってきていますね。キャラクターレアはイラストが良いものばかりなので、開封が楽しいパックになるんだろうなとワクワクしています。

ポケモンセンター以外カードショップでの予約もそれなりに枠が多そうなので、もっともっと多くのポケカユーザーの手に渡ってくれるように祈っています。

それではまた次回、ばいばーい!

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