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東京新聞杯回顧

これまでに30年以上の時間を積み上げてきた競馬の研究材料、某競馬新聞社トラックマンからの情報を中心に、無料で馬券に直結する話を綴っています。

【東京新聞杯回顧】

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15◎ナミュール
3○ジャスティンカフェ
2▲ウインカーネリアン
4△ピンハイ
16△プレサージュリフト
13△サクラトゥジュール
12△シュリ
5△インダストリア
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▲◎△で
三連単45,900円
三連複 8,120円

予想も馬券も当たりましたが、
2着馬、3着馬が8枠ということで
ビシッと大量投下とはいかず…。

力強くドヤッ!とはいきません。


1着 ウインカーネリアン
発走調教再審査に専念したため、
馬体が太くなってしまい、
プール調教を増やしたそうです。

当日はプラス10キロ。

Roberto系らしく
腹袋がしっかりしているので
体型的なものはありますが、
それでも皮一枚分、太く映りました。

ゲート対策でパシュファイヤー
(網状の馬具を
目を覆うように装着することで
落ち着きを維持させる効果がある)
を装着したことは大きな変更ポイントでした。

ただ、ゲート内で
少し腰を落とし気味で
半馬身ほど出遅れました。

立ち上がらなかっただけマシ
という見方はできますが、
まだまだ安心はできませんね。


今年の三浦皇成騎手はここからが違います。

年明けから
妙にハナに行く競馬が目立ち
今回も強気に攻めて逃げる形に。

インコース有利な馬場状態とはいえ、
前半5F 57秒1 は楽なペースではありません。

やや太目の馬体で
きついラップを刻んでの勝利。
アタマ差以上の強さを感じました。


2着 ナミュール
課題のスタートをしっかり決めて
縦長になった分、8枠でも
2~3頭分外を回るだけで済みました。

ただ、左手前へ戻すのが早かった気がします。

得意の右手前をもっと使いたかったはず。

不器用というか、
善戦ウーマンというか、
枠順を含めて"ツキ"がない馬という印象です。

それにしても
横山武史騎手はムチの持ち替えが速いですね。

弱点であるブレを最小限にして
エンジンを吹かし続けることに成功

これは鞍上のおかげでしょう。


3着 プレサージュリフト
縦長になった分、8枠でも
3頭分外を回るだけで済みました。

二人引きでも落ち着き払い、
肌ツヤも冴えていました。

ここ2戦、やけにデキがいいので
プレサージュリフト=冬馬
取扱説明書としてインプットしておきましょう。


4着ジャスティンカフェ
マイルチャンピオンシップの
パドックは最後方を歩いて
カリカリしていましたが、
今回は馬番順にちゃんと歩けていました。

精神面の成長は伝わってきました。

横からの映像では
不利を受けているように見えましたが
前方からの映像で確認すると
思ったほど大きな不利ではありませんね。

左回りだと
若干左側のハミを噛む面があり、
ビュッとはきますが、
意外にそれが長続きしません。

好枠でしたし、
現状の力は出し切ったと思います。


残念だったのは
8着のピンハイ(3番人気)。

土曜の考察では以下のように話しました。
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この中間、
ウッドコースで
5ハロン74.4秒、72.8秒
坂路コースで
4ハロン55.1秒、55.8秒、58.0秒
さすがに時計平凡です。
馬体考慮とはいえ、平凡すぎます。
これはひと夏越しても
"期待ほど馬体が成長しなかった"
ことの証でもあります。
相当走る馬ですが、
まだ心身ともにつぼみということ。
正直言いまして"半信半疑"。
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この悪い予感が当たってしまいました。

休ませたのに6キロ減(406キロ)。
二人引きでもカリカリ。

せっかくソフト調教にしたのに…。
このパドック周回はひどかったですね。

田中克典厩舎にはがっかり。
馬の仕上げもコメントの精度もひどいもんです。

『期待ほど馬体の成長はないが地力に期待したい』

このようなコメントを出していれば
3番人気にはならなかったのでは?


東京・芝コースは
残り2週もDコース使用です。

このまま"イン有利"の傾向は続くのでしょうか?

4日・5日は3場(東京・中京・小倉)すべてが
"イン有利"。

ただでさえ経済コースは有利なのに
ここまで"イン有利"の馬場状態だと
レースがつまらないです。


阪神開幕でどう競馬が変化するのか?
馬場傾向を含めて、しっかり見守ってゆきましょう。


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