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阪神ジュベナイルF考察

【阪神ジュベナイルF考察】

先週のチャンピオンズカップで

キングカメハメハ
スペシャルウィーク
血統を持つ馬が複数、
上位入線していたので、

阪神ジュベナイルフィリーズも
血的傾向を徹底調査してみました。

2001年に
この長~いレース名へ改称されてから
21頭が勝ち上がっています。


優勝馬の"種牡馬"上位は

3勝 ディープインパクト
2勝 ダイワメジャー
2勝 サンデーサイレンス

優勝馬の"母の父"上位は

Caerleon 3勝

"母の父"部門での
複数勝利は Caerleon のみ。

・ピースオブワールド 2002年
・ブエナビスタ 2008年
・ジョワドヴィーヴル 2011年

これは意外な発見でした。

他の18頭はすべて"母の父"が異なります。

3勝 "母の父" Caerleon
1勝 "母の父" Dixieland Band
1勝 "母の父" Elusive Quality
1勝 "母の父" Flower Alley
1勝 "母の父" Highest Honor
1勝 "母の父" In The Wings
1勝 "母の父" Lizard Island
1勝 "母の父" Monsun
1勝 "母の父" Nijinsky
1勝 "母の父" Not For Sale
1勝 "母の父" Salt Lake
1勝 "母の父" Singspiel
1勝 "母の父" アドマイヤジャパン
1勝 "母の父" オペラハウス
1勝 "母の父" キングカメハメハ
1勝 "母の父" サクラユタカオー
1勝 "母の父" サンデーサイレンス
1勝 "母の父" ステートリードン
1勝 "母の父" ルション

そして昨年の優勝馬
サークルオブライフ
シーブリーズライフ
Caerleon 3×4クロスという
強烈なクロスを持っています。

やはりこのレースは
『Caerleon血統』
鍵を握っているようです。

登録段階で5代血統表にて
Caerleon 血統内包馬

・キタウイング
・サラサハウプリティ
・シンリョクカ
・ブトンドール
(アイウエオ順)

最終的には
・キタウイング
・シンリョクカ
・ブトンドール

が出走にこぎつけました。


とにかく『Caerleon 血統』に注目するべきかと。

特に狭き門を抽選突破した
シンリョクカには"最大級の警戒"を払いたいところ。


それでは発表します。


12月11日【日曜・阪神11R】
阪神ジュベナイルフィリーズ


9◎リバティアイランド
3○シンリョクカ
15▲ムーンプローブ
16△ドゥーラ
17△ウンブライル
18△ラヴェル
5△モリアーナ
14△ブトンドール

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それでは詳しく見ていきましょう。
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【阪神ジュベナイルフィリーズ】

本命◎はリバティアイランド

前走は明らかにミス騎乗。
直線で仕掛けを待たされてしまい
横へカニ歩きしてロス大。

川田将雅騎手、
リバティアイランドの馬柱を
汚してしまった責任は重いです。

馬場のいい新潟コースとはいえ
初戦の上がり3ハロン31.4秒は桁違いの数字。

ヤンキーローズ
オーストラリアでGIを2勝していて
2歳牝馬チャンピオン
3歳牝馬チャンピオン。

祖母Condesaarには
Best in Show 4×3という超良血クロスがあります。

まるで絵画から抜け出てきたような
美しい馬体の持ち主。

デビュー戦のパドックから
異様なオーラを醸し出していましたからね。

"桜花賞までノンストップ"という評価をしています。


○シンリョクカは冒頭で話したように
Caerleon 血統内包馬です。

初戦は後半600m
11.6秒→11.0秒→11.1秒
という速いラップの中、
スコンと抜け出して0.6秒差(3馬身半)をつけています。

切れに切れます。
この馬が大穴候補。


▲ムーンプローブ

阪神1600mを連勝中。

経験値として大きく評価できます。

しかも2戦ともに早目先頭できつい競馬。
最後は右手前へ替えてしまい、リズム一息の競馬でも2連勝。

もっとためる競馬ができれば
さらに切れそうなイメージがあります。


△ドゥーラ
2週連続で調教VTRを拝見しましたが
かなり仕上がりは良さそうですね。

ただ、前走でも
パドックはややチャカついていました。

イシスもそうでしたが、
キングヘイロー×ステイゴールド
という配合はカァーッとする要素を持ち合わせています。

初めての当日輸送で
イレ込みチェックが最重要ポイント。


△ウンブライル
直前の3頭併せが素晴らしい動きに見えました。

全兄ステルヴィオ
朝日杯フューチュリティSで
ダノンプレミアムの2着でした。

完成度の高い血筋ですし、
いい意味で相手なりに走れるはずです。


△ラヴェル

初戦が12頭立て、2戦目が10頭立て。

スタートに課題が残り、
いきなりの18頭立てがどう出るか?

半姉ナミュール
(父ハービンジャー)同様に
体つきは薄くてまだまだつぼみ状態。

能力上位は明らかですが、大外18番は試練ですね。
一抹の不安あり…という感じ。


△モリアーナは前走で
札幌2歳S=2着ドゥアイズに完勝。

やや寸の詰まった体型で
1800mより1600mの方が合いそうです。

あとは武藤雅騎手ですね。
折り合いをつけるのが上手な印象はないので
やはり不安はありますよね。


△ブトンドール
今週、栗東坂路で11.5秒をマーク。

7日の栗東坂路にて
古馬を含めたトータルで第一位。
これは立派な数字です。

超ピッチ走法で細かく細かくステップを刻んで
歩数の多さで勝負する馬。

差しに徹すれば1600mも克服可能です。


同じCaerleon 血統内包馬である
2番 キタウイングまでは印を回せませんでした。
直前の追い切りVTRを見て手応え今イチと判断。
泣く泣く無印にします。


でも怖いから100円だけ押さえる予定です(笑)



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