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社会福祉法人「釜ヶ崎ストロームの家」

【2021年5月から】

あいりん地域には、アルコール問題に悩む方がたくさんいます。
「釜ヶ崎ストロームの家」は、アルコール依存症からの回復を目指すための居場所として、約20年前から地道に活動を続けておられます。

2021年5月から「釜ヶ崎ストロームの家」の皆さんが、あいりん手作りマスクプロジェクトに協力してくれています。

古着のリサイクル活動をしているボランティアさんから、マスクの生地になりそうな古着が、釜ヶ崎ストロームの家にたくさん届きます。

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いただいた古着は、素材ごとに仕分けして、丁寧にたたんでいきます。

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たたんだ衣類はダンボールに入れて、
マスク縫製を手伝ってくれているボランティアさんに郵送します。

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誰でも手軽にマスク作りに取り組めるよう、古着を活用したマスクキットも作っています。

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このほかにも、ゴム通しの作業や、ゴム紐をカットする作業も手伝ってくれています。


お酒は決して悪いばかりではありません。
人間関係を円滑にするため、生きていくために、アルコールが必要だった人もたくさんいます。

だけど、生き抜くために必要だったお酒が、
いつのまにか寿命を縮めたり、生活を破壊させていくこともあります。

あいりん地域には、居酒屋や酒自販機が多いですが、
アルコール依存症からの回復を支える場所もたくさんあります。

「ふるさとの家」では、AA(アルコール依存症者の自助グループ)があります。
「喜望の家」では、アルコール依存症の回復プログラムがあります。
「釜ヶ崎ストロームの家」は、仲間との作業をとおして、お酒がなくても人間関係や暮らしが豊かになるよう過ごせる場所です。

うまくいかない日があっても、またチャレンジしてみようと思えるのは、
仲間の存在が大きいです。

https://kamagasaki-strohm.webnode.jp

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