途中経過

3月中旬に始まった小さな取り組みですが、少しずつ協力の輪が広がり、現在のべ150名以上の方々がプロジェクトに携わっていただいてます。

皆さんのおかげで5/21時点で3130枚の手作りマスクが集まり、2748枚の手作りマスクを下記団体へ寄付することが出来ました。

あいりん地域ではマスクを着用している人の割合が少しずつ増えています。

ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

【マスク配布先(配布総数2748枚)】
・あいりんシェルター        (250枚)
・ふるさとの家           (50枚)
・子どもの里            (71枚)
・大阪社会医療センター       (400枚)
・Minamiこども教室         (50枚)
・にしなり☆こども食堂       (94枚)
・炊き出し             (300枚)
・杏林記念病院           (200枚)
・いまみや小中一貫校        (103枚)
・野宿者ネットワーク夜回り     (130枚)
・新型コロナ・住まいと暮らし緊急プロジェクトOSAKA (200枚)
・緊急生活相談会          (100枚)
・高齢者特別清掃事業        (800枚)


【あいりん手作りマスクプロジェクトについて】

大阪市西成区に位置する「あいりん地区」には、野宿を余儀なくされている方、不安定収入のため簡易宿所に滞在している方、生活保護を受給している方など、いろいろな事情を抱えた人たちが密集して暮らしています。65歳以上の高齢男性が大半を占めており、ほとんどの方が基礎疾患を抱えています。不安定な暮らしの中では病気とじっくり向き合う余裕がなく、風邪など些細なことがきっかけで病気が重篤化することも珍しくありません。
 この地域での暮らしは集団および共同生活の機会が多いです。たとえば、野宿者が一時宿泊できる「あいりんシェルター」には、毎日270人前後の方が共同空間で宿泊しています。シェルターだけでなく、炊き出し、昼間の居場所スペース、救護施設、簡易宿所、高齢日雇いを対象とした清掃業務など、集団を対象とした社会資源がほとんどです。
 このような地域特性からも、あいりん地域では感染症が蔓延する可能性が高く、いったん感染が拡大するとここで暮らす多くの人々が重篤化すると考えられます。
 残念ながら新型コロナウイルスとは長期間にわたり付き合っていかないといけない状況です。これから暑い季節を迎えるので、マスクを着けて生活することは大変ですが、ふたたび感染者数を増やさないためにも、しばらくこのマスクプロジェクトは継続する予定にしております。
 1人でも多くの方にマスクが行き届くよう、皆さんのご協力をお待ちしています。


【参加方法】
・裁縫が苦手でもミシンや生地がなくても誰でも参加できます。手元に生地がなければマスクキット(5枚分)を郵送でお渡しさせていただいてます。
・マスク作りに協力してくださる以外にも、未使用の不織布マスクの寄付、未使用のアベノマスクの寄付、ガーゼ生地やマスク紐の寄付、金銭カンパなども受け付けています。
・ご協力いただけそうなお知り合いにも情報提供をしていただけると幸いです。
・出来上がったマスクは下記住所まで送ってください。お手間とご負担をお掛けしますが、送料はご負担いただけると、大変ありがたいです。

【ご協力いただける方、ご質問などは下記までご連絡ください】
あいりん手作りマスクプロジェクト
大阪府大阪市西成区山王2-14-15   
06-6630-6213  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?