「日記」よもぎ蒸しに行って来たの巻#虎吉の毎月note
昨日、私は自分へのご褒美として「よもぎ蒸し」なるものに挑戦して来た(笑)
今よりも若い時の自分へのご褒美は、洋服だったり高級なバッグだったり、はたまた奮発して宝石だった。でも歳を重ねてからは、ちょっと豪華な食事や贅沢な化粧品、旅行などの所謂「消え物」に変わった。
何故だろう?
時代も「飽食の時代」から「断捨離が尊い」とされるように移り変わった。ならば私は時代の最前線を走っているのでないか?(ヾノ・∀・`)ナイナイ
と自画自賛してみたが、物は増やさないようにはしているが、捨てられないから、これは当てはまらないなと思う。
あ、リカちゃんには散財するしね(笑)
で、でだ!
「よもぎ蒸し」のサロンなるものを知人(そのうち友達になるだろう)が開店すると言う情報を聞きつけたsanngoさん!
親友で一緒に店をやっているミユ(久々の登場)は
「sannちゃん、一緒に行こうよ、行こうよ!」
と新し物好きなので、ノリ気全開(笑)
「うーん…」
しかし、この時点での私は尻ごみしていた(ダジャレでなし!)
何故なら、私の頭の中の「よもぎ蒸し」のイメージはお尻(女性は膣も)から、よもぎ成分の入った煙を吸い込んで出す!!(横文字でデトックスと言う)
「煙をお尻の穴から吸収する」
ここまでの私の認識は正しかった(しかし、どうして私のリアル日記は、こうもイヤラシくない下ネタが多いのだろう?)
問題は
「出す!!」
方だった。
私を少しでも知っている方は、もうお分かりだと思う。この「出す」を…あの、その、なんだ…
アレだと勘違いしていたわけよ(苦笑)
嫌だな…いくら親友とは言え、おし◯こしたり、う◯こしてるの見られるの(泣)
それにその器具へ垂れ流しなの?いや、トイレへ当然行くんだよね?
私の想像力なんて、こんなものさ。
ヘタレでビビリの私は、なかなか返事をしなかった。そこでミユが言った。
「たまには自分へのご褒美しなくちゃね」
「うん?今、何て言った?」
「たまには?」
「バカ、その後!」
「自分へのご褒美?」
「それだよ!それ!行く行く!」
私の頭の中にピカッと閃きが走った。虎吉さんのお題をこれでクリア出来る(ΦωΦ)フフフ…
いい!
おし◯こも、う◯こも出る時は出る!
なんとかなるだろ。いや、我慢だ、我慢、我慢すればいいんだ。
いざ、いかん!我がnoter道!
(こんな事ばっかり書いてるから、男性フォロワー少ないんだ 泣)
「スッポンポン」になるという説明パンフを読んだので、ソコソコのイヤラし下着を着用して挑むことにした。
※ここが重要である。イケイケドンドン下着では
「この人、何考えてるのかしら?」
と店主に思われてしまうかもしれない!
しかし、ヘタレランジェリーでは女がすたる。ソコソコの選択は、迷いに迷って黒字に花柄で勝負しようと決めた(相手はよもぎである)
トントン
「はぁ〜い、お待ちしていました」(ミユがご丁寧に予約を取っておいた)
ドアをノックすると店主が顔を出した。
「あ、いい匂い!」
香りではない、あくまでも匂いだ。
「よもぎ」の匂いが開かれたドアから、ひゅ〜と私の鼻腔をついた。
いいかも!これは健康に良さそうな匂い。
説明すると台湾烏龍茶を更に濃くしたような匂い(余計に分からなくなったら、ごめん)
はしょって、先を急ごう(苦笑)ここまで既に1300字も書いている(滝汗)
お化粧を落として、誰だか分からなくなったミユ(正直者でごめん)と一段と色黒になった私(地黒だ)は、チャッチャッと服を脱ぐ。
「これを着てください」
店主から手渡された銀色に輝く変な防御服みたいな物を着るためだ。
向こうの脱衣室から
「ヤバい、ヒートテック着たままだったぁ〜」
ミユの叫び声が聞こえる。
ふふふ、私はそんなヘマはやらないぜ。
ニヤリと笑って首を出した銀色の「てるてる坊主」みたいな私。
「あ、あれ?あれれ?」
首は出したが手を出す穴が見つからない(泣)仕方なく店主に探してもらう、人の手を煩わせるてるてる坊主(泣)
二匹のてるてる坊主となった私達は別室へ通された。
むんむんと香るよもぎ蒸しの匂い。
「よもぎとラベンダーとローズどれになさいますか?」
店主に聞かれて
「効能は?」
と訊ねた私達。
「簡単に言うとよもぎが健康、ラベンダーが精神安定、ローズが美容」
二人同時に
「ローズで!」
と即答していた(健康の為に来たのではなかったのか?!愚か者達よ)
ローズの香りは全くしない。いいのか?これで?
まぁ、もう「てるてる坊主」の下はスッポンポンなんだから、逃げるわけには行かないか。
「此方に腰掛けてください」
用意された穴の開いた二つの席に言われるままに腰掛けた。
ムムムムム……
ジワ〜と暖かい空気が全身を包み込む。
こ、これは気持ちがいい。
「脱水しないようにこちらをお飲みくださいね」
店主が二本のミネラルウオーターを運んで来てくれた。
「はっ」
この時になって、ようやく「よもぎ蒸し」の全貌が見えてきた私(苦笑)遅い!相変わらず天然オオマヌケだ。
デトックスとは「汗」の方だったのか。
店主「暑過ぎたり、気持ち悪くなったら、おっしゃってくださいね」
てるてる坊主「はーい」
5分経過する頃には防御服の中は汗でビッショリとなってきた。しかしサウナのような息苦しさも暑苦しさも全くない。それでもサウナよりも噴き出すように汗が出てくる(あくまでもsanngo調べ)
「気持ちいいね」
誰だか分からない人が隣でのたまう。
「うん、最高だね」
地黒のてるてる坊主も頷く。
至福の時とは、こういう時か?海原雄山よ(よもぎ蒸しを経験したかは不明)
ジワジワと噴き出す汗に「綺麗になっていく」ような気になる単純なてるてる坊主二匹。
「これで今日からツルツルね」(頭でなし!)
「そうかもしれな〜い」
とにかく汗が出てるのにやたらと気持ちがいいんである。おまけに全然のぼせない。
これは良い物と出会った。
「アチチチ…」
ただし、油断しているとお尻だけが異常に熱くなる。暑いではなくて熱いほうだ。
だから、年がら年中お尻の位置だけは、あっちこっちへ防御服の下で動かしていなければならない。
こうしてミユと私の40分間に及ぶ「よもぎ蒸し」体験は幕を下ろした。
結果としては、今これを書いている時点でもお腹?身体の芯からぽかぽかである。
おまけに一発で肘がツルツルになった。イチゴ鼻も解消された(笑)
楽ちんで40分で消費カロリー250キロカロリーだそうだ。それで昨日、生ビールが美味すぎて飲み過ぎちゃったんだな(苦笑)
近いうちに今度は青い下着で訪れようと思う(何故?)
完
もちろん、虎ちゃんのこの企画のために行って来たので参加させて頂きます。
虎ちゃん、よろしくお願いしますm(__)m
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?