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短編小説

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今まで書いた短編集です。
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#青ブラ文学部

「さよなら」#青ブラ文学部 ずっと貴方が好きでした…

「さよなら」 ずっと貴方が好きでした。 誰にも言えぬ恋でした。 蒼く澄みわたった空に浮か…

sanngo
2週間前
69

「妬いてるの?焼くの?」【掌編小説】#青ブラ文学部

「妬いてるの?焼くの?」 僕はどうして此処に居て、どうして君の帰りを待っているのだろう。…

sanngo
1か月前
51

「掌編小説」スキャンダル#青ブラ文学部

寂しかったの、ええ、それだけよ。 えっ、他に何かなかったのか?って それしか私には、何の…

sanngo
3か月前
47

「短編小説」祈りの雨

二階の寝室の窓に打ちつける風の音が、うぉーうぉーとまるで狼か野生動物のような音を響かせて…

sanngo
5か月前
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「短編小説」〜ムーンリバー&手のひらの恋〜NNさん企画#青ブラ文学部

海に浮かぶ月光を「ムーンリバー」と呼ぶと覚えたのは、幾つの歳だっただろう。 母方の祖父の…

sanngo
6か月前
81

「ショート」手のひらの恋#青ブラ文学部

恋なんてものは、始まりはドラマティックだけど終わりは、どれもありきたりなものじゃない? …

sanngo
6か月前
53

「ショート」桜色の人生#シロクマ文芸部#青ブラ文芸部

あくまでもフィクションです。 本文はここから↓ 「桜色の人生だったな…」 火原 三平は病室のベッドで、そっと呟いた。 「Pardon me?」(なんて言ったの?) 彼のベッドの隣に座る年老いた妻が聞き返した。火原は面倒くさそうに 「Cherry blossom life」 英語で言い直すとぷいと横を向いて寝返りをうった。妻は呆れたように 「No! if you say that Rose colored life」(それを言うなら『薔薇色の人生でしょ) 嫌味のように言い捨

「短編小説」 暗々裏

「全部、コロナのせいだ」 空席だらけのホールを眺めながら、店主の須藤 貴樹はため息をついて…

sanngo
6か月前
53

「ショート」合わせ鏡

深夜1時55分にセットしたスマホのアラームが鳴った。 ベッドから手を伸ばしてアラームを止めた…

sanngo
6か月前
54

「ショート」朝焼けまで

遮光カーテンの隙間から、夜の闇と寒さが僅かに忍びこんでくる。俺はベッドの中で静かな寝息を…

sanngo
7か月前
39

「短編小説」追憶の残り火3「春めく日に」#春めく#あの記事の後日談

渋谷 美希が杉浦 和也に宛てた手紙 杉浦 和也様 一雨ごとに春めいて参りましたね。 お元気…

sanngo
7か月前
58

「短編小説」答え合わせは…#青ブラ文芸部

「杉山さん、此方の樽も見てください」 酒蔵の若旦那が俺に声を掛けた。 「おー、此処が終わっ…

sanngo
7か月前
53

「短編小説」港が見える丘公園#青ブラ文芸部

主人の好きだった歌を思い出して書きました。 よろしかったら、ご視聴しながらお読みください…

sanngo
8か月前
53

「短編小説」〜橋〜#青ブラ文芸部

降り出した細い線のような雨が高層ビルの窓ガラスを濡らす。幾筋もの線はやがて小さな流線形の 雫となって流れ落ちていく。 阿久津 清一は筋張った指で企画書に印鑑を押しながら、その様子を見つめていた。 遠いあの日、あの日もこんな雨が降り出した。 阿久津は今でこそ都会で成功を収めているが、元々は東京から程近い閑散とした田舎町の出身だった。青々とした山々に囲まれ小川のせせらぎが聞こえる絵に描いたような風景の中で高校までを過ごした。 清一には幼馴染みの諏訪部 哲也と言う同級生が居た。