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算命学余話 #G3 「喜びを考える」/バックナンバー

 天将星を取り上げた前回の算命学余話#G2は、案の定人気の回となりました。天禄星の回とは雲泥の差です。自分自身の命式に天将星を持っている人が自己啓発の材料にしてくれた他にも、身近な人物がどうにも迷惑度が高いなあとお困りの方が、その人物の中に天将星を見出して対処法を探りたかったという動機も加わったのではないかと推察します。なにしろ宿命消化に失敗した天将星の迷惑度といったら半端ないですからね。いるでしょう、あなたの身近にも。私の身近にだっております。組織の長になれない天将星も、実力がないのに組織の長に収まっている天将星も、これ以上迷惑を振り撒かなくて済むよう、余話#G2をご購読下さい。きっと役に立ちます。

 さて今回の余話は、この天将星の話を契機に「喜び」について考えてみます。この場合の喜びとは、算命学の考える喜びのことですが、一般的な意味での喜びからそう離れた話ではありません。ではどの程度離れていて、どの程度離れていないのか。
 算命学思想と鑑定実践の両方にまたがる内容です。算命学余話を漏れなくご愛読の方には、『余話#R66』にかぶる内容であることをお断りしておきます。

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