マガジンのカバー画像

算命学余話マガジン #R91~R100

13
中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
¥5,200
運営しているクリエイター

#算命学余話

『算命学余話』G番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

¥100

『算命学余話』U番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

¥100

『算命学余話』R番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。) 『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につい

¥100

算命学余話 #R99 「被害妄想を見定める」/バックナンバー

 前回の余話#R98で「胎元」を取り上げるに当たって引き合いに出したアイドルが身強だったと知り、驚きました。通常身強はそのエネルギーの大きさにより悪目立ちすることがあり、実際学校などでいじめを受けるのは身弱よりも身強の方が多いとされていますが、同時に身強は痛みに強い(又はニブイ)ので、いじめを受けても気付かずうやむやに過ごして終えることしばしばです。  例えば身強は骨折しても「痛いな」くらいにしか思わず、医者にも行かずに放置したまま自然治癒を待つため、体のあちこちに大きな傷痕

¥600

算命学余話 #R98 「胎元を考える」/バックナンバー

 少し前に、アイドル女性が自宅に押し掛けたファンの男性に「暴行」された責任を所属事務所に訴えるという事件がありました。報道によればその暴行の内容とは「顔を触る」というもので、もしかしたらアイドルという立場を守るため敢えてソフトな表現にとどめたのかもしれませんが、間違っても強姦ではないし、殴る蹴るの暴行でもなかった。そこまでしたらもっと大ごとになっているはずですから。そんなわけで私は、「顔を触られたくらいで暴行だ? 仮にキスされたって妊娠するわけじゃなし、大袈裟な」とバッサリ斬

¥600

算命学余話 #R97 「凡夫入城を考える」/バックナンバー

 令和の時代になりました。天皇交代と改元に因んだ様々な番組が連日放送されたため、俄かに皇室事情に詳しくなったり、意外な事実を知ったりしました。  例えば、退位された天皇陛下は上皇、皇后陛下は上皇后と呼び名が変わることになりましたが、上皇というのは本来「太上天皇」の短縮形です。しかし略さずに太上天皇と呼ぶと、新天皇と名称がかぶって紛らわしいので、今回は短縮形の方を正式名称にしたということです。  更に新規なのは上皇后という名称で、これは今まで日本語になかった造語だそうです。天皇

¥600

算命学余話 #R95 「天貴星を基礎から考える」/バックナンバー

 前回の余話#R94では、命式に現れていない通干を生き方によって作動させる例を挙げました。既に何度も触れているように、宿命が人生の全てを決定しているわけではないことは、この例でも、それ以前の余話でも示しております。こういう事実を突きつけると、「じゃあ宿命なんが見たって何にもならないじゃないか」と声が上がっても不思議ではありません。そうです。算命学者は、宿命が全てを語っているなどとは露ほども考えておりません。そう考えているのは依頼人だけです。  従って、算命学の鑑定依頼を受ける

¥600

算命学余話 #R94 「ないはずの名誉」/バックナンバー

 細菌やウィルスといった病原は、病原にとって一番居心地のいい場所や時を選んでごく自然に人間に取りつくのだそうです。居心地の悪い所、生存環境の悪い場所には病原だって行きたくはないし、そこに棲みついたところで繁栄できません。だから病原が蔓延るということは、そこにいる人間や人間集団が病原にとって都合のいい条件を提供しているのであり、またタイミングとしても病原の繁栄に適していることを物語っているのです。逆に言えば、人間の生き方が自ら病気を招いているとも言えるでしょう。  これは病原に

¥600

算命学余話 #R93 「心臓を貫く」/バックナンバー

 算命学の鑑定では、生年月日からまず宿命(陰占)を出し、そこから人体図(陽占)を出し、並行して天中殺と大運を出しますが、前回余話#R92で取り上げた六親法もこれに加えると、鑑定に使える基本情報がひと通り揃います。この先の守護神や局法・格法、合法・散法、六親法に付随する十二親干法等、数ある技法も鑑定の実践では勿論重要ですが、依頼人の相談内容によっては使わない場合もあります。  しかし六親法は、何を占うにしても欠かせない技法です。それほど血縁者との関係は重要で、その人の人生も人と

¥600

算命学余話 #R91 「天印星を基礎から考える」/バックナンバー

 算命学の専門用語の中で一番世に知られている「天中殺」の理解が、我々専門家の解釈から逸脱して世に広まっていることに危機感を覚えます。やっぱり文字面が悪いからでしょうか。このおどろおどろしい「殺」の文字の威力に惑わされて、何が何でも悪い事件に結びつけなければ気が済まないといった素人の人たちの勝手な思い込みが、天中殺の災いを何としてでも避けたいと思わせるらしく、自らにいらぬブレーキをかけたり、せっかくのチャンスをみすみす見逃したりして、有難くも自然が与えてくれている恵みをわざわざ

¥600