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算命学余話マガジン #R101~R110

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中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
¥5,200
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#算命学余話

『算命学余話』G番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

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『算命学余話』U番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

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『算命学余話』R番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。) 『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につい

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算命学余話 #R110 「禄の愛、印の愛」/バックナンバー

 昭和の時代の東京五輪は、スポーツの季節として相応しい10月に開催されました。スポーツの秋という表現は日本独特のものだそうで、海外では必ずしも秋がスポーツに適した季節だとは見なしていません。また十月十日が体育の日として祝日になったのは、東京五輪からだそうです。運動会という学校行事も、外国にはないことがしばしばです。  では令和の時代の東京五輪は、どうして夏真っ盛りの8月に行われるのでしょうか。出場選手は勿論、観客だって場合によっては命懸けになるほどの猛烈な暑さなのに。答えはカ

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算命学余話 #R109 「天南星を基礎から考える」/バックナンバー

 算命学余話#R106で取り上げた書道家の見解を再び引用します。  肉筆という言葉がありますが、毛筆を使って字を書く習慣の薄れた現代人にとっては、鉛筆やペンの方が肉筆としてイメージしやすいかもしれません。しかし書道家にとっては鉛筆やペンでは肉の情報が不十分であり、活字に至っては論外だそうです。  肉の情報とは何ぞやということを説明するために、肉声という単語を引き合いに出します。肉声は人間の声であり、録音してあっても肉声と呼びます。肉声でない声とは機械音声のことであり、私も常日

¥900

算命学余話 #R108玄 「二十八元と大運法」/バックナンバー

 前回の基礎編#7までで、陰占と陽占の算出からその読み方の説明が概ね済みました。これでいわゆる「宿命」を読み込む最低限の情報は得られたわけです。  今回の基礎編は、更に一歩進めて後天運について話を広げます。後天運は別の呼び方では「運命」とも言いますが、一般的に知られる運命の意味と区別するため、算命学では「後天運」と呼びならわしています。後天運とは、持って生まれた宿命(先天運)ではなく、その後の人生を生きる上で巡ってくる外的作用のことで、具体的には大きい方から「大運」「年運」「

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算命学余話 #R107「曲直格に準じる事例」/バックナンバー

 ZOZOTOWNの成功により長者番付に躍り出て一躍有名人となった前澤友作社長が、自ら創設して育て上げた会社を売って辞任しました。私は経済にも芸能界にも関心が薄いので、彼の資産総額やら会社の売却金額、女優との交際などには興味がありません。  しかし数年前にその半生を特集した経済番組を見た時、彼は元ミュージシャンであり(バンドのドラマー)、その関係でレコードやCDの輸入事業を始めたのが実業界へ足を踏み入れるきっかけだったと聞き、その後のアパレル通販業界での躍進を考えると随分かけ

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算命学余話 #R105「夫婦の失敗を考える」/バックナンバー

 海に棲むタコの足というのは、トカゲの尻尾のようにちぎれてもまた生えてくるのですが、ストレスなどで自ら食いちぎった場合にはもう生えてこないそうです。タコのストレスって何でしょう。ともあれ非常に示唆的な話ではあります。  算命学でも、外的なストレスよりも、内面というか自分自身にそもそも問題を抱えている人の方が、事態の打開や改善が難しいと考えています。  この辺を頭に入れつつ、今回の余話は干合と虚気について考えてみます。前回余話#R104では、暗合について述べました。暗合も干合も

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算命学余話 #R104 「昏いカリスマ」/バックナンバー

 前回の余話では、ブラックホールがその本体の暗さと、周囲に集めた光熱のため、視覚情報に頼る我々がブラックホール本体ではなくその周りの明るい可視情報を見て、それがブラックホールだと勘違いしてしまう可能性について触れました。そしてそれは取りも直さず、宇宙に生きる我々が陥りがちな習性にも反映されていると。見た目や持ち物のきらびやかさで人を判断したり、地味な努力や縁の下の力持ちに目を向けなかったり、といったことがその例です。  我々の耳には人の成功体験ばかりが聞こえてきますが、なぜ失

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算命学余話 #R102 「嘘を考える」/バックナンバー

 前回の算命学余話#R101で激辛好きの人に対するいささか私的な苦言を呈したら、わが余話の読者にはおるまいと念を押したにも拘わらず、激辛好きの人から反論と思われるコメントが寄せられました。思われる、というのはそのコメントを私が読まなかったからです。ちらっと数行見ただけで低俗な主張であることが判ったし、既に何度も念を押している通り、激辛好きの人の意見に耳を傾ける価値はない、こちらが求めるような中身の詰まった話などこの人種には吐けない、という強い固定観念に囚われている私であるため

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算命学余話 #R101 「守護神#12 丙×冬」/バックナンバー

 独自の視点と強気な発言でキワモノ扱いされている感もある哲学者の摘菜収が、以前自著の中で「激辛好きは頭が悪い」と豪語しているのを読んだ時、思わず笑ってしまいました。実は私もそう思っていたからです。しかし自分の中でこの説には根拠がなく、せいぜい身の回りの賢い面々には激辛好きは一人もいないことと、友人とは見做していない知合いの中に激辛好きがたまにいて、それらがいずれもお粗末な頭の持ち主であるといった経験則ぐらいのものでした。そのモヤモヤをこうもはっきりと明文化、しかも高い教養と知

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