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算命学余話マガジン #R101~R110

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中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
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#基礎

算命学余話 #R109 「天南星を基礎から考える」/バックナンバー

 算命学余話#R106で取り上げた書道家の見解を再び引用します。  肉筆という言葉がありますが、毛筆を使って字を書く習慣の薄れた現代人にとっては、鉛筆やペンの方が肉筆としてイメージしやすいかもしれません。しかし書道家にとっては鉛筆やペンでは肉の情報が不十分であり、活字に至っては論外だそうです。  肉の情報とは何ぞやということを説明するために、肉声という単語を引き合いに出します。肉声は人間の声であり、録音してあっても肉声と呼びます。肉声でない声とは機械音声のことであり、私も常日

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算命学余話 #R103 「天恍星を基礎から考える」/バックナンバー

 最近、史上初の視覚化されたブラックホールの画像が公開されて話題になりました。視覚化されたというのは、ブラックホールが光さえ呑み込んでしまう性質を持つために、そもそも視覚で捉えることの出来ない対象であるのを、電波データ等を解析することでその形態や熱量を推量して目に見える形に画像化したということです。  その画像は暗黒の宇宙に浮かんだオレンジ色のドーナツ型で、ドーナツ穴の暗黒がブラックホールの本体中心、オレンジのドーナツ部分がブラックホールの重力によって引き寄せられている光や熱

¥600