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小説家である裕次郎が、さらに広義な意味でのエンターテイメントをするために創業いたしまし…

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小説家である裕次郎が、さらに広義な意味でのエンターテイメントをするために創業いたしました。 「昨日より少しだけ明日がよくなるエンターテイメント」を掲げ、今日を生ききることを目指した事業を運営していきます。

最近の記事

藤木の国のアリス ~伽炉瑠博士の忘却装置~ 1 裕次郎

プロローグ「組子とアリス」 名前? ありす。 お姉ちゃんは? へー、組子っていうんだ。 七歳よ。 じゃあ、10歳違いだね。 それはわかんない。えーとね、チシャ猫はもう何十年にもなるって言っていたけれど、帽子屋さんは時計がずっと止まっているから時間なんて関係ないって言っているの。 三月兎もそう言っているわ。 あ、でもでも、チシャ猫は二人とも狂っているんだって言っていたの。 あ、違った。ここの住人は皆狂っているんだって。 うふふ。 だから、私もあなたも狂

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      本業である小説の執筆に加え、絵本や、ライター業も行います。 複数作家による記事の執筆。 文学・エンタメ関係・障害者福祉・児童福祉・心理学・占いなどが得意です。

      • SANLABO 始動!

        初noteになります。 とりあえず自己紹介などを。 わたくしは裕次郎と申しまして、作家業を営んでいるものです。 このたび、というか去年から作家業等をまとめて副業として起業というか個人事業として動きだしました。 執筆のみならず絵本の出版や、フィギアの製造販売などたくさんの企画があったのですが、コロナの影響と本業の忙しさのせいであまり活動できず、ここにきてようやく活動再開となりました。 コロナの影響は収まるどころか増えてきているのに不思議にも思いますが、活動ができるよう

      藤木の国のアリス ~伽炉瑠博士の忘却装置~ 1 裕次郎