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フィードバック面談

先日それぞれのメンバーと
四半期ごとの役員面談を行なった。

内容はクオーターごとの振り返りと
それを踏まえての次なる成長課題について。

面談はオンラインではなく
出社してリアルでの実施。

各人とは30分の時間であるが
オンラインで行うときよりも
ノンバーバルからの情報を把握できる。

誤解を恐れずに記すと
私は基本的に人が言うことを信じていない。
その人が何を言うかよりも
どのような行動をとっているかを信じている。

直接会って話を聴く時
特に本人の言葉とノンバーバルからの情報に
矛盾や乖離が生じていると感じた場合、
言語情報よりも非言語情報を受け止めるようにしている。

フィードバック面談をリアルで行いたい理由はそこにある。


クオーターごとに定める行動目標は
達成できるメンバーもいれば苦戦する者もいる。

目標達成の結果だけならデータを見ればわかるが
重要なのはなぜ達成できたのか
あるいは達成できなかったのかを
個々が自分なりに客観視できて言語化できるかである。

このようなメタ認知や自己分析が得意な者もいるが
たいていは訓練が必要だと感じる。

結果を捻じ曲げない客観性と倫理観。
自分の能力向上に負荷をかけていく胆力。
変化への柔軟性だけではなく継続するための耐性力。
筋道を立てて伝達できる論理的思考。

個々の特性や成長課題は様々である。

フィードバック面談を通じて向き合うことは
本人の能力や強みが組織の目標に向かって
どのように発揮されると
個人も組織も成果を生むことができるのか
という問いである。

その解は内省と対話だと思うが
それらを共に考えていくことで、
次の手立てを見極めていきたい。

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