「現」の年 実地体験の溜めとダイナミックな躍動

新しい年のはじまりというのは、すきまをつくって神妙な心もちをさしこんでくれるものです。
節目を言祝ぎ、感謝としずけさをかよわせ、生気を呼び覚まします。

昨年の冬至あたりから、選ぶチャンネルの収束度合いが加速度的に増していますね。
意識のありようは、よりはやくより色濃く収束して顕現し、それが、また後押しにも悪循環にもなり得ます。とはいえ今はまだ、親切なトライアル期間だと感じます。

例えばイラついて、するとさらにイラつく流れが顕著にあらわれ、イライラにとりまかれ、「あーそうか、こうやってはまってしまうところだった」とそのすさまじさを実感しながら、いかに具現化しているかを学びながら周波数を扱い、チャンネルをきりかえていくことが可能な、実地体験。
意識しなければ気づかぬほどに身近な日常ではじまっています。

それが徐々に、大きな流れとなり、いつのまにか私たちは今年、大局のチャンネルを決めていくのです。

けれど心配はいりません。
「目的」という言い方をするならば、私たちの目的は、ゴールではなく、その途上の体験そのものだからです。
ゴールのそこは、大昔からすでにたっぷりとあじわい、本当のところ、いまだにそこにいるのです。
そこにいないふりをして、そこに戻るという体験を楽しんでいるのです。
わざわざ分離し、個々に独創的なルートでです。

ですから、実地体験をおおいに楽しみ、この実地体験での溜めを、後半はダイナミックに躍動させ、旅路を翔る術を身につけていく、そんなおもしろい年になりそうな気がします。

本年もご縁のままに、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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