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さんかくキモノ日記11:緑のエクステのことなど。

6月某日
引き続きクリエイターエキスポ。黒魔術の麻浴衣にピエロ柄の半幅帯で向かう。髪の毛は頭頂部分に緑のエクステをつけている。なぜなら湿気などで髪の毛がほわほわだから。このアタッチヘアは大変便利でパッチンと留めるだけで頭頂の色々な問題が隠せる。色々な問題というのは例えば染色した髪が伸びてきてプリンになっていたり、白髪が目立ったり、切れ毛がアホ毛として立っている時などである。普通のウィッグはネットをかぶって地毛を隠さなくてはいけないが、これは地毛の上に装着するので面倒がない。そして暑くもない。100パーセント人毛なのでコテやアイロンも使えて地毛と馴染ませるのも簡単。超個人的な意見だが、着物はきっちり着ているのに髪の毛がボサボサな着姿の方をたまに見かけて残念に思うこともある。普段着物なのでフォーマルな時のようにきっちり撫で付ける必要もセットする必要もないが、せめてその「ボサボサ」を直したらさらに素敵なのに・・・と他人事ながら思う。まー私も元気な髪の毛が「ボサボサ」や「ぴょんぴょん」していることも多いだろうし他人を気にしている場合ではないのだが、このような便利なお洒落アイテムを活用してなんとか身綺麗にはしたいと思っているわけです。世の中にはさ〜まざまなアイテムがあるがその中で自分に合う、便利で使いやすいものを探すのは本当に難しい。このアタッチヘアは実によくできていると思う。これからおばあちゃんになり髪の毛が薄くなったり弱ってきてもこちらを使えばいいだろう・・などと老後に思いを馳せながら国際展示場へ到着。この日は乗り間違えない。(前記事参照)

日傘は持っているがとにかく暑い。そんな暑い中商談のお席にお越しくださった方々に感謝。

某月某日
母が上京してきたので羽田空港に迎えに行く。洋服です。下はしまむらのレースのパンツに、上はセカストで買ったやはりレースの半袖。実はこの半袖シャツは20年前くらいにBEAMSで買ったものと同じもの。当時学生でBEAMSに置いてある服ですら結構高級品だったのだが、大変気に入っていて日々着倒していた。それが去年セカストで発見!うっかり買ってまた着ている。20年前と同じ服を着るのかと自分に問うたが、まあ許すことにした。同じ服なのだが当たり前のように若い頃のように可愛くはならない。着物だったらいけるのに、と思う反面いくら着物でも娘時代と同じ着物姿というわけにはいかない。帯や小物には工夫が必要だ。ということはこの服ももう少し工夫が必要なのか・・・

羽田空港といえば以前ショート動画でも紹介した「九谷焼ガッシャン」という九谷のガチャガチャ自動販売機がある。箸置きなどがあるが私は妖怪とお面にチャレンジし、ろくろ首をお迎えした。可愛い。いまは帯留に加工して愛用中。もっと欲しいところだが今回はぐっと堪えて寄り道をせず到着ロビーで母を待つ。無事合流。

その後学校から帰宅した娘の髪の毛をガチガチのお団子にして発表会のゲネプロへ。そうそれを見るために母も来たわけですね。娘の発表会は演出や会場、ゲスト演者たちが毎回「子供の発表会」レベルを余裕で超えてくるので保護者もなかなか大変である。ま、先生方の苦労を思えば「大変」などとのたまうことも申し訳なくなるが・・・。22時前に会場近くのホテルに戻り就寝させる。翌日は6時起き。そりゃホテルもとります。

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