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SANJO SHIGOTO KAIGIとは?

初めまして。株式会社FoudingBaseの大脇です。

今回、新潟県三条市で始まる、新しい取り組み「SANJO SHIGOTO KAIGI」についてご説明します!まず新潟県の三条市ってどんな場所?と思う方もいらっしゃると思うので、まずは地域の説明から。


舞台は新潟県のど真ん中のまち


新潟県の中央、五十嵐川が信濃川に流れ込むあたりに舞台となる三条市はあります。特別天然記念物であるニホンカモシカも生息する、日本の原風景を残したこの街で、素敵なお皿は作られています。
信濃川の雄大な流れは、この地域に稲作など農業面で大きな恩恵をもたらす一方で、時に氾濫し人々の生活を脅かす存在でもありました。農業に従事しながらも、何度も川の脅威にさらされ、災害が発生した地域。貧困に悩まされることも多かったことから、江戸から「鍛治職人」を呼び、農家が副業として鍛治職人になったことが、ものづくりの起源です。

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和釘からものづくりのまちへ

和釘づくりも、「江戸の大火災」の影響のため、どんどん出荷量も多くなっていきました。そのうち、専業として和釘の生産や、金属加工を行う人たちも生まれ、三条としての文化が芽吹いてきました。

こうした背景から、燕三条地域全体で、「製造業」が発展していき、今でもその技術を受けついています。燕三条地域で作られた製品は、日本国内だけではなく、世界にも一流のブランドとして広まっています。

地域に面白いシゴトは眠っている

製品として、非常に高品質なモノを生産できる燕三条。しかし、意外と企業の働き方や仕事の内容については、目に見えないもの。SANJO SHIGOTO KAIGIでは、こうした地域に眠っている面白いシゴト、誰も目に見えないけど実はすごいシゴト、を紹介するメディアとして、立ち上げました。

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一見すると地域の仕事って、「よくわからない」から、どこか「大変」で「地味」な仕事が多いって思いがち。でもちゃんと見つめてみると、クリエイティビティが広がっている仕事もたくさんある。そんな仕事に光を当てていくメディアです。

地域で働くことの可能性

新型コロナウィルスの影響もあり、過密な場所で働くことへの経済的、精神的、衛生的なリスクが高まり、地域で働くことへの注目が高まってきています。これまで都市部での成長モデル(スピード感を持って、コトを進める)キャリア形成が主だった世界から、地域でスローに生活・暮らしとともにキャリアを見直す機会が訪れようとしています。少しでも多くの人に、「面白いシゴト」を見つけてもらい、「シゴト」を楽しみ、暮らしを豊かにできる、そんなきっかけづくりを、提供していきたいです。そして、それが地域で働く可能性をさらに広げられるような取り組みを展開していきます。



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