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サウナの梅湯の "平均客数の変遷"を公開!

前回の最高平均客数の報告に次ぎ、2015年5月からの53ヶ月分1日平均客数の移り変わりを公開します。

銭湯経営に興味がある方に向けています。一人でも多く、銭湯を残す方向へ動いて頂きたい一心です。一般公開しますが、記事や論文などにこのデータの引用は不可です。見つけた場合、法的措置です。

結果的に右肩上がりなので、成功例ということになるのでしょうが、一例として参考にして頂きたいです。


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赤は、大きく客数が増えたポイント。青は、最小数と大きく客数が減ったポイント。緑は、煙突工事のためGWのみの営業による異例値。


ポイントはざっくりこんな感じです。

◇朝風呂や12時間営業を始めた16年、17年8月に急上昇。

◇正月営業のある一月が、平均値の底上げとその年の指標になる。

◇紅葉シーズンの11月が好調。


時系列に見ていきます。

一年目の2015年は70名前後をうろうろしていました。当時、最低目標は80名平均、目標は100名平均でした。2016年1月に80名平均の壁を突如破ってしまいます。これは、正月営業でオールナイト銭湯をして、大入り日を作ったためです。80名突破を機に、平均客数が底上げされていきました。

2月3月は一般的に集客が落ちがちですが、学生の春休みもあり、観光客が割と多く例年安定しています。

2016年8月 土日朝風呂6:30〜12:00 を開始しました。単純に、一日の営業時間が伸びたことでその分の集客があり、平均値があがりました。一時間あたりの平均客数にすると、11名平均前後とさほど変わりないです。朝風呂は40名平均くらいから始まりました。別回で朝風呂の変動も書きます。

その後、朝風呂と午後営業の集客が微増していきました。そして、2017年正月営業で底上げ。

2017年8月に15:30〜23時営業から、14〜26時の12時間営業、朝風呂を6時スタートにしました。単純に営業時間は伸びたので、一日平均は上昇。

紅葉シーズンで上昇。そして、2018年の正月営業で底上げ。200名平均の域に到達しました。正直、200名平均が梅湯の天井値だろうなと、当時は思っていました。

200名平均もあればそれなりの利益が見込めることと賃貸契約の更新もあり、2018年5月に1ヶ月の休業をして煙突工事をしました。

これから先も200名前後で推移するものだと思っていましたが、紅葉シーズンに例のごとく上昇。2019年正月営業で底上げ。230名平均のステージが見えてきました。2019年3月は、単純に学生や観光客が多かった印象です。

2019年7月に天候の悪さもあり、ガクッと平均は下がりました。ちょっとビビりましたが、200名は切っていないのでまぁいいかと・・・。

そして、2019年9月。二週連続の3連休に加え、京都音博の経済効果もあり、過去最高平均客数を達成しました。さすがに260名超えは想定外でした。


これから梅湯はどうなるんだろうか…。

例年通りならば、11月に上昇して、正月営業でその年指標値がでます。これも日々客数集計をとってきたから、見えてきた傾向なのですが、果たしてどうなるのか…。

平均客数をこれ以上伸ばすにはどうするか?

平日の朝風呂も解禁にすれば可能になりますが…。しんどそう。笑

毎日朝6時開店の26時閉店、そして定休日を月1という、ぶん回しフル回転、物理的な限界でどうなるのかって可能性もまだあります…。


梅湯は、京都という立地条件とメディア露出の高さが根底にあります。どこの銭湯でも同じようにはいかないとは思いますが、梅湯のようなポテンシャルを秘めた銭湯は、まだ数多くあります。本当にこのまま消えてゆくには惜しい存在です。

梅湯に続く、都湯、容輝湯、源湯。そして、全国各地の銭湯!


銭湯のポテンシャルを信じてるぜ!!










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