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日本テレビ系列「午前0時の森」の番組企画に協力いたしました。

 こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。

 2023/3/7に放映された、日本テレビ系列のバラエティ番組「午前0時の森」内の企画「若林の生前葬を考えてみたの森」にて、"生前葬の進行を務めるプロフェッショナル”という役割で、当社(株式会社公益社)上板橋営業所長 兼 練馬営業所長 の湯田が、オードリー・若林さんの模擬生前葬の進行管理を務めさせていただきました。

 今回のオンエア内容は、オンライン有料動画配信サービス「Hulu(フールー)」でもご覧いただけます。
 https://www.hulu.jp/watch/100140103

スタジオ内での準備の様子

 当日は、スタジオの装花についても担当させていただきました。
「生前葬だから白なのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨今では葬儀の場においても白以外の装花、例えば故人の好きだった色のお花を使うことも多くなっています。

そもそも、生前葬とは?

今回のキーワードでもある「生前葬」。

  • 「自分が亡くなってからでは、お世話になった人への感謝を伝えることができない」

  • 「自ら思い通りのプランで葬儀を執り行い、見届けたい」

  • 「しんみりとした雰囲気ではなく、明るく葬儀を行いたい」

などの要望を背景に、自らが喪主となり葬儀を執り行いたいと検討する人が徐々に増えています。

これまでの生前葬の事例としては、
 「交際範囲の広い著名人が、社会的活動から引退し、その区切りをつけるため」
 「余命宣告を受けた人が、元気なうちに直接感謝の気持ちを周囲に伝えるため」
といったケースが多かったのですが、家族葬が普及してきた昨今では
 「実際に亡くなった際には近親者のみで家族葬を行い、お付き合いのあった人には"その前のお別れや感謝の場"として別途、生前葬を行っておきたい」
という要望も増えているようです。

※生前葬についてより詳しく知りたい方は、当社のWebサイトも併せてご覧ください。

生前葬|葬儀プラン|葬儀・お葬式なら【公益社】 (koekisha.co.jp)

株式会社公益社 Webサイトより

生前葬の式次第について

 今回の若林さんの生前葬では、当社側にて以下のような式次第をプランニングし、模擬的な生前葬の流れを体験いただくこととなりました。

  1. 司会による開式の言葉

  2. 主催者の入場

  3. 主催者の挨拶

  4. 乾杯~会食

  5. 自分史ビデオ上映

  6. 友人スピーチ(弔辞)

  7. 歓談

  8. 閉式の言葉

こうやって式次第を見ると、結婚式の披露宴に似ているかもしれません。

番組視聴者の反応

 オンエアでは、「友人スピーチ(弔辞)」として、

  • 「ナイツ」の土屋伸之さん

  • 「どきどきキャンプ」の佐藤満春さん

  • 「オードリー」の春日俊彰さん(相方)

が出演。それぞれ3分半の持ち時間で弔事を述べ、若林さんとの思い出を絡めた「苦情」や「感謝」のメッセージを伝える場面がクローズアップされました。
 3名とも芸人の方なので、笑いを中心に組み立てつつ、下積み時代の苦労話のエピソードや、感謝の気持ちが織り交った絶妙なスピーチを披露。気が付けば、水卜麻美アナウンサーがスピーチの内容に感動し号泣するという事態に。

 twitter上の反応を見ると、水卜アナと同様に感動する人が少なくなかった様子が見受けられました。

 締めくくりの際に水卜アナから発せられた「この形の生前葬を真似する人、絶対いると思う!」という感想のとおり、若林さんの人柄が活かされた、非常に良い模擬生前葬となりました。

 放送後には、番組をご覧になられた方から「生前葬についてのお問い合わせ」を実際にいただくなど、改めて今回のオンエアの影響力の強さを感じ取っております。

「感謝を伝える場」の新しい形として

 「生前葬」という言葉のイメージからは、どうしても暗く後ろ向きになりがちですが、実際には「普段伝えることのできない、お互いの感謝の場」の新しい形として捉えていただければ、その役割や意義をご理解いただけるのではないでしょうか?
 番組内にて"生前葬の体験者談"としてご紹介した「友人と会って人生を振り返り、これからの人生を考えるきっかけにもなった」というコメントにもある通り、いわゆる"終活"の範囲にとどまらないライフイベントとしての可能性も秘めているのでは、と思っております。

 当社グループでは今回の生前葬だけでなく、皆様のライフエンディングパートナーとして、グループを通じてさまざまな活動を実施しております。

燦ホールディングスグループがめざすもの|ライフエンディングサポート・事業 (san-hd.co.jp)

 今回のオンエアを通じて、当社事業のパーパスを少しでもご理解いただければ嬉しい限りです。