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金属業界を押さえるために読むべき10本 鉄スクラップ編

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2021年で閲覧数が多かった鉄スクラップ記事を集めました。
産業新聞人気検索ワード上位の「鉄スクラップ」で閲覧数ランキング10位までをまとめています。 1記事… もっと詳しく
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2021年 鉄スクラップ 閲覧数ランキング

2021年鉄スクラップ記事の中で閲覧数が高かった記事ベスト10を発表

つなぐ、企業の未来/事業承継・M&Aのいま/鉄スクラップ流通の事例/「総合リサイクル」へ展開/産廃など 事業立ち上げの「時間」買う

 製鋼原料商社大手で鉄スクラップ加工処理なども行う共栄(本社=神戸市、久宝利幸社長)は2015年に同業の溝江商店(大分県宇佐市、現共栄九州)、翌16年には建築系を中心に産業廃棄物処理を行う誠美社工業(愛知県瀬戸市)の2社を相次いでグループ化した。事業両社が持つノウハウや事業基盤を活用し、本業の鉄スクラップ事業の競争力強化や新規事業の拡大につなげるためだ。

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経営戦略を聞く/シマブンコーポレーション/木谷謙介社長/「部を超えた連携」効果/重要な原料鉄スクラップ 安心安定供給を追求

鉄スクラップや鋼材の加工・販売などを手掛けるシマブンコーポレーション(神戸市)は新型コロナウイルス禍でも安定した収益を確保できる基盤構築を目指し、2020年からの3カ年中期経営計画に取り組んでいる。「特別な取り組みではなく、日々の業務の中で中計に掲げた課題を着実に解決していくことが重要だ」と話す木谷謙介社長に前期を振り返ってもらうとともに、今期の計画や今後の展望などを聞いた。 ――20年12月期を振り返って。 「鉄スクラップ・鋼材などを合わせた全体の取扱量が前期比11%増

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鉄スクラップ輸出入札 関東落札価格4万6646円

関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)が19日に実施した8月契約分の鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格はトン当たり4万6646円(H2)だった。国内相場よりも安いため、海外に比べ割高だった日本のH2に対する下げ圧力となりそうだ。ただ、関東から中部以西向けの国内出荷の価格と同水準のため、「今回の高値落札が関東相場に与える影響は限定的」(商社)との見方もある。

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ナンセイスチール発足/ナンセイ金属リサイクル事業部が分社/劉 国利社長/「原料から製品まで」目標/鉄スクラップ扱い年70万トンへ

ナンセイの金属リサイクル事業部が今年2月に分社化し、社名をナンセイスチールに改めた。初代社長にナンセイの金属リサイクル事業部長だった劉国利氏が就任。ナンセイ時代から金属スクラップの輸出に特化し、国内の集荷拠点を徐々に増やし、全国18拠点に拡大した。本社ヤード(千葉県船橋市)の一画の、5月に改築工事が終わったばかりの新事務所で、劉社長に話を聞いた。

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中国鉄スクラップ輸入解禁後 年1200万トン可能性示唆 業界団体幹部

 【上海支局】中国の鉄スクラップ業界団体・中国廃鋼鉄応用協会の李樹斌常務副会長は7日、「政府が鉄スクラップの輸入制限を解除すれば月100万トン前後、年1200万―1500万トン輸入する可能性がある」との見方を示した。沙鋼や馬鞍山鋼鉄、日照鋼鉄など鉄鋼大手がそれぞれ月15万―20万トン輸入するとみている。輸入制限は2021年上期に緩和されるとみられており、中国の大量輸入は日本の鉄スクラップの輸出や価格、鉄鋼の生産コストに大きく影響しそうだ。

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国内相場/鉄スクラップ500円続落/アジアの買い軟化影響

 国内の鉄スクラップ相場が先週末にトン当たり500円続落した。中国の減産を受けて鉄鉱石の価格が下落し、アジア諸国からの日本の鉄スクラップの買いが軟化。新型コロナウイルス感染拡大の影響でベトナムの購入意欲が低迷していることも影響した。電炉大手の東京製鉄は28日から全拠点で鉄スクラップの購入価格をトン500円下げ、国内に値下げの動きが広がった。東鉄は直近1カ月で特級(H2に相当)の買値を田原工場でトン2000円、岡山工場と宇都宮工場で同1000円下げている。

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中国 鉄スクラップ価格反発

 【上海支局】5月下旬に一時下落した中国の鉄スクラップ価格が先週に反発した。政府の商品物価統制の方針を受けて急落した鋼材市況が上昇に転じ、採算が改善した製鉄所が鉄スクラップの購入価格を引き上げた。ただ、長雨など天候不順や夏場の不需要期を控えて鋼材の需給が緩む懸念があり、鉄鋼メーカーは鋼材在庫を抑える構え。業界団体の中国廃鋼鉄応用協会は鉄鋼生産が一定程度にとどまり、鉄スクラップ価格は安定して推移すると予想している。

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鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く

 国内の鉄スクラップ相場が1カ月間にわたって上昇し続けている。中国要因でアジア向けの輸出相場が堅調推移していることが背景にある。2月27日から電炉大手の東京製鉄が全拠点で鉄スクラップの買値をトン500―1000円引き上げ、鉄スクラップ総合価格(H2の3地区平均、産業新聞社調べ)は3月1日時点でトン4万900円になり、2月4日の直近底値から同5600円上伸した。関東を中心に需給がひっ迫しており、市中の先高観は依然として強い。

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鉄スクラップ関東輸出価格、6041円高の4万4751円

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)が13日に実施した1月契約分(2月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格(H2)は、FASトン当たり4万4751円となった。12月実施の前回より6041円高く、2008年9月以来12年4カ月ぶりに4万円台に到達。世界的な鉄スクラップ不足や中国の輸入再開などが強気材料となって地区相場を2500円以上上回った。関東地区の需給は年初から緩みだしているが、堅調な国際価格が相場の下支えになりそうだ。

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金属リサイクル上場企業 3社業績 鉄スクラップ急騰が寄与

金属リサイクル系上場企業3社の決算が15日に出そろった。リバーホールディングス2020年7―12月中間期と、イボキン20年12月期通期は増益。エンビプロ・ホールディングス20年7―12月中間期は減益となったが、全社共通して20年下期の鉄スクラップ相場急騰が収益に大きく寄与した。リバーHDとエンビプロHDは、中国の旺盛な鉄鋼需要に起因するスクラップ相場の上昇や生産工程の効率化などを踏まえ、21年6月期通期業績予想を上方修正した。

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