見出し画像

EDHインドミナス・レックス所感

 《君臨するもの、インドミナス・レックス》をしばらく触っていて感じたことを整理がてらメモします。

1.マナ基盤の妥協が一切できない

 混成が2つ入ってるからシンボル4つとはいえ何とかなるだろう、と思っていたのですが思った以上にどうもなりませんでした。
 デッキ構造が根本から時代遅れになっていた《擬態の原形質》をいったん解体したことで宙に浮いたデュアラン他を継承させてなおかつかつ。4ターン目の着地も割と危ういです。フェッチをフル投入してないのでそこ改善すればもう少し安定しそうではありますが。
 スムーズに動きたいのでマナファクトを6枚ほど取っていますがファクトしつこく割ってくる相手に厳しいので《自然の知識》《三顧の礼》の同型もう一種ください。

諜報ランドを一応試したい気持ちがあります

2.マナ基盤がきついのに《聖遺の塔》が欲しい

 ドローは出来るものの継続的ではなくなおかつ一度に大量に引いてしまうためディスカード3~4枚くらいがデフォで「これ思ったよりアド取れてない?」という感じがあります。墓地活用ギミックをがっつり搭載できるといいのですがスロットの余裕がないです。苦し紛れで《思考の器》入れてますけどこれ色マナ出なくて限界カード感あります。
 恐らく低コストやピッチのカードを採って「捨てるくらいならついでにこれ投げとけ」ができるようにするのがいいんだと思いますが、スロットがぎちぎち。《忍耐》は1ドローに変換することもできるんで入れた感じ悪くないんですが光らせるのがダルい。再録してください。

これ入れるとカジュアル感2割増す印象

3.初動の手札だけではカードが足りない

 土地3ランパン1素材2除去1とかだとそれ以上を望むべくもなくてキープするしかないんですが、細かいドロー補助が取れるスロットがないので4マナで止まるとゲームへの参加権がなくなってしまうのが厳しいです。
 大量に引いた時に余ってる土地捨てればいいんだからちょっと土地の枚数多めでもいい説はありますが、素材と介護要員でスロット埋まってるのでここの調整相当厳しい印象です。複数の仕事を同時にしてくれる足回りのカードが望まれます。
 MTGにもデドダムください。
 「一度にたくさん引く」と並行して「少しずつ継続的に引く」を用意するのがいいんでしょうが、カジュアルのリス研は言うほど強くないんですよね……。

土地がなかったら2枚墓地へ、で作れなくもない?

4.予想通り打点の不足が気になる

 2打点上げれば接死先制攻撃でブロッカーがいても3パンを狙える、とは言うものの打撃ジェネラルで2ターンクロックが狙えるパターンが極めて限定的なのはやはりつらいところがあります。
 下準備のつらい《輝刃の探索》はドローにもつながる代わりに4打点しか上がらないですし、《ボーン・サーベル》は2回殴れば6+4+6+8で2回クロックにはなるものの初動6マナが極めて重く、サイズ補正以外の機能を持たないのが気になります。

最近のレアにしては質素なテキスト

 カードが増えれば増えるほどデッキの完成度が上げられるタイプの統率者ではあるので、気長にいいカードを待ちたいところです。あまりに最近カードの供給が多すぎて把握できていないカードもあるはずなので、研究の余地はまだまだあると思いますが。
 フォールアウトでもミュータント関係のカードが増えることもあって、収穫を期待しています。とりあえずコンマジ英雄譚は最後のドローがかみ合うのでちょっと試したいと思っています。

このnote記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?