まなび。
本当は書かないでおこうと思ったけど、次に進むために出し切ろうと思い書くことにする。
これは自分の為の記録なので、感情をかなり表に出し、周りの人に嫌な思いをさせるかもしれない。だから、嫌な気持ちになりたくない人とかほかの人に影響受けやすい人とかは読むのをやめてほしい。
全ては私個人のためのものです。
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大学のゼミでとイベントを企画することになった。
同じゼミの同級生8人でつくる予定だった。
同じゼミといっても横も縦もつながりがほぼないゼミで個性豊かなメンバーである。
このばらばらの8人が一つのプログラムを作るなんて無茶だ、二つに分かれないか、いやわかれたら特定の人の負担が重くなる、などと最初から怪しい雰囲気だった。
そんな話し合いをしている間に、一人離脱していった。
3年になると、その学年のメンバーがイベントを企画していたので、ゼミの必修なのかと思っていた。
だから8人で進めていくにはどうすればいいのか考えながら進めた。
誰もリーダーぽい人がいない。
唯一、得意じゃないけどどうにかしなきゃと思って動けるのは私ともう一人の二人だった。
その子と毎回どうやったらMTGの雰囲気が良くなるのか頭を悩ませていた。
必死にどうやって進めるか考えているタイミングでの一人離脱。。
先生に確認したところ、やりたい人でやればいいということだったので、強制ではないことが分かった。
そもそもの認識が間違っていたことが分かったので、全員の意思確認をした。
その結果7人は「やりたい」とのことだった。
よし、頑張るぞ。
今まではやらなきゃいけないからやっているメンバーもいるのかなって思っていたし、得意不得意もあるし、今まではやりづらさもあったけど、みんなやりたいなら全員で頑張れるぞって思った。
だが、MTGの雰囲気は最悪のまま。
誰も意見出さないし、シ――――――――――ンってしているし、顔も怖いし、必死に雰囲気良くなるよう工夫しようとしていた私たち二人の心は毎回えぐられた。
音楽かけてみたり、それぞれの得意不得意聞いて相手のことを理解しようとしたり、役割分担してみたり、問いの投げ方を工夫したり、、それらのことをするために本読んだり調べたりした。
なのに、いつも雰囲気が悪い。
そもそもうぇーいってするタイプのメンバーじゃない。みんな嫌な気持ちになっているわけではなくて、ありのままの姿だった。
本音で言うなら、得意じゃないし、そういうタイプじゃないにしろ、ここはみんなでつくる場なんやから、頑張ってよ。私たちも必死で頑張っているんだから、反応くらいしてよって思った。
私にも力がなかったと思う。けど、それをわかっているから勉強したり、もう一人の子と議論を重ねていろいろな工夫をしていたんだ。
なんでこんなに私たちだけ頑張っているんだろうって思ってしまった。
正直、イベントのテーマが本当に難しかった。
私もよくわからない。私がやりたいまちづくりではない。けど、面白がっている人がいるということはそこに何かしらの魅力があるはずだし、何かのヒントがあるはずだし、興味を持とうとするところがスタートだと思って心がけた。
できるだけ一緒にまちあるきしたし、交通費往復5000円くらいかけて通ったりもした。
何にひかれているのか知りたかった。
それと、みんなでイベントの内容を決めたのだから、そこは責任もってやるべきだと思った。私もだし、ついていけてなかったほかのメンバーも。
いっぱい会話したし、遊びに行ったし、理解しようとした。
SNS運用でもデザインは興味あるけど、極めてなかったからついていくために本を買ったりもした。文章の書き方の本も読んだ。
私なりにがんばっていた。
できることはかなりしたと思う。
もう一人の子の気持ちもかなり考えたし、ほかのメンバーの子の気持ちもかなり考えた。
んーけど、私の気持ちは離れていく一方だった。
辛かった。
周りの子たちの反応がないのもだし、周りの子たちが反応できない気持ちもわかるし、一方で反応してほしい側の気持ちもわかる。
私なりの努力をしたけど、私の力だけではどうにもできなかった。
なんで私はこんなに悩んでいるのだろう、なんでこんなに本を読んで勉強しているのだろう、そう考えてしまうようになった。
私がイベント内容を考えているとき、賛成していなかったらきっとこんなに頑張らなかったと思う。
辛かったから。
価値観の押しつけは嫌いだ。けどそれに近い状態にもなっていた。
思い出せば出すほど、何であんなに頑張っていたのだろうと思う。
でも、結局、責任感。それだけだった。
それなのに、最後のイベントはやり切れなかった。
2000円という高額を払ってただまちを歩くというイベントに来てもらったことになった。2時間のプログラムだったから、一時間1000円。さらに交通費などを含めたらもっとだ。むしろ、一時間1000円プレゼントしたほうが良かったのではないかなと思うくらいだった。
もう申し訳なくて仕方がなかった。
最善を尽くしたけど、無理だった。苦手なパターンだった。
でもそんなの主催者として失格だ。
そんな言い訳は聞かない。だったらせめてお金取るなって話だから。
ん――――誰かが悪いって話ではないと思う。みんなの最善だったと思うけど、あれではだめだと思う。
というか、私がやり切れなかったのが悔しいというか苦しかった。
今まで辛い思いしながらも、めげながらも進み続けてきた結果があれだった。
苦しみに始まりもがき続け苦しみに終わった。
でも最善だった。
そういうこともあるんだなって。うん。いい経験だったとは言えないし、もう二度度やりたくないし、一年前に戻れるならやりませんって答えると思う。
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もうやらないって思うけど、ここに記録しているのは次のステップに進むために学びにしたいから。
頑張ったけど、頑張ったからって結果が出るわけじゃないし、私がどれだけ頑張っても答えが一緒なこともあるということ。
興味を持とうとしても持てないことがあるということ。
行動したからこそ得られる気づきがあるということ。
興味がある分野が少しわかったこと。
もやもやに対して分析して、意味づけする価値を再認識したこと。
コミュニケーションとることで関係性が少しずつ変わるということ。
時間がかかっても心折れずゆっくり関わり続ければ見えてくるものがあるということ。
私ほど気にして考えない人もいっぱいいるということ。
ネガティブな発言ばっかりしていると雰囲気が悪くなること。
やってみようといえる強さ、勇気を持つことが大切だということ。
私は最善の努力をしたと言い切れるほどやったから次のステップに進めるということ。
タイプが違っても分かち合える仲間がいるということ。
相手の特性を把握することがどれだけ大切かということ。
みんな同じようには頑張れないということ。
私はその感覚とは違う認識してもいいということ。
常にその行動が何につながるか考えていること。
違和感を伝えることがいかに大切かということ。
違和感や思いを伝えきれない自分がいること。
本当にたくさんの学びや気づきがあった。
ほんまに苦しかったけど、そこから学んで次につなげられたら、振り返ったときにあの時もがいてたなーって笑えるようになるだろうし、10年とか20年とかすればあのときの学びのおかげで今があるって思えると思う。
だから、前に進もうと思う。
ありがとう。
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