古代中国で大火事その意外な消火方法とは?
身近な災害で人命を奪う事もある火事、その歴史は人類発祥より古く、
また、人口が密集するようになると被害も大きくなりました。
春秋戦国時代の中国は、すでに周囲を土壁で囲んだ城塞都市であり、
ひとたび火事となれば、甚大な被害が出ました。
そんな火事に、古代中国人はどう対応したのか?
実は、消火活動の一文が春秋左氏伝襄公九年に記されていました。
紀元前564年宋で大火事が発生する
紀元前564年、宋という小国で大火事が発生しました。
当時の知事は樂喜という人で、即座に消火活動