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イグジフ情報で住所がバレる⁉画像の位置情報を消す方法|スマホの説明書

スマートフォンやデジカメで撮影した画像を見ると、撮影した場所の住所が分かってしまうって聞いたことがありますか?

私も最初に知った時は本当に驚きました。

ブログやSNSなどに自分で撮った画像を使用していたからです。


事実はどうなのか、このブログの記事を読めば解決します。

そして、すぐにできる解決策(これ言っちゃネタバレ)も紹介していますので、手遅れにならずに済みますよ。


SNSに投稿した写真で住所がバレる⁉

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結論から言います。1部の大手SNSを除いては位置情報を含んだ画像ならバレます。


GPS付き』の携帯電話やスマートフォン(以下スマホ)、デジカメなどから撮影した写真の場合、『ある設定』をしておかないと、ネット上で見た人が『アプリ』や『ソフト』を使えば簡単に住所がバレてしまいます。


メール添付、公式サイトへの登録、婚活アプリなどの交流サイトに掲載する場合は、特に注意が必要です。


何故分かってしまうのかと言うと、『GPS』に『Exif(イグジフ)』情報という、『位置情報』『撮影日時』『撮影した機種名』などのデータが自動的に画像に付加される機能があるからです。


GPS(全地球測位システム)

地球上に24基配置されているGPS衛星を駆使した地理情報計測システムの略称(正式名称:Global Positioning System)です。地球上のあらゆる地域の緯度・経度・高度が特定できます。最低3基の衛星と応答できれば精密に位置情報を割り出すことができます。


位置情報が知られるデメリット

GPSに接続された状態で撮影された画像(写真)には、位置情報がデジタル情報として記録されて残ります。


緯度や経度を入力すると詳細な位置が特定できる『アプリ』を使えば、簡単に撮影した場所が分かってしまいます。


そうすると様々な弊害がでてきます。


1 自宅が特定される

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こういった何気ない「料理」の写真でも自宅だとこわいです。「ペット」や「花」など他人に見せる機会が多いのでうっかりアップするのは要注意です!

メールに添付して送ったり、SNSに投稿、ブログに掲載した画像に位置情報が含まれていた場合、自宅で撮影した画像が混じっていれば、自宅の番地まで分かってしまうおそれがあります。

家族や友人、恋人の家で撮影していた場合は、その場所が特定されてしまいます。

自宅内の情報を与えると、空き巣やストーカー被害などにつながる恐れもあります。


2 行動パターンや家族の情報が知られる

定期的にSNSなどに画像をアップしている場合や、交流サイトで画像を使用して頻繁にやり取りをしている場合、行動パターンが分かってしまいます。


小さいお子さんの画像から、学校や通学のルート、普段よく遊ぶ場所が分かってしまうこともあります。


いずれも、誘拐や強盗などの犯罪につながる危険性を含んでいます。


3 会社の重要な情報が知られる

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もし、仕事中に気が緩んで、画像付きで投稿

 ➡ 炎上!〇〇会社の社員なんて分かったら・・


会社内や取引先で撮影した画像から、会社名や取引に関する情報が知られてしまうと大きな損失につながるかもしれません。


4 他人が撮影した画像からも位置情報が知られる

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お友達が撮ってくれた写真を送ってもらった場合、確認せずにその画像をブログに載せたりしないように!


他人が送ってくれた画像を自分が使用する場合、または他人のカメラで撮ってくれた自分の画像を他人が使用する場合も注意が必要です。


この後の章で、カメラとGPSの設定方法や、記録された位置情報を消去する方法を解説していきますので、周りの人にも伝えて『個人情報』をしっかり守っていきましょう。


自動で位置情報を削除してくれるSNSもある

ツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)、ライン(LINE)などの大手SNSなどは、掲載された画像の位置情報が自動で削除されます。

以下のサービスは、位置情報を削除してくれるので安心です。

Twitter
・Facebook
・Instagram
・LINE
・mixi
・メルカリ
・アメーバブログ
・livedoorブログ
・はてなブログ(撮影日・カメラ種類の記録は残る)
・Seesaaブログ
・WordPress
(Exifを削除するプラグイン「EXIF-Remove-ImageMagick」のインストール&設定が必要)


Exif(イグジフ)情報のメリット

知られると危険な要素のある位置情報は、いったい何のためにあるのでしょうか?


①撮影日・撮影場所ごとに、フォルダ内で検索&整理ができる
②どこで撮影したか忘れた場合でも、調べればすぐににわかる


写真の整理に役立つ機能として備わっていますが、それだけですね。


GPS接続の設定を解除する方法|位置情報サービスの ON/OF の確認

それでは、携帯電話やスマホのGPS接続を解除する方法を説明します。


今現在の設定が、カメラとGPSが接続された状態かどうか。


接続された状態でしたら、今までに撮影した画像には位置情報(イグジフ情報)が付加されています。


アイフォン(iphone)の場合


『設定』⇒『プライバシー』⇒『位置情報サービス』⇒『オフ』


『設定』⇒『プライバシー』⇒『位置情報サービス』⇒『カメラ』⇒『オフ』


1 で『位置情報サービス』が『オン』の場合、それまで撮影した画像は位置情報が含まれていると思われます。(途中で設定を変えない限り)


1 の場合、全てのアプリと位置情報の接続を解除します。


2 の場合、アプリごとの『オン』『オフ』を設定します。


アンドロイド(Android)の場合

『カメラアプリ』を開く→『メニュー』→『設定』→『GPS』タグを『オフ』


Exif(イグニフ)に埋め込まれた画像の位置情報を確認または削除する方法

GPS接続して撮影してしまった画像の、位置情報などを削除したい場合。


その方法を解説していきたいと思います。


パソコンから削除する方法(Windows)

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先程の画像(上)の「詳細」タブを開いて、左下の『プロパティや個人情報を削除』から、位置情報などを削除することができます。


全部削除するか、住所は特定できない『日付』など、残したいデータがれば消したい項目だけチェックを入れます。


OK』を入れれば完了です。

パソコンがある方は、確認してみて下さい。


パソコンから削除する方法(Mac)

『ツール』 ⇒『インスペクタを表示』⇒『GPS』 ⇒『位置情報を削除』で行います。


携帯電話から位置情報が埋め込まれた画像を確認する方法

携帯電話やスマホから、ネット上の画像(写真)の位置情報を調べるには、内蔵のカメラアプリから行う方法と、便利な機能のある『専用アプリケーション』をインストールして行う方法があります。



内蔵のカメラアプリ=番地までの詳細な住所までは分からないが、おおよその場所は特定できる


専用アプリ=番地まで特定できる


内蔵カメラから確認する

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『カメラ』⇒『アルバム』⇒『撮影地』


撮影地に保存されている画像が『位置情報』の埋め込まれている画像になります。

撮影地』のフォルダを開いて、確認したい1枚を選びます。

画像の上でクリックすると地図上に画像が表示されます。


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画像の上で『スワイプ(※1)』していきます。

(※1)画面に触れた状態で指を滑らせる操作のことをいいます。

親指と人差し指で、画像を大きく広げるイメージで行うとよいでしょう。上手くいかない時は繰り返し行ってみましょう。


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どんどん拡大されていきます。


余談ですが、このGPS情報、衛星側からは居場所は分からないので安心してください。


携帯電話やスマホなどの『端末』からの信号と衛星の応答時間との『』から現在地が割り出されているのです。


ダウンロード - 2020-04-08T235719.146

これ以上拡大できない所までスワイプしたら画像をクリックします。


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住所が表示されます。


番地までは特定できませんが、地図上ではほぼピンポイントで特定できました。


元々内蔵されているカメラアプリでは、ここまでしか分かりません。


しかし、送られてきた画像や、ネット上の画像を携帯電話やスマホに保存した場合、『位置情報』が記録された画像はアルバムの『撮影地』に表示されますから、この方法で特定できてしまいます。


カメラアプリでは、この埋め込まれた位置情報を削除することはできません。


画像そのものを削除するか、位置情報のみを削除するには、パソコンに保存して削除を行うか、『専用アプリ』で削除を行う方法になります。


『スマートフォンアプリを使って、埋め込まれた位置情報を削除する方法』については、ブログの記事をご覧ください。


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