2020/05/31 最適解とは

黒魔道士さまが夕べ、お風呂上がりに真夏に着るようなペラッペラの部屋着を着てたんですよ。夜になるとひんやりしてきますから早くね？と思ってたら、20時過ぎくらいに
「急に冷えてきた、あっちもこっちも網戸になってんじゃねえか、だからさみいんだ」
とピシャピシャガラス戸を閉め始めて普通の長袖長ズボンのパジャマに着替えてたんですけど。

今朝になって
「昼間は暑いのになんで夜になると寒くなるんだんべ？」
って言い出して。

そんなの簡単じゃん、太陽が沈めば気温が下がるし夜も空気が熱いまま日中の気温が高くないからだよって事実を話したところ、どうやらそのような言葉を聞きたくなかったらしい。

黒魔道士さまは自分の不満や疑問には同意だけが欲しいタイプなので、この場合の最適解は恐らく
「そうだねえ、日中は蒸し暑いのになんで夜はひんやり肌寒いんだろうねえ」
と言う曖昧な繰り返しか生返事であったのかとあとから思ってみたり。

義弟の嫁さんがまさにこのタイプで
「お加減はいかがですか」
「わあ、ソレは大変ですねえ」
などと曖昧と言うか適当な相槌で黒魔道士さまの気分を良く保つタイプ。
(たまにわが家に来て猫撫で声で黒魔道士さまのご機嫌伺いして可愛がられて何かにつけ私より優先されるから、それはそれで不愉快なのはまた別の話だけれど)

私は発達の特性上、分からないことをあやふやにしておけないし、明らかになっている事実に関して曖昧な答え方をすると言うのが出来ない。
だから夜も暑い季節ではないし、日中それほど太陽も顔を出していたのではないから陽が落ちてしまえばそんなに空気が温まったままな訳がないと答えてしまう。

だって事実なんだもの。