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Roamで注釈をつける時の色分け

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

Newselaを含め、記事やブログなどをRoamで読まれている方も多いと思います。

今回の note ではブログや記事を読む際、注釈(annotation)をつける方法について紹介させていただきます。

1  ハイライトの色を増やす

Roamではテキストを選んでハイライトをつけると基本、黄色でハイライトされる仕組みとなっています。まず、Catoさんのページを参考にハイライトの色を4つに増やします。

今回の note ではデフォルトに加え、3つの色を追加しました。

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上記の色を使うためには、下記のコードを[[roam/css]]ページへ追加してください。

[data-tag^="c:"] {
   	display:none !important;  
}

[data-tag^="c:"] + .rm-highlight, 
[data-tag^="c:"] + span > .rm-page-ref--link {
   color: black !important;
	border-radius: 1px;
	padding-left: 2px;
	padding-right: 2px;
}

[data-tag^="c:g"] + .rm-highlight,
[data-tag^="c:g"] + span > .rm-page-ref--link {
	background-color: #BDFFD9 !important;
}


[data-tag^="c:g"] + .rm-italics, 
[data-tag^="c:g"] + .rm-bold {
   color: #BDFFD9;
}

[data-tag^="c:p"] + .rm-highlight,
[data-tag^="c:p"] + span > .rm-page-ref--link {
	background-color: #B4BBFF !important;
}


[data-tag^="c:p"] + .rm-italics, 
[data-tag^="c:p"] + .rm-bold {
   color: #B4BBFF;
}

[data-tag^="c:r"] + .rm-highlight,
[data-tag^="c:r"] + span > .rm-page-ref--link {
	background-color: #FFB5B9 !important;
}


[data-tag^="c:r"] + .rm-italics, 
[data-tag^="c:r"] + .rm-bold {
   color: #FFB5B9;
}

実際、色付きのハイライトを使うときは下記のようにハイライトの前に該当する色を指定してください。

■紫:#c:p
■緑:#c:g
■赤:#c:r

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2  色の用途を決める

4つの色をどう使い分けるかは色んな考え方があると思いますが、今回の note では次のような方法を提案させていただきます。

■紫:語彙
■緑:コネクション
■赤:質問
■黄:メインアイディアや重要な箇所

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2.1 語彙

わからない単語や表現があれば、紫色でハイライトを付けます。単語の意味を辞書から調べるか推測するかはこちらの note を参考にしてください。

2.2 コネクション

書かれている内容が自分と関係あったり、他の記事と関連性があれば、緑でハイライトを付けてください。例えば、クジラの歌を地殻構造の調査に利用するという記事では、クジラの歌が既存の調査手法に比べて精度が劣るものの、海洋哺乳類への害が少ないと強調。

海底騒音による被害は他の記事でも触れているので、緑色でハイライトをつけ、関連づけて読むと両記事の理解がさらに深まります。

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データに意味をもたせたものが情報。そして、その情報をつなぎ合わせることで「知」として成熟します。

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2.3 質問・疑問をチェック

記事やブログを読んでいくと既知の情報と照らし合わせ、さまざまな疑問を持つようになります。例えば、下記の記事で筆者は "see" になぜダブルクォーテーションマークを付けたのか?

こうして疑問がある場合は、赤でハイライトをつけ、考える時間を儲けるようにしてください。

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2.4 メインアイディアや重要なポイント

何かを読んでいく上で、筆者が伝えようとしたメインアイディアを正しく把握することは大事です。

①重要な箇所を黄色でハイライト

②読んだ内容を自分の言葉でまとめる

③より効果的に知識へと変えることができる

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[[Takeaways]] は記事を読んだ日のDaily Note PageへBlock Referenceとして参照しますと後で読んだ内容をふりかえるとき便利です。

3  まとめ

こうして注釈(annotation)を付けて自分の理解を確かめながら読むことを「Close Reading」といいます。

Roamで学ぶ、英語の参加者からどうすれば早く読めますか?という質問をよく聞きますが、まずは正しく読むことからです。早さを優先するのは、間違った読み方が練習によって固定されてしまう危険性もありますので注意が必要です。

間違った読み方が練習によって固定されてしまう危険性もある

Newselaの記事を「close reading」で進めますとクイズの正答率は85%を超えるようになると思いますのでぜひ試してみてください。

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