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2019年6月、TOEIC Bridgeは生まれ変わります

はじめに

2001年から英語初中級者の聞く・読むを測定する目的でスタートしたTOEIC Bridge Listening & Reading Testsですが、2019年6月に既存の「聞く」「読む」に加え、「話す」「書く」を測定するTOEIC Bridge Speaking & Writing Testsが誕生します。英語初中級者向けの新たなラインアップのスタートです。

英語初中級者向けの新たなラインアップのスタート

英語学習はレベルに合う素材で進めるのがとても重要です。TOEICスコアが650点未満の学習者はまず、TOEIC Bridge(180点満点)から始めることを強く勧めたい!

プレスリリース

■ETS本部:2019年1月14日

英語でのプレスリリースでは、新しくなった TOEIC Bridge について次のように述べています。

The redesigned TOEIC Bridge tests enable score users to reliably evaluate their students’ and employees’ fundamental English proficiency with confidence, and help beginning learners successfully progress on their path to more advanced English-language proficiency.

■日本:1月30日

■韓国(韓国語)

新テストの形式と問題構成

IiBCサイトによる、テストの紹介文

テスト内容は、時代に即して改良され、今まさに世界で使われているコミュニケーションの取り方、現実的に直面するタスク、話題となるテーマなどを反映。また、新たに4技能アセスメントとなり、日常生活において効果的にコミュニケーションを取るためのベースとなる英語能力を、総合的かつ精度高く把握できるようになります

■TOEIC Bridge L&R の問題形式

L&Rテストの場合、2016年5月に新形式に移行したTOEICと変更内容が非常に似ています。

変更前

変更後

■TOEIC Bridge S&W の問題形式

テストの日程・受験料

■TOEIC Bridge L&R

TOEIC Bridge L&Rは、年4回、全国13の地域(札幌・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡)で開催。受験料は、4,860円(税込)

■TOEIC Bridge S&W

TOEIC Bridge S&W公開テストは、年8回(初回は6月30日)、日曜日に、全国3受験地(東京、愛知、大阪)で実施。受験料は、9,180円(税込)

サンプル問題

新しくなった問題を「聞く」「読む」「話す」「書く」に分けて試すことが出来ます。

リスニング問題の一例

関連サイト

■既出問題(韓国語)

改良前の問題となります。

既出問題No4の問題用紙と音源。問題用紙は上記のサイト(Junior English Test)からダウンロード出来ます。

TOEIC Bridge No. 4の音源

関連教材

■TOEIC Bridge公式問題集

・新形式の紹介
・L&Rを2回分、そしてS&Wを1回分収録
・S&Wについては受験者の答案例とETSの評価を一緒に提示

■TOEIC Bridge 公式ガイドブック:4月23日発売

新形式の紹介と、L&R と S&Wの模試を1回分ずつ収録。

まとめ

TOEIC Bridgeに既存の「聞く」「読む」に加え、「話す」「書く」を測定するTOEIC Bridge Speaking & Writing Testsを追加することで英語初中級者向けの新たなラインアップのスタートです。

英語学習はレベルに合う素材で進めるのがとても大事です。TOEICスコアが650点未満の学習者はまず、TOEIC Bridge(180点満点)から始めることを強く勧めたいです。

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