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Logseq+TOEIC既出 = さぁ、TOEIC学習の新次元へ

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

「Roamで学ぶ、TOEIC」を始めたのが、2021年の12月。多くの方が参加され様々な改善を繰り返してきたプログラムですが、今度LogseqでTOEIC既出問題集をマスターする新しいプログラムを2022年5月16日から始めます。その名は、Choimirai TOEIC。対象の既出問題集は2017年から発売された全ての問題集となります。

今回の note では、「Choimirai TOEIC」について紹介させていただきます。

1  Why Buy Anything?

TOEIC学習の一番大きい課題は今日模試を解いても、1週間経つと解いた内容を全く覚えてないという点です。つまり、今日解いて復習をしても、一時的な努力で終わって、蓄積されない。理想は時間の経過とともに努力の結果が蓄積されていく仕組み。その仕組みを提供したく始めたのが「Choimirai TOEIC」です。

学んだ内容が蓄積されないので上達にかかる時間も長い。Oxford大学出版社から出た、A Teacher's Guide to TOEIC によりますと、

現在550点の学習者が750点を達成するためには、450時間が必要だそうです。650点の方が850点に辿り着くには、なんと500時間もかかる。毎日2時間続けても、250日(8か月)。

一方で、「Choimirai TOEIC」で6か月間(180時間、1 hour/day)可能にしたいのは、

■ 550点→750点
■ 650点→850点
■ 750点→950点

日々の学びをRoam上で記録し、足りない箇所を集中的に学習することで実現できます。

この6か月間の学習が踏み石となり、さらに学習を続けますと3か月(90時間)で、下記のゴールが達成できると期待しています。

■ 750点→850点
■ 850点→950点
■ 950点→990点

誰もが、650点から950点まで、270時間(通常の約3分の1)で
達成できるアルゴリズムを構築するのがゴール!

ハーバード大学の研究によりますと一日、15分間のふりかえりで学習効果は23%もアップするそうです。

「Choimirai TOEIC」では、この23%を複利で回すことで効果的にスコアアップへ繋げることができます。

2  Choimirai TOEICの特徴①:PDF版の既出問題集

シェアするLogseqにはPDF版の既出問題集が埋め込まれていますので、時間を計りながら繰り返し、問題を解いたり復習をすることができます。

また、シェアするLogseqには簡単に正誤判定ができるGoogleシートと含まれていますのでLogseqのタイマー機能と合わせると問題を解くのにどれくらい時間がかかっているのかを確認するのも簡単です。

PDF版の問題集を見ながらGoogleシートで答えを入力する時の様子

タイマーを拡大した画面です。タイマーは途中で止めることもできます。

3  Choimirai TOEICの特徴②:音源とスクリプト付き

LCの場合、スクリプトと音源もシェアするようにしています。

テスト用の音源や問題別の音源に加え、スクリプトをシェアします。スクリプトはボタン一つで表示したり隠したりすることができますので復習の際に聞き取れなかった箇所をすぐ確認できます。

4  Choimirai TOEICの特徴③:充実した辞書

同プログラムでシェアするLogseqにはわからない単語を簡単に調べる機能もついています。

調べられる辞書は英英・英和辞典だけでなく、YouGlishで単語の発音や使用例を確認するのも簡単です。

必要に応じて、Skellを埋め込んでコロケーションを確認することもできる。

5  Choimirai TOEICの特徴④:日本語訳

シェアするLogseqファイルには該当問題集のPart3、Part4、Part5、Part7の会話・問題文のDeepLによる日本語訳がついています。

日本語訳がついてない設問や選択肢も機械翻訳を使えば簡単に日本語訳を確認できます。

6  Choimirai TOEICの特徴⑤:強化が必要な箇所を集中して復習

「Choimirai TOEIC」では、最新の既出問題LC・RCを10セット学ぶことができます。

復習をする時は、学習が足りないテストとパートを指定して進められます。下記の図は、最新の既出問題集からRC02のPart5に絞って復習するときの様子です。

問題別にタグをつけることで復習の対象をより細かく分けるとこともできます。

7  Choimirai TOEICの特徴⑥:想起学習と間隔反復

「Choimirai TOEIC」は問題を解く→復習という循環で継続的な改善を目指しているプログラムです。

復習の際の答えは基本見えない設定となっていますので、記憶から思い起こす(想起学習)必要があります。

想起学習は間隔反復と合わせることでさらに効果を発揮できる。間隔反復のためLogseqで採用してるアルゴリズムは、SM-5(Ankiは、SM-2)。Query機能にも対応しているので復習したい問題だけに絞るのも簡単。TOEIC Part5をLogseqで復習する時の様子です。苦手な問題に集中できるのもホントありがたい。

Logseqにはスマホ用のアプリもありますので移動中や隙間時間にも学習を続けることができます。

▲スマホからFlashcardをレビューするときの様子

8  Choimirai TOEICの特徴⑦:Slackチャンネル

「Choimirai TOEIC」専用のSlackチャンネルを用意していますので、Logseqに関する質問や既出問題に関する疑問を確認できます。

9  Why NOW?

TOEICは出題範囲が決まっているので短期間で集中的にスコアアップが出来るテストです。人工知能の発達でビジネス英語(TOEIC満点)が持つアドバンテージは間違いなく下がると思っています。TOEICはさっさと短期集中で目標スコアだけは取得し、次に進むべきです。英語学習の理由が for pleasureでなく、professional reason であれば尚更。

10 まとめ

「Choimirai TOEIC」が目指しているのは誰もが、270時間勉強すれば、650点から950点が取得できる仕組みです。

その仕組みを構築する上で一番重要なのが、時間と共に努力が蓄積していくシステムの存在です。個人の知識管理システムである、Logseq、を活用することで英語力が福利で上達します。

2022年こそ、短期間で効率よく目標達成を目指したい方はぜひ!

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