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ChatGPTで英作文の添削+CEFR C2レベルまで仕上げる方法

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

先日Twitterに投稿したツイートに対し、添削で使えるプロンプトを教えてほしい、というコメントがありましたのでこのnoteでシェアします。

1  一連の流れ

ツイートでシェアした添削は下記の流れで実施された結果です。

①エッセイに対し添削をしてもらう
②添削結果を表にまとめる
③元のエッセイのCEFR判定を依頼
④C2レベルで書くよう指示

一連の流れは下記のページからも確認できます。

2  プロンプト:添削を依頼

添削の依頼には下記のプロンプトを使っています。

Here is an essay written by a Japanese student. She wants to improve her English writing skills.

ESSAY:
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エッセイ本文
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For the given essay, loop through all the phrases that need to be improved and suggest revised phrases until there are no more suggestions.

3  プロンプト:添削結果を表にまとめる

実際のチャットでは"Please wrap the response in a table …" と書いたのですが、"Please wrap the response in a list format …"でも同じ効果が得られます。

Please wrap the response in a table with additional column to explain why you revised sentences in question.

表・リストにまとめるよう指示しますと下記図のようにテーブル形式で書いてくれます。

4  プロンプト:CEFR判定

ChatGPTはCEFRに関する知識にも精通していて「CEFRのレベルを判定して」と指示するだけで想定されるCEFRレベルを教えてくれます。

Please carefully assess the essay and rate it using the CEFR.

レベル判定に加え、なぜそう判定したのかの理由を添えてくれるのも助かります。

5  プロンプト:C2レベルで仕上げる

CEFRのごとをよく知っていますので複雑な言葉で指示せず「Please rewrite the essay so that it can receive a C2 level.」と書くだけで十分です。

Please rewrite the essay so that it can receive a C2 level.

6  ちょいみらい英語の宣伝

聞けばすぐ答えが出てくるのだから情報格差がないという発想は危険!ChatGPTは知識の豊かな人をより情報強者にし知識の乏しい人には質の悪い情報しか与えない。まさしく、両刃之剣。大変便利だけど、使い方を誤れば、大変危険なものにもなる。ITリテラシーに加え、AIリテラシーも早く学んでほしい。それも、英語で。

その思いで始めたのが「ちょいみらい英語」です。半歩先みらいからの英語学習を始めませんか?

7  まとめ

ChatGPTは基本「なんでもできる」と考える姿勢が大事だと思っています。まだ、方法がわからないだけであって、できるようにする方法は強い意志とやる気さえあればきっと見つかる。

今回紹介した方法も無数にある可能性の一つにすぎません。他に何ができる?のヒントを得たい方は下記のページを参考にしてください。


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