見出し画像

rBook、とは?

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

3月22日からスタートする「Roamで学ぶ、GIU」は Grammar in Use(GIU)を rBook にした教材を活用し、GIUを3ヶ月間でマスターするプログラムです。

今回の note ではGrammar in Useを例として rBook がどんなものかについて紹介させていただきます。

1  rBook、とは?

「rBook」は Roam Book の略で、Roam上で読む・学習する為に作られた本のことです。

Roamは情報を知識に変えるのに特化されたシステムです。Roamが持つ特徴の中で、①双方向性のリンクと②ブロック単位でのデータ構造は rBook の有効性を可能にする重要な役割を担っています。

画像7

2  rBookのメリット

rBookのメリットは「Roamで学ぶ」を勧める理由が書かれている下記の note で詳しく説明しています。

中でも特に強調したいのは、時間の経過とともに努力の結果が蓄積されていく点です。

時間の経過とともに努力の結果が蓄積される

Grammar in Useは全部で、145Unitまであって、学習を続けても前学んだ内容を忘れてしまう場合が多いです。

RoamにはActive Recall(想起学習)やSpaced Repetition(間隔反復)を取り入れる仕組みがありますので、学んだ内容を死蔵させず、意図的に活性化させることができます。

また、辞書機能やYouGlishの検索機能も備えていますので、覚えた文法事項が実際どのように使われているかを生の英語で確認できます。動画ですと記憶にも定着しやすいので rBook を利用されている方にはぜひオススメしたい方法です。

覚えた文法事項が実際どのように使われているかを生の英語で確認できる

一通りGrammar in Useの学習が終わりましたらご興味のあるコンテンツを読みながらご自分の言葉で [[Grammar Note]] を書くといいです。

画像1

Roamのデータ構造はブロック単位になっていますので該当する文法事項をピンポイントで指定して紐づけることができます。

画像2

こうして [[Grammar Note]] を書きますと双方向性のリンクという特徴から、該当する文法事項にも関連してある記事のパラグラフが表示されます。

rBookを使うもう一つのメリットは Roamの使い方にも慣れやすいところです。Roamは慣れるまで時間がかかりますので、一時的に思いついてやってみても、なんのためにこんなことをするのか、とわからぬうちに嫌になって諦める方も多いです。rBook はJSON形式でシェアしますのでご自分のRoamへインポートして学習を続けますとRoamのメリットにもすぐ気づくはずです。

一時的に思いついてやってみても、なんのためにこんなことをするのか、とわからぬうちに嫌になって諦める方も多い

3  rBookをインポートする方法

Grammar in Useの場合、全部で145Unitまであって、それぞれのUnitは3つのページで構成されています。

・Explanation(文法事項の説明)
・Exercise(練習問題)
・Answers(解答)

145Unitに加え、追加の練習問題やAppendixもついていますので、全部合わせますと450ページを超えます。

画像3

▲説明と練習問題の一例

450ページを個別でコピーするのは大変な作業ですので、JSONファイルにしてシェアするようにしています。JSONファイルは共有のRoamでダウンロードし、ご自分のRoamへインポートする仕組みのなっています。よって、「Roamで学ぶ、GIU」の終了後も、GIUのrBookは引き続きご利用できます。

「Roamで学ぶ、GIU」のが終了後も、GIUのrBookは引き続き利用できる

画像4

インポートの方法につきましてはオリエンテーションの際に詳しく説明させていただきます。

4  今後の予定

今回は Grammar in UseのrBookを紹介していますが今後、GIUのSupplementary Exercise など他の教材も rBook として展開していく予定です。

こちらページがSupplementary Exerciseを rBook にした一例です。

画像5

5  まとめ

日本で英語学習を進める上で一番の課題は一時的な努力で終わる場合が多いことです。rBookを活用することで時間の経過とともに努力の結果が蓄積される仕組みを構築できますのでぜひ参考にしてください。

画像6



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?