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第三劇場による『けいこのすゝめ』💫

本日の更新は第三劇場による『けいこのすゝめ』💫

第三劇場の5〜6週間からなる稽古期間のすべてをここに公開します!

①ストレッチ
  稽古の前にストレッチをします。稽古で動くときのパフォーマンスを上げ、怪我をしないために行っています。一般的な足や股関節柔軟ストレッチから、首の筋を伸ばすストレッチも行い稽古に備えます。

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②筋トレ
  筋トレも必要な場合はみんなで行います。体が資本の舞台では欠かせません。主に腹筋や体幹をクランチやプランクで鍛えています。終わる頃にはヘトヘトな人もいる一方、嬉々として鍛える人もいます。

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③発声
  舞台で必須となる声を出しやすくするために行います。急に大声を出して枯れることを防ぐうえに、腹式呼吸を習得し動きながら安定して声が出せるようになります。ハミングをさまざまな体の内側に響かせる練習をしたり、2人で外郎売を読み合わせ確認し合います。

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④ワークショップ
  ワークショップとは「体験型講座」を指す演劇の用語で、第三劇場では演技をする前段階での基礎力アップの手段として行っています。演技的ワークショップや身体的ワークショップを通して演技力や身体表現力の向上を目指します。

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⑤読み合わせ
  脚本を実際に出演者で読んでみることを「読み合わせ」と呼びます。主に稽古の初期(本番4〜5週前)に行われ、キャスティングと兼ねる場合もあります。

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⑥キュー練
  役者につく演出のことを「キュー」と呼びます。つまりキュー練は演出が役者にキューをつけることです!キュー練を繰り返すことでその作品の世界観を作り上げていきます。

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⑦パー練
  パー練とはパート練習のことです。演出が自分の出ていないシーンを指導しているときは別室に行き、各自練習を行います。自分の演技をひたすら研究するも良し、暇な人に演技を見てもらうも良し、もちろん休憩をしても良いです!時間を有効に使って演技を磨く時間です!

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⑧脚本会
  公演参加者みんなで集まり、脚本の細かい部分の設定の確認や意見の交換をします。他人の解釈や意見を聞くことにより、脚本への理解が深まります。また、把握できてなかった設定や勘違いしていたことが意外と出てくるので、それを修正する役割もあります。

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⑨通し練習
  本番が近くなってきたら通し練習を行います。実際の舞台の広さを再現し、本番さながらに最初から最後まで通します!全体の流れを確認することにより新たな発見がたくさんあります。また、スタッフや公演に参加していない劇団員にも見てもらって感想を聞き、演出の仕方を変えたり、場合によってはシーンを増やしたり、減らしたりして、完成度を高めます。

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これらの稽古を経て第三劇場のお芝居は作られています!

もしこの記事でサンゲキに興味を持ってもらえたら、是非是非Twitterもしくはメールでご連絡ください。団員一同このnoteを読んでいるあなたとの稽古が出来る日を心待ちにしております。

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【次回公演情報】

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第三劇場秋季企画 猫も杓子も創作短編集
『あなたのいる部屋』
総指揮:高橋あみか
料金:無料カンパ制

11月14日土曜日より 第三劇場公式YouTubeにて公開予定!

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#第三劇場 #学生演劇 #演劇


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