初心者がガチ大会に出てもいいの?

どうもー!

お久しぶりのnoteです。
色々書くネタはあるのですが仕事忙しすぎて筆を休めておりました

今回は最近とあるガチ麻雀大会(あくまで私の中での…。こんなこと言うたら私が出てるほかの大会がガチでないんかいと言われるかもしれんけどもう知らんわ)に出たのでそのときのことを書こうと思います。

さて、私はガチ大会にはもっぱら出たことがなくその気もなく今まで過ごしておりました。

その理由はただ一つ、「点数計算ができないから」に尽きるであります。

ガチ大会にはやっぱり点数計算が完璧にできる人が出てほしいし勝敗にこだわりを持つ人が出てほしいと思うのは普通のことではないでしょうかね

そうじゃないとその大会全体のレベルが下がってしまうし、そういう「ガチ」モードで戦いたい人にとって、「基本装備」ができてない人がいるのは、どうなんかなーと思うのであります。
(点数できない人の参加を否定しているわけじゃないです)

昨今、「初心者でも歓迎」という大会が増えたり、「麻雀人口を増やそう!」という風潮があるのはいいことだと思いますけど、「上級者以上が集う大会」がなくなるのは、どうなんかなーと思うところでもあります。

さてそんな私がガチ大会に参加したのは、関西にほぼ来ないであろう東京のプロがゲストとして来られてたからであります。

私の賢明なnote読者であればご存じでしょうが私はミーハーでございます。

他の方々から「あんたが出ても大丈夫だよ」というお声がけいただき、勇気を振り絞って参加したのであります。

いろいろ勉強させられることがあったので、他の大会では経験したことがなかったことを2つ書きます。

①牌チェック

第一試合が始まる前に、牌チェックがありました。

牌チェック処女の三月、何が始まったのか分からず、えっえっえっと戸惑っておりました。

まんぴんそーじはい、あなたは萬子ですと言われてとりあえず必死に萬子を集めてすべて4つずつに揃えました。

他のみなさんは自分以外の種類をその種類担当の人に分けてあげてましたが、わい、そんな余裕ない…ごめん…

とりあえず自分のタスクをこなすだけで精いっぱい、完成した牌もほかの人の牌の並べ方と違うくてかなり初心者丸出しでした…

2回目の牌チェックはみんなと同じように他の種類の牌はその担当の人に渡して、牌の並べ方もほかの人と同じようにできました。ほっ…

終わったときは変な達成感とプロっぽい、これ…!というミーハー心で満足でありました。

②じ け ん は っ せ い

そんなこんなで普通に第一回戦は滞りなく試合が終わって第何回戦だったかな、私含め卓内全員が点数計算危ういような卓に配属となりました。

私は「この卓こそプロが必要だよ」と思いましたがそんなん言えません。

始まってみれば1名をのぞきみなさんきちんと点数申告していてスムーズに進んでいると思えました。

しかし事件は東3局ぐらいで起こりました

その時親番だった人(一番点数計算怪しい)が、海底・ドラ1であがったときのことです。

下家が海底牌を切ったとき、親が「ロン」。

開かれた手をみて、海底・ドラ1と思いました。

しかし、親が「千点」と点数申告。

私は「ん?!千点では絶対ない!」と思ったところ、

それまで自分の点数申告はちゃんとできていた下家、つまりちゃんと点数計算できるはずなのに、

そのまま「千点」を払おうとしました。

私は、「ちょい待てぇ」と思い、「親ですよね?」とだけ言いました。

すると運営のプロの方がちらっと来てくれました。

ガチ大会に参加したことない私は、安心し、「運営の方が点数修正してくれる」と思いました。

コロナ対策のビニールのせいかあまり聞こえなかったけど、私の「親ですよね?」という注意を聞いて親は「あ、そうですね…えっと○○は○本場でにせん○×点です」と言いました

本場が2-3本積まれてたこと+対面の私にまで申告点数があまり聞こえなかったけど、「二千なんとか」って言ってることだけ聞き取れました。

鳴いてる海底・ドラ1だから2900+本場で最低でも三千は超えるはずで、え?と思いましたが、

運営の方が否定しなかったので、合ってるんかなぁ?と思って何も言いませんでした。

しかし、やっぱりおかしいなと思って、次局が始まる前に、「海底・ドラ1でしたよね?」と勇気を出して言ってみました。

すると、運営の方がようやく訂正してくれました。

安心した気持ちとは別に、「この親番の方の点数計算ができないのは仕方ないとして、ほかの同卓者2名はちゃんと点数計算できるのにどうしてアガリ形を確認したり、訂正したりしないんだろう」と正直腹が立ちました。

しかし、この件を大会終了後友達に話したら、

「その運営の人は卓外の人やろ?この大会では運営は関与しない、すべては卓内で行われる。同卓者がそれで同意したなら、点数申告が間違っていても局は進行される」

ひょえーさすがガチ大会だよ。本当にプロの試合やん、という印象。

私は「なるほど、それは分かった。でも点数間違えてるの同卓者みんなわかってるはずなのに誰も修正しないのおかしくない?」

と言うと、

「一番よくないのはその点数計算できない人だよ。自分が千点と申告して、誰かが間違ってると思っても、千点と言った以上、それに同意されたなら千点になるんだよ」

目からうろこ!!!!!

なるほどなー!!!!!

私は、甘かった。

あまあまの、アマであった。(うまくない)

だって、私が麻雀を打つ時は、いつでも修正してくれる人がそばにいたから。

それが初めての同卓者の方でも、誰かがいつも修正してくれてました。

いなければ、運営の方が修正してくれていました。

でも本当は、そうじゃない。

卓内の4人にすべての責任があって、つまるところ、自分自身に責任がある。

みんなその「責任感」を持って、麻雀を打たなければならない。

点数計算を理解するまでは、私は横移動についてはあんまり興味がありませんでした。

そこで間違っている点数がやり取りされていても、自分には関係がないと、思っていました。

そんなわけない。

点数が間違っていれば、そこにいる全員が損することがある。

よくこんなことを言われる。

「点数計算?大丈夫大丈夫!誰かがやってくれるから!!!!!」

…点数計算に自信がない人に大きな声で言うわ。

そんなこと、ありません!!!!

もう一度言う。

誰かがやってくれる?

そんなこと、ありません!!!!

誤解してほしくないのは、点数計算できない人を責めてるわけでも、参加するなと言うてるわけでもないです。

いかんせん、私も「できない組」ですから…。

でも、本当は、「できて当たり前」と思った方がいい

自分が、できるようにならないと。

いつでも助けてくれる「誰か」がいるわけではないのです。

以上、点数不安組、一緒にがんばりましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?