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【デュエプレ】デアリライゾウ

 はじめまして。三賀(さんが)と申します。よろしくお願いいたします。

 2月2日、ボルシャックNEXカップNDにてレジェンドに到達したデッキ、【デアリライゾウ】について記します。記事は初投稿、デュエプレの実力もまだまだなので至らぬ点ばかりかと思いますが、温かい目で見ていただければと思います。

以下常体


・デッキ選択の経緯

 NEXカップ初日のプラチナ帯では、前月のHDMカップでも多く見られた【キリコ】【ガントラ】【NEX】【赤青剣誠】といった、回転の速いデッキで早期のマスター到達を目指すプレイヤーが多いと感じた。中でも特に【キリコ】との遭遇率は非常に高かった。

 そのため、初日と2日目のマスター帯ではそうしたデッキと、【キリコ】に有利な【ナイト】【トリガーHDM】の使用率が高いと予想した。実際に筆者もマスターには【トリガーHDM】で到達しており、プラチナ1〜2ではコントロールに多くマッチングしている。

 そこで、コントロールに有利かつ《DEATH・ドラゲリオン》でビートダウンにも抗えるデアリ(火闇自然)型の【ライゾウ】を使用することにした。

2/8 追記:現在【トリガーHDM】は【キリコ】に対して不利とされているらしい。筆者はほぼ負けなかったし、逆にキリコでトリガーHDMに勝てたこともなかったので、てっきりガン有利だと思い込んでいた。

・デッキ概要

デッキレシピ

 ドラゴンをマナに貯めて《ライゾウ》を出す、という点は一般的なリース(火光自然)などの【ライゾウ】と同じ。
 大きく違うのは、《DEATH・ドラゲリオン》による盤面処理が可能な点。【ライゾウ】が不利とされる【メカオー】対面などは相性をひっくり返すほどの刺さりを見せる。

 ところでリース型には、物量で圧殺するだけでなく、《デルフィン》で呪文を止めるという明確なコントロールへの有効打が存在する。
 デアリ型には《デルフィン》はいないものの、《グール》による擬似破壊耐性のおかげで依然として対コントロール性能は高いほうである。

・採用カード

 前環境から組み替え続けているレシピで、各カードの採用理由・枚数調整はかなり曖昧である。

《フェアリー・ライフ》4
 初動カード。

《龍の呼び声》4
 初動カード。《ライフ》が打てなくても3ターン目に2ブーストすれば追いつける、そんなドラゴン(と5c)の特権。
 3→6→9で《ライゾウ》を出せるので、《ギフト》を考慮しなければ2→4→7→9の《アイニー》と速さは変わらない。
 およそ3回に1回は外す計算だが、体感5割外す。

《フェアリー・ギフト》3
 上振れ要因。盾が厚い対面では《サファイア》早出しで積極的に焼きに行く選択肢もある。

《黒神龍ドボルザーク》2
 《デスドラ》《ライゾウ》の進化元兼サーチ、ブロッカー、逆スレイヤーによる《グール》の起爆など、仕事は多い。3枚以上推奨。

《邪眼死爵ゲーネフ卿》2
闇クリーチャーの防御トリガーが欲しかったので採用。闇クリーチャーは10枚未満では足りないと感じた。cipは《グール》を落とせたらラッキー、程度の感覚。

《武装竜鬼アカギガルムス》4
 防御トリガー兼マナ加速。素出しも強く、こなす仕事の量・質ともに非常に優秀なので4枚採用。
 こいつの存在から、マナのドラゴンは増やし得。

《黒神龍グールジェネレイド》4
コンセプトカードの一つ。メテオバーンと非常に相性が良い。コントロール対面で《ザクピ》の次にハンデスで落とさせたいカードとしてキープすることが稀にある。

《超神星 DEATH・ドラゲリオン》2
 コンセプトカードの一つ。ライゾウが相手の展開に間に合わないとき、相手の《キリコ》で《サファイア》が出なかったときなどに使う。
 マナに闇クリーチャーが3枚貯まらないのが気になるなら《ドボルザーク》などを増やしたいところ。
 欲しい場面は多いものの、ライゾウのハズレである点はネック。

《翔竜提督ザーグピッチ》3
 打点、リソース補充およびハンデス対策。3枚以上推奨。《ジェニー》読みでライゾウを埋めてこちらを残すプレイングもあった。

《黒神龍ベルザローグ》1
 ライゾウで捲れて強い闇ドラゴンと思って採用してみたが、別に強くなかった。不採用推奨。

《超天星バルガライゾウ》4
コンセプトカードの一つ。うまくドラゴンを捲らず結局2回殴ることも多い。

《剛撃龍騎ヴィレム海舟》4
 打点、リソース補充およびSA付与。《グール》をSAにしたり、ライゾウで捲れて横のドラゴンをSAにしながら後続を持ってきたりする。コントロール対面で連打しているだけで勝ったこともあった。しかし4枚は過剰か。

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》3
 ライゾウで捲れて強いドラゴン筆頭。むしろこのデッキだとライゾウより強い
 前述の通り《ギフト》で早出しすることもある。4枚でもいいのかもしれないが、筆者は3枚しか持っていない。

・不採用カード

《エコ・アイニー》
 入れるなら《呼び声》を切ることになるが、3ターン目に動けないのを嫌って不採用。……と思っていたのだが、《ギフト》を切る選択もあったし、ライゾウの低出力を補う打点になるので、むしろ今は入れればよかったのではないかとすら思っている。

デカくない?

《黒神龍ゾルヴェール》
 殴れる闇ドラゴンのブロッカー。執筆中に思い出したので試してすらいなかった。要検討。

 その他、多くのカードが候補になるかと思われるが、筆者が述べることはあまりないため省略する。
 繰り返すが、採用カードと枚数調整はかなり曖昧なので、使用する際はご自身で様々に変更していただくことを推奨する。

・注意点など

回し方は上手い人に聞いてほしい、むしろ教えてほしい

 《ライゾウ》の進化元にするカードとしては、次に《デスドラ》を出すプランが見えている場合は闇3枚が残るように選び、それ以外は《グール》を優先する。

 基本的に《デスドラ》は《ライゾウ》や《サファイア》を諦めたときか出した後にしか出せない。
 前者の場合あらかじめ盤面にいるのは《アカギ》程度なので、それらと墓地の《グール》のみで殴りきらなければならない。【メカオー】ならほぼ勝確まで持っていけるものの、【ガントラ】対面などは茨の道である。

 《デルフィン》《ロレンツォ》や除去cip持ちの不在のため、一般的なライゾウに比べてメテオバーンの出力が低いことにも注意が必要である。アカギとザクピしか出なくてもそれは下振れではない。《ドボルザーク》を立てておくと返しのターンのケアに大いに貢献してくれる。


・おわりに

 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 私自身、構築段階、対戦中ともになにか整然とした理論に基づいて考えているわけではなく、感覚に頼っている部分が多いです(要するにテキトーです)。
 レジェンド到達といってもいわゆるレジェタッチで、別デッキでマスターに到達してから数勝しただけに過ぎません。
 しかしせっかくの自身初のレジェンド到達なので、喜びを忘れないためにも、デッキを記録しておこうと思い執筆いたしました。

この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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