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必殺!ジェット・カスケード・アタック!!!【デュエプレ】



水文明のSecの少なさを嘆き、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を含む水のカードのSec化を望む"お気持ち表明"記事を出してから1年と少し。


願いが叶いました。


早速私はデッキを作った

《サイクリカ》を絡めるとターンを跨いで同じ呪文を2連打できる……つまり《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》が完成する!!!
《フェアリー・ホール》で《四つ牙》《キル》《アンタッチャブル》《勝利ガイアール》を並べられるので打点生成力も申し分なし!

こいつでNDランクマを荒らし回ってやるぜ!

……

画像はイメージです(協力:ぶぶんぶんぶんさん)

対ビッグマナが辛すぎる!

このデッキにとっての不幸は、22弾リリース直後のプラチナ帯ではほとんど《吸い込む》《大地》《サイクリカ》入りのビッグマナデッキにしかマッチングしなかったことであった。

このデッキの基本の動きは《ザビ・リゲル》と《ギルザウルス》や《四つ牙》を置いてターンを返し、次のターンに《サイクリカ》で呪文を唱え直す、というもの。
ビッグマナ相手ではここに返しのターンの《ドンドン吸い込むナウ》が突き刺さり、大幅なテンポロスとなってしまう。
単純に《ザビ・リゲル》を《リュウセイ・ホール》で退かされるだけでも辛い。

特に《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》(以下「アタック」)を《吸い込む》や《ヴィルヘルム》で処理され、テンポ的にもカード枚数的にもアドバンテージを取られてしまうのが深刻。
これによりリソース要員としても機能しない。

おまけに《ガロウズ・ホール》のバウンスはサイキックが対象外であるため、《リュウセイ・ホール》へのカウンターにもならない。
《死海竜》によるトリガー封殺はもちろん魅力的ではあるが、偏ったマッチングでここまで腐ってしまうと、《ガロウズ・ホール》自体の採用が厳しいものとなってくる。

デッキコンセプトを否定され、このままでは勝ち上がるどころかプラチナの底へ真っ逆様である。何かビッグマナへの対抗手段となるカードがあれば……


三賀に電流走る

これか?

《超次元キラーメガネ・ホール》なら《アタック》を設置しながら最低1枚ドロー、うまくいけば3枚以上ドローできるではないか。これなら吸い込まれてもアド損にならない。

それに、《死海竜》こそ出せないが、《サイクリカ》経由で2連打すれば《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》(以下「JCA」)に覚醒リンクできるという。

肝心のJCAの性能はこちら

クソデカスペルギアファントム

……「弱くね?」とお思いのそこのあなた。少し待ってほしい。

確かに、《メンチ斬ルゾウ》などと違ってリンクしても勝ちに直結しないし、リンク前の《アクア・ジェット<BOOON・スカイ>》はバニラ同然だし、解除も持っていない。

だが、この攻撃時能力をもう一度読んでみてほしい。攻撃しながら3ドローして全体バウンスと書いてある。
ちょうどこの能力が刺さる、小型を横に並べる22弾の環境デッキがあるではないか。

以下実際の画像

そう、【サザン・ルネッサンス】である!

それだけでなく、最速5ターン目に3ドローしながら3点で突っ込めるので、コントロール系にも役目を持てる……かもしれない。

つまるところこの《JCA》、現環境でも活躍するときはちゃんと活躍する。
決してふざけているわけではないし、救済したいわけでもない。


……と散々語ってきたが、ここまで考えた段階ではまだこれらを試したわけではなかった。というのも、《キラーメガネ》を1枚しか所持していなかったのである。

気になった以上試してみたいのは山々なのだが、どうにも汎用性の低そうなカードを3枚も生成するのには中々踏ん切りがつかない……

ので、こんなアンケートを取ってみることにした。

なんと、デッキ限定でパックからの入手が不可能であるにも関わらず、4枚所持している人が最低20人もいるという事実が判明。
デッキには2枚しか入っていないため、2つ買った人以外は少なくとも2枚生成している。

ならば、迷いはない。成すべきことは決まった!

ということで組み直したデッキがこちら。

《ヴィルヘルム》対策にもなる《再誕の聖地》と、相手の呪文を奪いつつ焼却もできるフィニッシャーとして《「呪」の頂 サスペンス》を採用。

相手が《サイクリカ》を召喚した後は必ず手札に《大地》などの呪文を持っているはずなので、確実に仕事ができるというわけである。さらに2枚焼却がTブレイカーの《JCA》と噛み合うこともある。
マナコストこそ重いが《キラーメガネ》で手札を増やした後《聖地》+《ピクシー・ライフ》と打てば現実的に召喚可能。

《神託の王 ゴスペル》で相手の呪文を1枚でも奪えたら強いのに、最大4枚奪いつつ焼却もできる《サスペンス》が弱いわけがないのだ!
決してふざけているわけではない。

対ビートダウンには《JCA》までの時間を稼げる《ガンリキ・インディゴ・カイザー》を採用。除去札を採用していない【シューゲイザー】などに対して全体バウンスとロック能力が合わされば、ほぼ詰ませることができる。


これで準備は整った!
今度こそNDランクマを荒らし回ってやるぜ!


全バウンス


全バウンス


圧がすごい


サスペンスで
大地パクって


GイズモCUPマスター到達

やったぜ

NDプラチナ4から19勝10敗、勝率65.5%。
対戦数のうち半分以上はビッグマナ系統であったため、《サスペンス》も《キラーメガネ》も大活躍であった。
《JCA》もよく働いてくれたのでひとまず満足。

追記:
同シーズン最終日にレート1600到達。

これを読んでいる皆様にも、この機会にぜひ《JCA》の合体パンチをお試しいただきたいものだ。
圧倒的なリソース補充と全体除去に病みつきになること間違いなしである。

まずは《キラーメガネ》をあと3枚ないし4枚生成するところから……ね?
私も生成したんだからさ?


おまけ

超次元ゾーンについて

正直なところ《JCA》セットと《プリンプリン》、《勝利リュウセイ》、《ルナ・アレグル》1枚以外は使用頻度が非常に少ない。

《ルナ・アレグル》について、《アタック》を出しても除去されそうな場面では、確実に山札を1枚掘れるこちらを優先する。《聖地》とも噛み合う。
2体同時出しにより片方が除去されても確実に覚醒して山札回復ができる、という目的で2枚目を採用したが、そういったシチュエーションは一度しか訪れなかったし、別にそうしなければ勝てないわけではなかった。

《アンタッチャブル》は裏面を打点・フィニッシャーとして出す目的で採用。一度も使わなかったが、これは単に対戦中にそのプレイが頭になかっただけの可能性もある。

他の候補は《プリンプリン》の2枚目か《ガロウズ・セブ・カイザー》程度だろう。NDかつ出す手段が《キラーメガネ・ホール》のみの場合、選択肢はかなり少ない。


2024年7月19日追記:
カスケード2枚で2面防御した方がいいと思いますよ。

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