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20弾前期クイック・ピック雑記

ごきげんよう。

今シーズンは最終ラインと思われる8回全勝まで行ったので、感じたことをざっくり記していきます。

あくまで個人の感想になりますので、自分はこう感じた、ここは違うと思った等ございましたらぜひTwitterでご共有ください。


総合的に……

ビート環境。火水の低コスト〜中コスト帯にビートダウン向けの強力なカードが集中しており、先攻でそれらを押し付けていく動きが最も強いと感じた。5勝を狙うなら真っ先に火水を含む組合せを取る。

一方で、序盤の攻勢を凌げれば後ろ寄せのピックでも勝機はある。特にデイガならコントロール、リースならビッグマナ風に立ち回れる(後述)。


文明ごとの性質と重要カード

文明は評価高い順。

火文明

高レア枠の汎用性が抜けている。低レア域にもビート向けの優秀な小型がおり、水と合わさると序盤の押し付け性能がさらに高くなる。

《武闘龍 カツドン/武闘将軍 カツキング》
今期最重要カードその1。両面とも単体性能が高く、中盤にドロンゴーが成功すればゲームを決めかねない。ドロンゴーのために他のエグザイルも積極的にピックしたい。

《暴走龍 5000GT》
終盤になるとヤケクソで出せるフィニッシャー。コントロールで有用。

《百万超邪 クロスファイア》
バトル必勝の殴り返し要因、単純なSA2打点、終盤でのGゼロでの詰めなど器用。

《双砲 ロードスター》
中マナ中打点SA。高コスト少なめのピック、または自然入りで輝く。

《爆走マントラ シラヌイ》
低レアながら悪くないスペックのアタッカー。

《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》
低レアながらコントロールのフィニッシャーになれる。

《ミサイル・バーストG》
2面止められる可能性があるトリガー。アドバンテージが取れる呪文というだけで貴重。

《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》
今期最重要カード
その2。先4で殴ってトリガー踏まなければ大体勝てる。

《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》
ガネージャーを探しにいける進化元。

《虚空の力 レールガン》
3-6000は除去が困難なため強気に殴りに行ける。

《ウソと盗みのエンターテイナー》
クリーチャートリガーを封じてビートするのが主な用途。ドロンゴー対策にもなる。

《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》
コントロールのフィニッシャーとしては最上級。

《腐敗勇騎マルドゥクス》
後述のアバヨ・シャバヨと同様の役割が持てるSA。

水文明

ドローやバウンスでテンポを取りながら、アウトする前に決着をつけにいく、前のめりな構成になる。そのためカード自体は優秀だが火と合わせないと厳しい。

《超合金 ロビー/絶超合金 ロビン・フッド》
今期最重要カードその3。3-2000で殴りながらアドを取れる。ドロンゴーが決まれば攻撃時と合わせて2ドロー2バウンス。最初にピックしたなら以降は他の青エグザイルも優先してピックしたい。

《終末の時計 ザ・クロック》
5000GTや鬼丸覇、ボルメテウスなどケア手段はそれなりにあるが、それでも強すぎるトリガー。

《ガンリキ・インディゴ・カイザー》
クイピなら確実に1ターン稼げる。可能ならマナ加速から繋いで相手の盤面が整う前に出したい。

《一極両得 カッキー&ケッシー》
序盤中盤ともに腐りづらい呪文。

《アクア・アナライザー》《電脳の女王 アリス》
ともに前述のガネージャーを探せる進化元。前者は複数枚取れているならジャバジャックもピックできる。

闇文明

5〜7マナ帯にアドを取れるカードが多い。除去とハンデスでコントロール風味も出せるが、序盤は隙が多いので他の文明に任せるのが良い。

《豚魔槍 ブータン/地獄魔槍 ブリティッシュ》
ドロー&ハンデスでアド取り合戦に強く出られる。除去を落としてフィニッシャーを通しに行ける。ただしデッキアウト合戦では不利になるので、速やかな遂行は必須。

《雷撃闘槍 ブリターニュ》
小さいウェディング。思考停止で投げてもどうにかなる。

《絶叫の影ガナル・スクリーム》
ホネンビーと違って山を減らさずに墓地回収ができる。

《ガチンコ・ジョーカー》
水文明入り以外なら6マナ帯では手札が減っているはずなので、1度撃てれば動きを止められる。

《黒神龍アバヨ・シャバヨ》
エビセンカイザーやリアーナグローリーに対する数少ない除去手段であり、ガネージャー対策。蘇生または回収して使い回せるとなお良し。

《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》
貴重な火文明以外の実質SA。

《天界の神罰》
最も確実なガネージャーの除去手段。

自然文明

ビッグマナプランが取れるようになるが、自然のフィニッシャーはいないので、鬼丸覇やゼニスのピックは必要。火と合わせてミッドレンジにするのが無難。マナ加速系はとりあえずピックしてよく、マナ回収手段があるとなお良し。

《高飛車姫プリン》
小さいインディゴ。7マナ帯までの時間稼ぎとしては優秀。

《流離の頭目 鬼流院 刃》
数少ない山札回復要因だが出現頻度は低い。

《父なる大地》
エグザイルへの対策カード。クイピでは弱いクリーチャーが入りがちなので腐りづらく、終盤不意に使ってアウトさせることも稀にある。

《無頼聖者スカイソード》
盾追加とマナ加速がビッグマナプランと噛み合う。

光文明

高レアにノイズが多いものの、高コストでコントロール向きのクリーチャーが多い。ビート環境なので低コストブロッカーはそれなりに使える。トリガーは強い。

《宇宙刃 ニケ/宇宙美刃 ミケランジェロ》
ビート対面でアドを稼ぎつつ耐久支援。アウト注意。

《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》
カードプール上に除去手段がほとんど無い。

《凍結の魔天 ダイイング・メッセージ》
ビートに対して2面止められる。盤面の取り合いでも有用。

《虚構の支配者メタフィクション》
中マナブロッカーで、コモンにしてはいい働きをする。除去が呪文主体なのでアドは取りやすい。

《エターナル・スパーク》
カツドン、ロビーへのメタカード。ぜひピックしたい。

ゼロ文明

全体的に重いが汎用性は高い。自然入りではピックしやすい。

《「祝」の頂 ウェディング》
対処手段が全然無い。出せばほぼ勝ちになるゼニスはこのカードだけ。

《ヨミ》
山札枚数の都合でドローはしづらい。場に居座らせてこそ本領を発揮するので、可能なら相手に除去を切らせた後で出したい。

《真実の名 リアーナ・グローリー》
選ばれないブロッカーWブレイカーでシンプルに強い。時空ボルシャックに強く出られる。

《イズモ》
文明の枠を越えて色々できる。

《神聖騎 オルタナティブ》
6000除去を放てるWブレイカーという、低レアにしては悪くないスペック。


組合せごとの評価

評価★★★

提示されたら真っ先に選んで問題ない。

・シータ(水火自然)
低コストに寄せたビートも、中マナ帯を厚くしたミッドレンジも、マナ加速多めのビッグマナもいける。

・クローシス(水闇火)
ビートやミッドレンジの他、その気になればコントロールも可能。全体的にカードパワーが最も高い。エグザイルを多く取ると良さげ。

評価★★

上2つが無かったときの第二候補群。

・デイガ(光闇火)
中〜高マナ帯のカードを押し付けてコントロール。トリガーも強め。

・デアリ(闇火自然)
中マナ帯のカードを早めにプレイしてアドを取るミッドレンジが有力。リソースは細い。

リース(光火自然)
マナを貯めてトリガーからカウンターするのが主。3→5→7のルートを取りやすい。

ラッカ(光水火)
火水のビート戦術と光の高コストカードの噛み合わせは良くない。光はトリガーによる支援をメインとするのが良い。

評価★

5勝するには相当なスキルと運を要する。筆者には足りなかった。

アナ(水闇自然)
リソースを取りやすいが、逆にリソースを取りすぎると負ける。マナ加速からの大型無色クリーチャーに頼ろうとしてデッキアウト負けが頻発した。

トリーヴァ(光水自然)
概ねアナと同様。インディゴやダイイングなどで盤面を固めるのが良いか。

ネクラ(光闇自然)
全体的なカードパワーが劣るためどうしても勝ちきれない印象。オラクルが多めなので光臨ギミックがハマると押し切れる。

ドロマー(光水闇)
唯一自分では使っていないが、対面した感想としては、シータやクローシスの押し付けへ対抗するのが難しそうだった。


全勝ピック例

ガネージャーとカツドンで圧をかけながら殴り続ける。今期で1番強かった。


エグザイル少なめ。エンターテイナー下での盾削りが活きた。


ガネージャーとロビンが拾えなかったが、4〜6マナのカードでいい感じに立ち回り、あとはカツキングでゴリ押し。


とにかく3〜5マナ帯が厚い。クローシスはエグザイルが強い。


前寄せのようで、ゴワルスキー3兄弟は別に序盤のカードではない。アド稼ぎ重視。


マナ加速からリアーナやヨミに繋げていくターボ系。光はトリガーが強い。


3→5→7でブリティッシュやボルメテウスやダークネスを押し付ける。


後ろ寄せ。副産物としてジャッジが強く、1度RSFKで4ブレイクして勝った。



以上です。

チケットが40枚近く余っていたのと、ランクマに飽きたのとで、通学時間をクイピに回してみました。結局ハマって睡眠時間も犠牲になりました。
チケットはまだ25枚余っています。なんで。

ランクマとは大分違うゲーム性で、デッキも毎回変わるので結構楽しいです。皆様も時間さえあれば是非お試しを。時間さえあれば。

それでは、ごきげんよう。

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