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【広域交付住民票】福井県鯖江市

福井市役所を後にして、福井鉄道の福井城址大名町駅(あるいは電停?)より「たけふ新」行きの電車に乗ります。

福井鉄道福武線は福井駅北側の「田原町駅」から越前市の「たけふ新駅」間を結ぶ鉄道です。田原町~赤十字前間と、本線から分岐する福井城址大名町~福井駅間は併用軌道となっており、福井市中心部ではいわゆる路面電車の様相を呈しています。一方、赤十字前~たけふ新間は専用軌道を走る鉄道であり、地方鉄道としての雰囲気を色濃く残します。ところが近年になり車両は鉄道用の大型車(中型車?)から軌道用の車両へと完全に置き換えられたことで、鉄道線の一部主要駅ではなんともチグハグな感となりました。

さて、福井を後にして次に向かうのは鯖江です。福井~鯖江間は北陸本線の普通列車で約15分と比較的近距離ではありますが、鯖江市役所はJR鯖江駅から2kmほど離れており、公共交通機関でのアクセスは1時間1本のコミュニティバスくらしかないという何とも不便な立地です。一方の福井鉄道は鯖江市街まで約40分かかりますが、市街地手前の西山公園駅から市役所までは徒歩10分ほどで到達できます。ということで福井鉄道で鯖江へと向かうこととしました。

庁舎内へと入り、市民窓口課に記載台で(おそらく備え付けていないとおもいつつ)申請書を探していると総合案内の職員から用件を尋ねられます。住民登録地が鯖江市外の住民票が欲しい旨伝えるとすぐさま広域交付住民票申請書の様式と番号札を渡されました。話が早い地方公共団体は好きです。

事前に記載台でこの申請書を記載の上提出したものの、別に鯖江市用の通常の住民票交付申請書への記入も求められます。申請内容と異なる交付申請書を記入させられるのは遺憾ではありますが、どうやら交付申請書で収入管理をしているようなので、その辺りの都合ゆえなのでしょう

福井県鯖江市長発行の広域交付住民票です。

薄青色の扇形網点地紋が施された改ざん防止用紙に印刷されています。市章や市の花などは配置されていませんが、電子公印を使用している旨があらかじめ原紙に印刷されています。印章は黒色電子公印で、横書き2段で「鯖江市長之印」と配置されています。


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