さねとみのMTG日記(2019/9/2~9/9)

みなさんこんにちは。さねとみです。
今週は、現環境最後のプレミア大会である日本選手権が終わった一方で、次環境のエキスパンション、エルドレインの王権のプレビューが始まりました。
次環境への準備期間に入った感じがありますが、実はMCQがあるのでモダンをやっていく必要があるんですよね。(なんと今週末名古屋・大阪2連戦に行くようです)
※毎週Twitter上で、この日記の宣伝ツイートをリツイートしてくれた方の中から抽選で、スタンダードのパック3パックプレゼントキャンペーンをやっているので、是非参加してみてください!
(https://twitter.com/sanetomi/status/1171384589291376640?s=20)

1.8月のArena BO3メタゲーム まとめ

8月が終わったので、今週は8月のまとめ日記にしていこうと思います。

8月のメタゲーム

8月のスタンダードはまだスケシの時代でしたね。(4Cケシスが本格的に頭角を現すのは9月に入ってからです)とはいえ、そんなスケシも16%と、支配的とは言えない数字です。よく言われることですが、この環境はデッキが多く、そしてどれも強いので、好きなデッキを極めるということが正当化されやすい環境だったかなと思います。
それでも、スケシ(特に、ゴロス・運命のきずなを採用した型)は頭抜けて強かったと思いますが、9月以降4Cケシスのそのポジションを奪われてしまいましたね。
Arena特有かはわかりませんが、8月を通してエレメンタルとそこそこ数当たり続けたのは、現実のメタゲームと乖離している点かと思います。
採用されているカードに親和レアが多く、デッキが組みやすいわけではないと思うのですが、≪発現する浅瀬≫を重ねたときの爽快感が人気ということなのでしょうか。

メタゲームの推移

デッキ毎の増加幅を見ていくと、8月後半は吸血鬼が失速しているのがわかるかと思います。ちょうど赤単やフェザーが再評価され始めた頃で、スケシに少し強いくらいでは、デッキを使い続けることが正当化されなかったということかなと考えています。(9月に入ると、4Cケシスなども現れるため、より一層数を減らしていく、はず。。。)
まぁ、後半一番数を伸ばしているのはその他系のデッキなので、この環境の終盤を、皆々好きなデッキで遊んでいたという可能性も結構高いと思います。
Arenaは1ゲームが短く、デッキを組んで回すことのコストが低いため、私もついつい糞デッキを組んで遊んでしまいがちです。(スランの崩落スペシャルとか)

2.8月の個人成績 まとめ

画像3

お次は個人成績。60%を超えていればいいな程度にとらえているので、今月は目標をクリアできたと言えそうですね。
一番多く使っているグリクシスリアニメイトは、まぁ回すのが楽しいので使っているデッキなのですが、友人と協力してリストを作り、The Last Sun予選に出場したこともありました。
使用デッキを見ると、≪発言する浅瀬≫や≪世界を揺るがす者、ニッサ≫を使ったデッキを使っていないことがわかりますね。これは個人的に上記2種のカードが大嫌いだからなのですが(だって、マナクリ連打から3ターン目に出てくるのとか、ずるくないですか?)、こういう好き嫌いはよくないので、9月の残った時間で回してみようと思います。
最終順位はMythicの193位で終えれた為、無事MCQの権利もゲットできました。ArenaMCQは非常に過酷なので、かなり臨み薄ではありますが、機会であることにはかわりがないため、頑張りたいと思います。

3.日本選手権レポート

9/7・8で開催された日本選手権に出場してきたので、そのレポートを書きます。
少し大会についての説明を記載しておくと、日本選手権は下記の日程、ラウンドで行われる2日制の大規模大会で、優勝者は日本一強い男を名乗れます。(ついでに準優勝までプロツアーに行けます)
日本一はさておき、この手の競技イベントは日ごろの練習の成果をチェックする場として大事なので、できる限り参加するのがベター。ということで参加を決めたわけです。
【日本選手権 日程表】
・9/7(土)
 R1:スタンダード5回戦
 R2:ドラフト3回戦
・9/8(日)
 R3:ドラフト3回戦
 R4:スタンダード2回戦

3-1.スタンダード5回戦
今回持ち込んだデッキは4Cケシスです。

画像4


環境の前提として、4Cケシスがトップメタであり、ケシスを倒すためのボロスフェザーorエスパー系デッキが次点として存在、けれど、緑単や青単など主要じゃないデッキも決して弱くない。
というのが私のこの環境のとらえ方でした。
普段私は、こういう場合一番使用者が多いであろうデッキ(今回なら4Cケシス)を倒しに行くことが多いのですが、今回ばかりはそうとも行きませんでした。というのも、エスパー系などは、メインからしてそこまで有利とも思えませんし、フェザーはさすがにメインこそ有利だと思いますが、サイド後はケシスに分があるとみています。

というわけで、4Cケシスをちょっと意識したケシスを作ろうということで、メインに大テフェリー2を採用した4Cケシスを使用しました。

結論からいうと、この構築はあまりよくなかったです。ケシス同型は、コンボなど決まらないので、PW勝負になるというのが持論でしたが、それはお互いにアショクをちゃんと引けていた場合の話です。
アショクを引かなければ、引きがいいほう(えてして先手。なぜなら先にタミヨウが場に出るから)が勝つだけですので、4Cケシスを意識するならばアショク4にするべきですし、またパーツを探せる点で最も重要なPWであるタミヨウも4あるべきです。
その為、大テフェリー2枚と、ラザーヴを1枚抜いて、アショク4、タミヨウ4にするのが一番よかったですね。

【対戦結果】
R1:赤単〇〇
R2:4Cケシス:××
R3:4Cケシス:〇〇
R4:赤単:〇〇
R5:ボロスフェザー:××

ということで3-2。R2とR3のケシスは、グループで持ち込んでいたのか、サイド含めて全く同じリストでした。
同じケシスにR2に負け(=サイドプラン含め、リストを全て見れる)ていたため、R3はそれもあってか勝つことができました。
R5のボロスフェザーは相性通りに何もできず負け。
事前情報だと、2敗は既にTop8の当落線上にいるようです。その為、この後は1戦たりとも負けられません。

3-2.First ドラフト

画像5

(島9 山7です)

1-1で≪炎の侍祭、チャンドラ≫をピックし、1-2で≪枝葉族のドルイド≫と≪焦がし吐き≫で迷い≪焦がし吐き≫をピック。と書くと変な風に思えますが、パックに赤のカードがそれ1枚しかなかったため、下家の色を固定する意図です。その後、1-5か6で≪フェアリーの悪党≫が回ってきたため、可能ならばフェアリーを集めることを決めます。
1パック終了時点では赤をメインにだけが決まり、2色目は青か白といったところでした。
2-1は≪炎の大口、ドラクセス≫。赤をやっているところにこのカードは非常にうれしい、文句なしの爆弾レアです。そこから中盤で≪フェアリーの悪党≫を2枚拾えた為、2色目も青で確定しました。
3-1は≪空の踊り手、ムー・ヤンリン≫。これも恐ろしいほどの爆弾レアです。初手のレアが全て噛み合い、最終的にはとても強い青赤のデッキが誕生しました。
土地を16にしたかった為、最終的にドラクセスは抜けました。≪骨を灰に≫と24枚目で迷いましたが、デッキ的に一貫性のある≪骨を灰に≫を優先した形ですね。

【対戦結果】
R6:赤緑〇×〇
R7:黒緑〇〇
R8:赤白〇〇

ということで無事3-0。
デッキが文句なく強い分、事故らないかだけが心配でしたが、ドローが沢山入っており、かなり事故りにくい構成になってました。
というところで、初日は終了。2日目に望みをつなげます。

3-3.2nd ドラフト

というところで2日目の始まりです。2日目はドラフト三回戦からスタート。Top8に入ろうとすれば、ここも3-0が求められますが、果たして。

画像6

1-1は何も取るものがなく≪平和な心≫。1-2も取るものがなく、一番ましな≪樹皮革のトロール≫をピック。1-3も何もなくと、何も取るものがないパックが続き、1パック目を終えてみると、メインは、たぶん、白、2色目は、赤か緑、でも色替え可能。のような、なんともふわっとしたピックとなってしまいました。
2-1で≪打ち壊すブロントドン≫ピックし、2色目が緑に大きく傾いた所で、2-4、2-5と≪殺害≫が連続で流れてくるアクシデント。ここまで黒を1枚もとっていない以上、ピックすることはできません。泣く泣く流して白緑路線を突き進みます。
3-1で≪成長の季節≫をピックし、バットリかバーラン系スペルを最優先で取る方針でピックを進めましたが、なんと1枚も取れず。
結果として出来上がったのが、緑白のビートダウン。しかし、バーラン系スペルが少なかったり、除去も≪平和な心≫しかなかったりと、イマイチ弱そうです。組み終わった後の感触は、上振れ2-1というものでしたが、果たして。

【対戦結果】
R9:ティムールエレメンタル〇〇
R10:黒緑〇〇
R11:青白〇〇

望外の3-0!。≪成長の季節≫がデッキの安定に大きく貢献してくれました。
2nd ドラフトを3-0で終えられたため、あとのスタンダード2回戦を2-0すると、Top8に入れそうな様子です。これは気合を入れなければいけません。

3-4.スタンダード

R12:ボロスフェザー:×〇〇
R12の相手はボロスフェザー相性悪く、ささっとメインを落としここまでかと落ち込むものの、G2はデッキの落ちが良くコンボが間に合い勝利し、G3は≪黎明を齎すもの、ライラ≫からの≪ウルザの殲滅派≫が決まって勝利。
≪ウルザの殲滅派≫を持っている状況で、タミヨウの+で殲滅派をコールする小テクと、相手がフル展開してきたことに因果関係があるかは不明です。
勝利したので、次勝てばTop8です!

R13:4Cケシス××
日本選手権優勝者の小林さんに、5分くらいで負けました。
G1は相手が先手で、そのままコンボを決められ負け。
G2は相手の初動の≪精錬する発掘者≫をさばくも、こちらケシスしか引いておらず、何もできず、4ターン目にコンボを決められて負けてしまいました。
G2は相手の動きが≪精錬する発掘者≫→≪隠された手、ケシス≫→≪≪精錬する発掘者≫&≪モックスアンバー≫&≪モックスアンバー≫&テフェリーで、あまりの完ぺきなハンドに思わず笑ってしまいました。

というわけで、悲しみのバブル弾けで日本選手権は終了です。
最終順位は23位で、M20 1Boxと、プレイマットをもらって終了。
MCQの時から、あと1勝が遠いですが、いつかは乗り越えたいですね。

次回更新予定:9/15(日)or9/16(月)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?