さねとみのMTG日記(2019/9/10~9/16)

みなさんこんにちは。さねとみです。
エルドレインの王権のカードが次々を公開され、次のスタンダード環境への期待が膨らむ時期になりましたね。
個人的には、「出来事」というシステムがアドアドしすぎるので、ボードコントロールに重きを置いたデッキや、PWが沢山入っているといったデッキは少しやりにくくなるかなというのが初見の感想です。

画像1

(除去に4/3除去耐性のおまけがついている。意味不明か?)

ちなみに、構築とリミテッドでの私のおすすめは下記のカード。

構築:石とぐろの海蛇

画像2

到達とトランプルはおまけのようについていますが、どちらもおまけでつくには強力な能力です。プロテクション多色は、≪時を解す者、テフェリー≫にバウンスされないという点で、100点満点です。
出来事を多く採用した黒緑系のミッドレンジに2枚ぐらい採用されている未来が見えますね。

リミテッド:ミストフォードの亀

画像3

まだコモンのカードが全て出ているわけではありませんが、今回の環境は尻でっかちが多く、また、出来事という名前のクリーチャーが基本となるため、かなり遅めの環境になるとにらんでいます。
騎士デッキはかなり速そうですが、尻でっかち軍団を突破できるほどとは思いません。その為、序盤は盤面を支えつつ、後半クロックになるこいったカードは非常に強力だと思います。

とまぁ、前置きが長くなりましたが。そろそろ本来の日記を始めます。
ちなみに今週、来週はいつもの感じではなく、MCQ(モダン)レポが主題です。
(今のスタンのメタとか、もうあんまり気にしている人もいないだろうしね)

1.MCQ名古屋・大阪レポ

というわけで、9/15・16で開催されたMCQ(モダン)に行ってきました。
場所は名古屋と大阪。MCQ開催地は前シーズンのスタンと被っているところが多く、半ばおなじみになりつつありますね。

1-1.MCQ名古屋

さて、先に書いておくと、今回のMCQで使用したのは「4C 復讐蔦」デッキです。

画像4

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35648606 この動画を見て、動きの爽快感に引かれたのが、使用を決めた理由です。(情の選択)

ただ、ホガークと信仰なき物漁りが禁止になったことに伴い墓地があまり意識されなくなった一方で、石鍛冶系デッキが増えたせいで環境の速度がスローペースになりつつある今、このような実質2・3ターン目にゲームを終わらせる系デッキは勝ち組になりうる可能性があると思い構築しました。

細かいカード選択なんかは下記の通り

・Memory Sluice 4枚採用
    →墓地を削る枠。1マナで最大8枚削れるのはどの呪文をも凌ぐ。

・ゴルガリの凶漢/壌土からの生命 2枚づつ採用
 →継続的に墓地を削る枠。≪面晶体のカニ≫を毎ターン誘発させる意味でも、≪壌土からの生命≫は結構重宝する。

・燃焼 2枚採用
 →≪這いよる恐怖≫とのイージーウィンを狙いたいが為採用。

・忌まわしき回収 不採用
 →2マナで5枚は多くもないし、遅いしで不採用

・追跡者の本能
 →上記同様遅すぎるので不採用

こんな感じで、復讐蔦が2ターン目に走ることも結構あるデッキが仕上がりました。環境の油断をつき、優勝をかっさらえるに違いない。金曜日の私は勝利の予感に胸を高鳴らせていました。
果たして結果は。

R1:親和 〇×〇
R2:バーン ×〇×
R3:ネクサス 〇×〇
R4:青白コン 〇××
R5:No show
R6:マルドゥシャドウ ×〇×
R7:トロン 〇××
R8:トロン 〇〇

4-4。全然ダメやああああああああああああああん!!!!!!!!!

というわけでボロ負けでした。何故こんなに負けてしまったのか、その前に、上記の情報に、マリガンの回数という情報を付け加えてみましょう。

R1:親和 〇×〇(2-1-1)
R2:バーン ×〇×(2-1-2)
R3:ネクサス 〇×〇(2-0-0)
R4:青白コン 〇××(2-0-1)
R5:No show
R6:マルドゥシャドウ ×〇×(0-1-0)
R7:トロン 〇××(1-0-1)
R8:トロン 〇〇(0-1)

なんと、20回中、18回マリガンしています。
なんて運が悪いんだ!!!会場で一番運が悪かったに違いない!!!




というわけではないのは、みなさんならお気づきでしょう。
というか、このデッキはほぼ7枚でキープしないため、マリガンが多いこと自体はそれほど気にすべきことではありません。
問題は、マリガンをしている理由と、サイド後の勝率の低さです。
それぞれ見ていきましょう。

まず、マリガンについて。
このデッキは、回してみるとわかるのですが、≪面晶体のカニ≫にかなり依存しています。カニが絡まない場合、デッキを回る速度がかなり落ち、ゴミのようなゾンビビートダウンに成り下がります。
その為、基本的に≪面晶体のカニ≫を引くまでマリガンするのですが、この日のマリガン事由として多かったのが「土地が1枚しかないからマリガン」というものでした。せっかくカニを引いているのに、土地がないからマリガンというパターンは、タダでさえマリガンが多いデッキでは許容できません。
その為、少なくとも土地の枚数については見直す必要があります。

次に、サイド後の勝率について。
このデッキ、メインの勝率は5/7とそこそこですが、サイド後の勝率に関しては5/13と目も当てられません。この落差は対戦相手の墓地対策によるもの・・・・・・。というわけではありません。
これは、サイド後のキープ基準が原因にあるのです。
例えばサイドボード後、初手の7枚にサイドインした≪思考囲い≫があり、他のカードもそこそこ動けそうだが、≪縫い師への供給者≫も≪面晶体のカニ≫もない。このようなハンドをキープすべきでしょうか。
サイドボードしていて、序盤に打たなければ効果の薄いカードを引いているのだから、キープしなければ嘘ということになりますね。実際上記のデータでもメインに比べサイド後はマリガン率が下がっているのが分かります。
しかし、このデッキでは、≪思考囲い≫キープを支えられるような、愚直なビートダウンを支えられるようにはなっていなかったのです。
サイド後の負け方はどれも似たようなもので、動きの悪いビートダウンのような動きをして、当然のように捌かれ(速度で上回られ)負けというものでした。
では、サイドボード後も≪面晶体のカニ≫を引くまでマリガンするのが正解になるのでしょうか。≪面晶体のカニ≫と土地2枚と、サイドボーディングしたカードを引くまでマリガン。果たして許容されるマリガン回数は2回です。
あまり現実的ではありませんね?
よって、サイドボード後のビートダウンプランを強化できるようなカードが必要そうです。

1-2.MCQ大阪

そんなわけで、迎えた翌日のMCQ大阪。上記の欠点を改善したのが次のリストです!

画像5

ほとんど変わってねぇじゃねぇか!!!!!!!!!

追加の土地は、持ってきていなかったので一度見送りました。(こればかりは、スタンの赤単が土地20枚であることを考えると、運が悪い可能性もあるからね)。
変更点は、カードとして弱かった≪ゴルガリの凶漢≫を抜き、2回どころか1回打つかも怪しかった≪燃焼≫を1枚にし、他に抜くカードがなかったので≪Memory Sluice≫を1枚抜いて、代わりに≪屍肉喰い≫を4枚入れました。
こちらは、サイド後のビートプラン強化に大いに役立つカードであり、また、2ターン目復讐蔦の条件である1マナ域のクリーチャーであり、おまけにゾンビでもあります。
まさにデッキのマスターピース!これはやはり優勝してしまうでしょう!!

R1:青白コン 〇××
R2:エルドラージトロン ××
R3:エスパーコン 〇〇
R4:親和××
R5:青白コン〇〇
R6;ウルザ 〇××
Drop

2-4.

昨日より悪化してんじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(来週に続く)


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