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日本に渡来した玄奘の霊骨 その2

玄奘の霊骨が南京で発見されました。
その経緯は当時、南京を占拠していた日本軍が中華門外の整地をしている作業中に土中から一個の石棺を発見しました。

当時の部隊長である高森部隊長は直ちに中日両国の専門家に委託して調査研究を依頼するのです。
その結果、玄奘三蔵の頂骨だということが判明しました。同時に石棺中からは、仏像や宝箱など唐、宋、明代の古銭等が出てきたのです。

玄奘三蔵のような偉大な人物の墳墓には、立派な副葬品が収められることは衆知の事実であり、従ってその墳墓は戦乱の度に暴かれてしまい演化大師が長安から遥々この地まで玄奘三蔵の頂骨を運んだのも、このような災厄を免れしめようと考えたからだったのです。

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