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創作の絵の具
絵を描く楽しさが少し分かった気がします。
絵を描くことは嫌いではないです。いままで描いてて好きだったのはモノクロのイラスト。小学生や中学生でするような模写しかしてこなかったです。
色を塗るイラストの楽しさはあんまり分かりませんでした。
キラキラした色使いの絵を見ることは好きだけど、自分で塗ることはどうも楽しくならなかったのです。
でも、最近色を塗る楽しさが分かった気がします。
どうやら私は参考の写真や風景の色そのままの色を一回で出そうとしていたから色のある絵が苦手だったようです。
そのままの色を求めるなら写真で十分だもんね。
もちろん、そのままの色を出そうとするのも大切です。
でも私には被写体を色まで正確に描きだすよりは、色くらいは自分のもので出すほうがやりやすいみたいです。
割と当たり前のことかもしれないけれど。形だけじゃなくて色まで正確を求めるのは体力も使う大変なことですから。
でもそのまま自分の目をとおして見えた色を書こうとしたほうが絵を描いてるって感じ。
すこし分かったように言うと、絵を楽しむって見えたものを描くんじゃなくて、その風景をみた私の心の色を描くものなのね。
文章も一緒だと思います。文のほうがより鮮明に心が映るし、こうして書いているのは風景よりも私の内部のことを書いてる。思えば文では風景を描写したことはあまりないかも。
文章で場面を正確に描写するのは難しいもんね。
だから基本が私の心を描くことの作文は大好き。
結局絵も文もあるものどうしを組み合わせてどう表すかがひとそれぞれで面白い。
言葉なら色は擬態語なのかな?
ぽたぽたの絵の具、しとしとの絵の具、きらきらの絵の具、、、、
少しずつだしてかいていく。
これが創作の楽しさなのかも。
2024.6.6
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