ほんのり滲む煙草の光は、
燃え尽きかけて燻るだけの花火みたいだ。
二度と火花を散らすことなどないだろう。
美しく、綺麗だなんて
誰も想わない。
ただ、
だらしなく
ぐずぐずと残り火が灯っているだけ。

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